では実際に何の事業かと言うと通信です。

通信と言っても当時はネットではなく電話と言う事業

ちょうど1985年に電電公社がNTTとなって民営化され、

通信機器や通信インフラが新たに新規参入した企業が多かったのです。

回線系ではDDI(第2電電)、日本テレコム、日本高速通信などが参入し、

端末などは今までは電電公社が独占的に販売した機器以外は接続できなかったのですが

自営というカテゴリーで規格に合えば接続することができるようになりました。

 

このおかげでミッキーマウスの電話機やしゃれた電話機が個人宅につけれるようになったのです。

と同時にオフィスなどでは電電公社1強だった市場に民間の端末が接続できるようになったのです。

家のダイヤルやプッシュボタンの電話機に回線切り替えガッチャンコボタンがついてたようなビジネスホンが

一気に華やかになってきたわけです。

もともと電電公社の電話機を作ってた岩通さん、日通通さん、富士通さん、NECさん、パナソニックさんなどが

自社ブランドでシステムを販売しだしたのです。

 

まぁ強いのは公社の電話システムを作ってた岩通さん、日電通さん、富士通さん、NECさんなどですね

事務所内の電話システムを入れ替えるのに工事業者が手慣れているのもありますね。

市場的には強かったです。

 

そういった事業に新規参入したわけです。

ここで大きな問題なのは、端末(ユーザーが使う機器)は入れ替えることができても

回線系はNTTしか選択肢がなかったのです。

 

※第2電電やテレコムは通信料が安くなりますよって触れ込みで自社ネットワークを使って

回線提供する仕組みしかできなかったのですね

つまりお客さんの事務所から直近のNTTの交換機まではNTTの設備

そこから新電電の交換機に接続して先方の近隣までお安く接続し、新電電の交換機からは

NTTの回線を使って先方に接続するという形だったのです。

これを足周りはNTTって言ってました。

このころはエンドユーザーまではNTTの設備を使うしかなかったのですよね。

さすがに自社でエンドユーザーまで回線を提供するまではできなかったのです。

なぜかというと電信柱から増設することになりますのでね。

(この辺は今のスマホの格安SIMとは真逆の仕組みかと思います。

格安SIMは自分の端末からAPNによって格安回線会社に接続して、NTTやソフトバンク、Auなどの

回線を経由してインターネット接続してます。)

 

まぁそんな感じでオフィス内で使用するビジネスホンを自営という新しい仕組みで提供できるように

なったわけなんです。

そこに参入したわけです。

が、今までのノウハウがある岩通さんや日通工さん、富士通さん、NECさんとは違って

自社ですべてを開発できるかと言えば、そんな時間も解発費用や規格適合試験も取れなかったのです。

じゃぁどうするか

NTTが国内通信企業にお願いしたようにOEMです。
他社が作った製品を自社製品ブランドとして売り出すわけです。

が、当時NTTのOEMで作ってくれれたメーカーさんにお願いすればこんな楽なことはなかったのですが、

提携先が米国の通信企業だったのです。

まぁこの時点でひと悶着あるある

 

続きます。