45歳の江波良介は自分の人生をリセットするために、会社を辞めた。
半年前に亡くなった妻の生命保険を元手に、かつて不倫関係にあった日出子を訪ねて能登へ。そして日出子を伴ってイタリアへ。
妻への想い、日出子との関係、娘や息子への接し方。
無職で自由な日々の中で江波は何を考え、何を得るのか。
先日、久々に宮本輝さんの作品を読んで、懐かしくなって。
今は図書館本しか読んでいないけれど、昔は購入していたので宮本輝さんの本もそこそこ家の本棚に並んでいる。
その中で一番記憶が薄かったのがこの小説だったので、読み返してみることに。
宮本輝さんってゴルフ好きやったんやな・・・
そんなイメージなかったけど。
そして、めっちゃ男目線やな・・・
それにしても、読み返してみても1ミリも思い出さなかった。
当時、何を考えながらこの小説を読んだのかなーとそのころの自分に興味がわいた。何歳頃かも分からないけれど![]()