今回は、「アンチエイジングにカロリー制限」について書いてみたいと思います。

「いつまでも、若々しく元気でいたい」とは誰もが望むことだと思います。では、長寿を実現するためにはどうしたらよいのでしょう。2006年5月、アメリカでアンチエイジングに関する、興味深い研究報告がありました。研究では、運動習慣あるいは低カロリー食の摂取といったライフスタイルと代謝に関する指標との関係が調べられました。

84名の男女を対象に、平均6年間の検討が行われ、
(1)バランスの取れた低カロリー食を摂っているグループ
(2)欧米型の食事を摂り、かつ定期的な運動習慣を持っているグループ
(3)欧米型の食事のみのグループ

で比較されました。なお摂取カロリーは、(1)では平均して約1779kcal、(2)と(3)では平均して2600kcalです。

この3つのグループで、代謝に関係する指標を測定したところ、(1)のバランスの取れた低カロリー食を摂っているグループが、アンチエイジング(長寿)に有利な結果となりました。

この研究で興味深いのは、運動習慣よりも、バランスの取れた低カロリー食の方が、アンチエイジングに効果的かもしれないというデータです。
この研究結果をもとにすると、食べる事でストレスを解消し、食べた分は運動をする方にとっては大変な結果になってしまいます。

近年のアンチエイジングの研究の続きは、また来週にしたいと思います。 
 今週で、防災に関しては最終回です。「非常用持ち出しバッグ」について書いてみたいと思います。
 非常用持ち出しバックとは、避難所に持っていくアイテムをまとめたものです。災害が起こると、最低3日間は交通機関が整わず、救援も滞るる言われています。バッグには色々詰めたくなってしまいますが、本当に役立つものを、すぐ避難できる大きさにまとめる事が大切です。市販の防災バッグのセットをお持ちなら、家族に必要な中身を残し、使い慣れた持ち物を足すとようでしょう。バッグに詰めて、大人が持ち運べる重さの目安は10kgくらいとされています。でもこの重さを、じゃがいもに換算すると約70個です。こんなに持てるでしょうか?詰め終わったら、自力で運べるか試してみて下さい。もし、無理なら、小分けにするなどしましょう。子供がいる場合は、連れて逃げる事もイメージして下さい。

 是非入れておきたいものリスト
ラジオ:1番手軽で確実に、最新情報が手に入ります
懐中電灯:最近では電池いらずのもの、電球を取り替えなくてもよいものもあります
電池:ラジオや懐中電灯に入れた電池は、定期的に確認を。予備も入れておきましょう
寝袋:小さくまとめられるものが便利。毛布や防災ずきん代わりにもなります
衣類・下着:最低でも、1人1組ずつ、子供のものは多めに
タオル:吸水、速乾性にすぐれたものを、家族の人数分。圧縮タイプのものなら、かさも減らせます
薬、救急セット:いつも飲んでいる薬は、必ず準備して下さい。傷テープや常備薬もお忘れなく
マッチ・ライター:固形燃料に火をつけるなど、避難生活では欠かせません
カイロ:冬の広い避難所は底冷えします。カイロがあると安心
大きなビニール袋:水を運んだり、一辺を切ってカッパにしたり。火災のときは煙よけにも
万能ツールナイフ:ナイフや缶切り、せんぬきなど、便利なツールがひとつになったもの
雨具:上下に分かれ、コンパクトにたためるものがおすすめ。防寒にも
軍手:けがの防止や、防寒に
ティッシュ:タオル代わりに、傷の手当てに、トイレのときに、使い道は色々あります
食料:3日分程度用意しましょう。常温で長期保存できるレトルト食品や、缶詰などがおすすめです。また、いつも食べなれたものがあれば、雰囲気の違う避難所でもほっとできるでしょう
水:非常用持ち出しバッグに入れる水は、最低でも1人1リットル3日分程度を準備するのが理想的。持てる範囲で、出来るだけ多めに入れて下さい

必要にあわせて
生理用品:救援物資として届かないこともあるので、女性は必携
子供のもの:粉ミルクやおむつなどを多めに用意。お気に入りのおもちゃも入れておくとよいでしょう
めがね・コンタクト:予備としてあまっているものがあればバッグへ

おすすめのバッグはアウトドア用リュック。背負えるタイプは両手が空くので、避難もスムーズです

あると便利なグッズ
身だしなみグッズ:お風呂に入れないなど、不自由な避難生活では体調も崩しがち。身のまわりをきれいに出来れば、気分すっきり、ストレス解消も解消できます
ホイッスル:助けを呼ぶ時に
携帯トイレ:トイレの我慢は出来ません
アウトドア用品:厳しい環境を考えて作られたアウトドア用品には、災害時にも役立つものがたくさん。テント、カセットコンロ、食器セットなど、かさばるものは車のトランクに積んでおくのも手
給水タンク:給水車から水を運ぶ時に活躍。コンパクトに折りたためるものなら、保管、持ち運びも簡単です

今回で、防災に関してはおしまいです。少しでも、お役に立てればと思います。
先週までは、防災チェック表について書いていましたが、安全な部屋づくりのためにやっておきたいことを3つにまとめると
家具、家電、照明は固定する
ガラスが飛び散らない工夫をする
荷物は整理整頓。いらないものは捨てる
になります。参考にしてみて下さい。
 
今週は「備え」について書いてみたいと思います。
1週間分の水と食料をストック
災害後は、食料などがなかなか手にいれられないことがあります。交通手段が途絶えれば、配給だって遅れるかもしれません。非常時に備えて、おうちには1週間分の水と食料を確保しましょう。
人が生きていく上で、一番大切なのは水です。1日当り、1人約2リットル必要です。ペットボトルのミネラルウォーターをストックするのは、今や防災の常識ですね。最近では、レトルトやフリーズドライ食品など、長期保存も出来る、おいしい食品がたくさん登場しています。みんなで楽しみながら、お気に入りの食料を選んでみてはいかがでしょうか。赤ちゃんがいる家庭には、粉ミルクや離乳食の備えが必要です。また、お気に入りのお菓子もストックしておきたいものです。お年寄りの方は、配給のお弁当がのどを通らない恐れもあるので、レトルトのお粥などを用意しておくとよいでしょう。
避難、連絡先などの情報を交換しよう
家族全員がおうちにいる時に、災害が起こるとは限りません。もし離れ離れになったら、どこに避難するか、どうやって連絡を取り合うかを確認しておきましょう。また、日頃から災害の情報を敏感にキャッチする事も大切です。インターネットの国土交通省・防災情報提供センター(http://www.bosaijoho.go.jp/)では、災害や気象など、いろいろな最新情報を提供しています。時々チェックしてみてはいかがでしょうか?

来週は最終回で、「非常用持ち出しバック」について書いてみたいと思います。最後までお付き合い下さい。