本日ミラビリアの引退が発表されました。
前走後は問題なかったものの、歩様の乱れから再度検査した結果、股関節のダメージを発見したとのこと。
新潟や小倉でのオープンでの走りを見てみたかったけど、繁殖のお仕事が待っているだけに、この判断は仕方ないです。
この仔はウオッカの近親であることと、兄弟の勝ち上がりの多さで出資を決めました。
2歳秋にデビューし、3歳初戦で勝ち上がり、その後は徐々に力をつけて3勝クラスまで出世してくれました。
障害に転向しても安定した走りで勝ち上がってくれました。
6歳3月を過ぎても現役続行と、息の長い活躍を見せてくれました。
平地で3勝、障害で1勝とノルマンディー魔の15年産の中では一番出世したんじゃないでしょうか。
一番の思い出は盛岡での東京カップけやき賞。
2勝クラスで苦戦が続く中、名前の通り「驚異的」な走りを見せての圧勝に、現地観戦していた自分に「奇跡」を見せてくれました。
この時は地方に移籍しても面白かったんじゃないかと思いました。
ほんとうに長い間の競走生活におつかれさま、そしてありがとうございました。
お世話してくれた中舘英二先生及び伊坂重信先生には感謝でいっぱいです。
産駒が募集されたら出資できればいいなあと思っています。
2020年9月、東京カップけやき賞のパドックにて。