精油辞典 クローブ | 薬剤師が伝えたい◆色んな事

薬剤師が伝えたい◆色んな事

健康ヲタ、医療の裏話、スピリチュアルなど、なんでもありのブログです

クローブ Eucalyptus radiate
 

フトモモ科  抽出部位:生の状態のつぼみ 

オリエンタル調 エキゾチックでスパイシーな香り


主要(有用)成分

・フェノール類:オイゲノール        75~90%  
・エステル類:酢酸オイゲノール        5~20%
・セスキテルペン炭化水素類:β―カリオフィレン 3~10%
 その他:セスキテルペン炭化水素類:α―ヒュムレン


各化合物の作用

・フェノール類の特性
  抗寄生虫、抗菌、抗ウィルス、抗真菌、強壮、刺激、
  免疫刺激、加温作用
  ※フェノール類の抗菌作用は、香りの成分中、最も強い
   各種感染症、特に感染性の消化器疾患に有用。

(オイゲノールの固有作用:鎮痙攣、鎮痛、麻酔、通経作用)
   強い神経麻痺作用は歯痛に有用。

・エステル類の特性
  鎮痙れん、神経バランス回復、鎮静、鎮痛、抗炎症、
  血圧降下作用
  (エステル類の含有率は低いため、血圧降下よりはオイゲノールにより、上昇する傾向にある。
  

・セスキテルペン炭化水素類の特性
  強壮、刺激作用
  


適応例

・歯と口腔の感染症(扁桃炎、歯痛、口内炎)
・ウィルス性肝炎、風邪、帯状疱疹、単純ヘルペス、
膀胱炎、
・卵管炎、膣炎、カンジダ症、無月経
・身体、精神、性的衰弱
・アメーバ赤痢、マラリア、コレラ
・皮膚真菌(水虫)、寄生虫、疥癬、ニキビ、感染した傷口、 虫刺され、白斑
・気管支炎、のどの炎症、結核、副鼻腔炎(蓄膿症)
・細菌性&ウィルス性腸炎、下痢
・リウマチ、関節炎、抜歯後の痛み、陣痛の強化、
低血圧症、多発性硬化症
・免疫力低下、甲状腺の不調 など

!使用上の注意

10%以下に希釈(原液を塗布しない)
5歳以下、妊婦、授乳中は使用しない

相性の良い精油

★フランキンセンス、ミルラ、ローズ、ラベンダー、
 クラリセージ、柑橘系、 ローレル、イランイラン