『男役』、『娘役』に続くタカラヅカシリーズ第3弾。
組に属さない専科さんと呼ばれる芸のスペシャリストにスポットが当てられる。
しかしながら、「大劇場に棲みつくファントム」とか
「娘役に熱を上げるヤクザ」とかの
ファンタジックな設定が今回はなかったため
その分、盛り上がりに欠けたかな・・・
私がタカラヅカファンではないから余計に感じるのかもだけど
とにかく作者のヅカ熱がすごい!
必要以上にエピソード盛り込みすぎ!!
何年後、とかに話が飛ぶときでも
その「何年間」にあった出来事を延々と書きまくる!!
もはや小説ではなく・・・ん、何だ!?![]()
でも、久しぶりにタカラヅカを観に行きたいなーという気持ちにはなった![]()
いまいち中山可穂さんという作家さんが分からないので
タカラヅカ関連以外の小説を一度読んでみようかな。