最近、若い世代に「夕方老眼」と呼ばれる状態の人が増えているようです。これは、日中のパソコン作業などで目を酷使し、夕方になるとかすみ目やゴロゴロ感などの不快な症状が現れることです。「平成15年 技術革新と労働に関する実態調査」(厚生労働省調べ)によると、仕事でコンピューターと使う人の実に約90%が目の疲れや痛みを感じています。また、日本人の800万人以上が目の乾きや疲れを感じる「ドライアイ」になっているともいわれています。
子供達の視力低下も深刻です。「平成20年度学校保健統計調査」(文部科学省調べ)では、幼稚園児・小学生の約30%、中・高生の50%以上が視力1.0未満であることが分かりました。
仕事や勉強が終わっても、携帯電話やテレビ、DVD、ゲーム機など、私たちの身の周りには目を酷使する誘惑がいっぱいあります。そのうえ、これらに集中して夜更かしすると、生活が夜型になり、目を休める時間は減ってしまいます。
目に疲れを感じている人は増えているのに、そのうち治るだろうと放っておく人も多いようです。軽い疲れ目なら、一晩ぐっすり眠れば、ほとんど改善しますが、疲れをためるほど回復しにくくなります。しかも、目の奥には視神経のほかに脳の神経も集中しているため、目の疲れから頭痛、イライラ、吐き気、倦怠感などの全身の症状が引き起こされることもあるので注意が必要です。
来週がはアイケアについてご紹介します。