「私のお葬式は、裏庭でやる」
ミナトホテルを経営していた陽子さんが30年前に書いた書道が見つかって
「互助会」のメンバーたちは、陽子さんの一周忌をミナトホテルの裏庭でやろうと企画する。
しかし裏庭の鍵が見つからない。
主人公・芯は、祖父から鍵探しを依頼され、毎晩、仕事の後ミナトホテルに通うようになる・・・
裏庭の鍵が入った箱の暗証番号の4ケタの数字の意味。
「我儘の互助会」発足の経緯。
人が人を思う気持ちの深さに胸が痛くなる。
ストーリー展開がおもしろくて読んでしまう小説と
文章が好きで読んでしまう作家さんがいるが
寺地さんは後者だな。