遊郭が軒を連ねる島。
捨て子の姉弟・白亜とスケキヨは、ふたりで寄り添うように生きてきたが
やがて離れ離れにされ、売られていく運命だ。
逆らえない宿命と受け入れつつも、お互いを想う気持ちは強く、
年月を経ても、周りも巻き込んで騒ぎを起こす。
美しい姉弟の哀しい物語。
なんか自分も生ぬるい水の中にもぐりこんでブクブクしながら
島を眺めているような気分だった。
ストーリーは先が気になってどんどん読めたけれど
読み終わったときはやっと水から上がって呼吸ができるようになったような感じだった。
そんな御伽噺。