シカゴの夏は、はっきり言って過ごしやすい。

毎日最高気温が27度くらいで、ちゃんと夏らしく暑いけど、からっとしていて木陰に入ると涼しい風が吹いている。

こんな時は湖沿いの緑地を散歩したりするのが最高だ。

ちょうど家から湖が徒歩1分なので、今日も妻と散歩してきた。


あと、湖沿いをジョギングするのも大分体が慣れてきて、たまに時間があってジョギングできないと、ああ、体を動かしたいなあ、と思うようになってきた。


相変わらず、コンクリートの上を長く走るとひざが痛くなるので、走るのは芝生の上。これだと柔らかくて長く走っていても足が痛くならない。ひざさえ克服すれば、シカゴマラソンとか、ロードレースみたいなのに挑戦できると思うんだけど、どうしたらいいのだろう?


9月から始まる秋学期に備えてミクロ経済学の予習をしたら、夕食に牛スジ肉を圧力並べて煮込んだビーフシチューを作り、食べる。

そして、妻が友達からもらってきたよしもとばななの本を読む。「TSUGUMI」「うたかた」「サンクチュアリ」「哀しい予感」と、短いのであっという間だ。


ぼくは男なので、女流作家の描く、女性の微妙な心持みたいなのを上手に表現した小説を読んでも、ふーんそうか、と思うだけでいまいちその世界に入っていけないのだけど、「哀しい予感」、はそういうのを超えて面白かった。主人公のおばさんのキャラクターはとても魅力的で、何不自由なく幸せな家庭に育てられた主人公の日常に突然忍び寄る影、というのは、結構普遍的なテーマだし、読んでいて心を動かされたように思う。そんなわけで、これが一番面白かった。








































今日は出産予定のNorthwestern病院で開催されるBreastfeeding Seminarに二人で行ってきた。


Breastfeeding、つまり母乳のあげ方について、である。

こういうトピックでも当然のように皆パートナー(=夫)同伴で、今日来た10組ほどの参加者もやはり全員カップルで参加していた。


他のだんなさんたちもいるので、母乳の上げ方、と言っても実技指導とかがあるわけではなく、あくまでもビデオを見たり、人形?みたいなのを使って姿勢を練習したりするだけ。それでも、なかなか奥が深く3時間のセミナーはあっという間に過ぎてしまった。


中でも講師が強調していたのが乳首の正しいくわえさせ方の重要性について、である。

アメリカでは日本と違い、出産前に特に乳房のマッサージとかそういうのはしないのだけど、それは何でもくわえ方さえ正しければ別にマッサージなんてしなくても大丈夫なはず、ということだそうだ。


ビデオでも正しいくわえ方をさせるために四苦八苦する初心者ママの様子がかなり延々と流される。

やはりというか、赤ちゃんも母親の思い通りに動いて口をあけるわけではないので相当最初は苦労しそうだ。

長いことかけてようやくくわえたと思ったら、「くわえ方が正しくない」とのことで看護婦にすぐはずされてしまったりする。


全体として、夫が代わりにやってあげることができないプロセスでもあるので見ていて複雑な気分になる。

そんなときは、旦那さんは授乳前・授乳後のおしめのチェックや、授乳中のパートナーに水を持ってきてあげるとうのサポートをせよとのこと。


この辺、アメリカでは「What Dads Can Do」に非常にうるさく、説明資料にも2~3ページに一度は、父親はこのときどうやってサポートすべきか、ということが書いてある。この辺はさすがというか、いいことである。




今日はシカゴのダウンタウンの中心にあるミレニアム・パークで無料のクラシックコンサートがあるということで妻と一緒に聴いてきた。


屋外で聴く気軽なものなのでまあさほど内容には期待できなそうかなと思っていたのだが、選曲がElgarのThe Dream of Gerontiusと渋い!合唱付きなので面白いかもしれないということで行ってきた。


ちょうど今日の気温は25度弱と、ちょっと暑いけど夕方になると涼しくなって気持ちいい。持ってきた折りたたみ椅子に座り、クーラーボックスからビールを出して飲みながらコンサートが始まるまで小説を読む。なかなかいい感じだ。


演奏のほうは、結論から言うとすごくうまかった。ソロもボリュームがあって、見せ場はしっかり声を出せていたし、オケも合唱も聴いている限りではミスもなく、しっかり練習してあった感じ。


でも、やっぱりこういう渋い、奥ゆかしい曲はアメリカの野外コンサートでやるにはあまり合わないみたいである。前のアメリカ人の中年夫婦は途中ですっかり退屈という感じで席を立っていたし、すぐ後ろで演奏中もぺちゃくちゃしゃべっていたおばさん3人組も30分ちょっとでいなくなった。きっと持ってきたご飯を食べてしまったからだろう。


こういう場ではやっぱりボレロとか、新世界より、とか誰でも知っているメロディーが入っているのをやらないと、なんだかみんな集中力が続かないようである。大体、繊細な音・表現を聴くのは周りがうるさすぎて土台無理なんだから、派手な曲をやるのが正解みたいである。


そんなわけで2時間の演奏が終わったときにはちょっと周りも閑散としてきていた。いい演奏なのにもったいない。


↓会場の様子
YoshのPhDファイナンス日記-コンサート2

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