コーヒーは健康に悪い?? | 薬剤師発!健康へのブログ

コーヒーは健康に悪い??

保険薬剤師の米澤よしゆきです。

前回の記事で、チョコレートとニキビの
関連性を書きました。

しかし・・世の中には、
チョコのように、それ自体は悪くないのに
昔からの言い伝えのようなものによって
濡れ衣をきせられているような可哀想な
食品があります。


チョコの他にそのような目にあっているものの
代表はなんと言ってもコーヒーじゃないでしょうか?

$薬剤師発!健康と美肌・透明肌へのブログ-coffee













「コーヒーを飲みすぎると胃が荒れる」

しかし、胃が荒れる元凶とされているカフェインは
コーヒーだけではなく、紅茶・緑茶にも含まれ、
多少コーヒーのほうが含有量は多いものの健康に影響を
及ぼすほどの差異はありません。

「胃が荒れるだけではなく胃ガンになる」

これもよく言われていたお決まりのセリフです。

しかし最近の研究で
コーヒーの香りの元の成分である「クロロゲン酸」に
ガンを押さえ込む作用があることがわかってきました。

食道ガン・胃ガン、そしてここ数年は肝臓ガンのリスクを
軽減するというレポートがあります。

残念ながらクロロゲン酸の明確な制ガン作用のメカニズムは
まだ詳しく分かっていないのですが、どうやら本当に
カラダにいいらしいことは分かっています。

皆さん、安心してコーヒーの豊かな香に包まれて
ティータイムを楽しんでくださいませコーヒー

ちなみに、
どうしてもカフェインが気になる方は、
水出しコーヒーにすると、グッとカフェイン量を
減らすことができますよ。

追記:

時代の流れとともに、「健康に良いこと」「悪いこと」
の基準が変化していますよね。

代表的なものといえば、

「日光浴」・・・母子手帳から日光浴の項目が削除されました。

「乾布まさつ」・・・多くの皮膚トラブルを生みました。

「部活の練習中に水分補給をガマン」・・・いまや飲み放題です。

僕たちは、常に健康に対する情報をアップデートし続けないと
いけないようですね。

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