時は明治
元名主・可津倉家の次男坊としてぼんやりと育った主人公・静助
維新後の時代の変化に流されつつも
生涯に渡り、花火を愛し私財を投じて打ち上げ続けた。
その結果、先祖代々守ってきた土地をどんどん売り払うことになり
江戸の鍵屋と並び称されるほどに成長した可津倉流の花火職人たちも
散り散りになってしまった。
それでも今なお子孫たちは愛情を持って静助について語り継いでいる・・・
花火職人の物語かと思っていたら、花火道楽の人のお話だった。
淡々と語られているせいか、登場人物の中でそこまで静助さんが
群を抜いて魅力的には感じられなかったのだけれど・・・![]()
どうせなら、実際に可津倉流を築き上げた藤太を主人公にしたものを読みたいな![]()