仕事も恋愛もうまくいかず、母親の世話を大義名分にして実家に逃げ帰った主人公・都。
勤め先のアウトレットで知り合った寿司職人の貫一と付き合い始めるが、何もかも思うようにはならない。優柔不断にグズグズしているうちに、月日は流れ、周囲はどんどん変化していく。
自分が本当に求めているものは何なんだろう?
久々に山本文緒さんの小説を読んだ。
なかなかおもしろかった。
でもプロローグとエピローグはいらなかったかなー
時間を埋めるための説明描写が多すぎて。
あと1冊分くらい小説書けそう。
結局、都はなんだったんだろう。
小説で描かれている期間中に成長したフシは見えなかったけど
弱そうに見えて実はもともと図太くたくましかったってこと?![]()