2年前のちょうど今頃。
知人が亡くなった。
私より2、3歳くらい下だったから、
34歳か35歳か。
彼が亡くなる直前の満月。
ちょっと体調が気になって、病院に検査に行っていた。
その病院内で倒れて、そのまま帰らぬ人に。
信じられなかったが、事実だった。
彼の訃報は、たまたま朝、私の実家に行った際、
母に聞かされた。
共通の友人からも連絡が来て一様に、信じられない。悔しい。と。
それでも、信じられないような、フワフワとした気持ちだった。
でも、時間が経つにつれ、じわじわと悲しみが込み上げてきた。
人のいのちとはわからないものだ。
寿命がいつ尽きるのか。
いつまで生きていられるのか。
いつまで生かされているのか。
わからない。
昨日の痛ましい事件。
何とも言えない気持ちになる。
テレビを付けると、どのチャンネルも事件の報道をしている。
思わず、画面に向かって手を合わせる。
生きるという事は簡単であり難しい。
死ぬという事も簡単であり難しい。
今、自分は何を思うのか。
自分に問いかけながら、今日も生きる。
笑顔がとても素敵で、みんなに可愛がられていた彼に想いを馳せて。