睡眠不足がまねく肥満のワケ | 薬剤師発!健康へのブログ

睡眠不足がまねく肥満のワケ

保険薬剤師の米澤よしゆきです。

年末の記事で

ダイエットにおいて夜食は厳禁

と書きました。


夜更かしはダイエットの敵むかっということで

もうひとつ補足しておこうと思います。


夜食がダイエットの大敵であることは今さらですが、

睡眠不足自体も生理学的に肥満を招くことになると言えます。


まず、脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンについて

お話します。

このホルモンは脳に体脂肪の多さを伝える働きがあります。

レプチンが増えると脳は食欲を抑えるとともに

安静時の基礎代謝量をアップします。

結果、体脂肪は減る方向に向かいます。


しかし、睡眠不足になると、このレプチンの量が減ることが分かっていて

結果、食欲がセーブできず、基礎代謝量もダウンします。



$薬剤師発!健康と美肌・透明肌へのブログ-sl1





















また、

空腹時に胃から分泌されるグレリンというホルモンは

食欲を増すホルモンで、睡眠不足になると増えてきます。


4時間睡眠と8時間睡眠を比べると、

前者の方がグレリンの血中濃度が25%ほど多くなっています。

$薬剤師発!健康と美肌・透明肌へのブログ-sl2











睡眠時間が短いと、

たとえ夜食を食べないとしても、しっかりカラダは

太る方向に走るのですね。

みなさん、健康のため、メタボリック対策のため

夜更かしは控えてしっかり寝ましょうね合格



ペタしてね