気持ちのいい日が続きますね。
先日、
お叱りのメールをいただきましたので、
それについて、少しだけお話しさせていただきます。
事の発端は、私が、「・・・・糖尿病またはその予備軍の方は・・・中略・・・ファストフードは卒業するべきだ・・・特に、肥満傾向にある方は、なおさらだと思います。・・・・」
というようなことを話したことです。
私は、
未来の我が国を背負って行ってくれる若い人、
その中でも、
幼稚園から高校生くらいまでが、
ファストフードのお店にあふれていることを、
憂えたので、
分別のあるおとなに話したわけです。
きょうも、
そのタイプのお店を眺めましたら、
若年者や親子連れでごった返していました。
都心と地方都市では、
外見も異なるかもしれません。
地方では、
ドライブスルーになっていたりして、
昔とは雰囲気が変わりましたが・・・。
私は、
以前家族旅行に出かけたときに、
渋滞に巻き込まれ、
夜中にあるファストフードのお店に
入ったことがありました。
24時間営業のそのお店は、
たまたま、
フライドポテトを揚げるフライヤーの
メンテナンスをしていました。
いい機会だと思い、息子に話しました。
「あの、カウンターの奥のフライドポテトを揚げるところを見てごらん。今掃除をしてるから・・・。」
その直後、
フライヤーの中に白いかたまりが
缶から取り出され、ボタンズデンと、
(空であろう)フライヤーの中にどっさり、
入れられました。
その真っ白な固形のものを、息子は見ながら、
「あれなに?」
と私にいいました。
「あれはショートニングだよ」
「ショートニング?、掃除に使うワックスか何か?」
「ワックスじゃないよ。あれを熱くすると、溶けて液状の油になるんだ。それで、おいしいフライドポテトがカラッとできあがるんだ。」
「・・・・ワックスかと思った・・・」
「ショートニングってのは、お菓子にはよく使われるんだ・・・。」
「からだにいいんだ、おいしくできるってことは・・・」
「逆だ、先進国でこれを堂々と使ってんのは、日本ぐらいだ・・。」
「ええっ?マジ?・・・」
そのお店を出て、その先の牛丼やさんへ行って、野菜サラダと牛丼(小)とお味噌汁と生卵とおしんこと備え付けのショウガを食べました・・・(笑)。
これは、いい経験でした。
中学生に、ショートニングに含まれるトランス脂肪酸のことを、クルマの中でゆっくり、わかりやすく話してあげられたのですから。
当然「動脈硬化」ということ、それが原因で、どんな病気が起こり、その病気が突然発症したらどんなに悲しいか、辛いか、を話してあげられました。
「脳や心臓の病気ってお年寄りだけじゃないんだ・・・。若い人もなるかもしれないんだ・・・。」
と息子がつぶやきました。
糖尿病の方や肥満傾向の方はファストフードの利用をできれば減らした方がいい・・・という私の暴言(?)で、不愉快に思った方にはお詫びします。
ただし、これはイメージやその場の思いつきで話したわけではありません。
ささやかな言い訳をさせてください。
実は、
ミネソタ大(USA)の研究グループは
ファストフードを利用する頻度の高い人に
「インスリンが効かなくなること」
「体重が増加すること」
が発生するという相関を見いだし報告しているのです。
(Lancet 2005;365:36-42)
このLancetという医学の専門誌は、
ご存じのように、非常に権威ある雑誌です。
この雑誌に、投稿記事が掲載されるということは、
厳しい審査をクリアしているということで、
ある意味で、医学の世界が、「真正面から見る」と言っても言いすぎではないと、私は考えます。
つまり、
ファストフードを多く利用すると
「糖尿病につながる」
ということが、
学問的にも明らかにされているのです。
2005年の発表です。
その上、糖尿病患者さんにとっても、
血管に対して負の因子である
とおおむね認識されているショートニングは
今なお、国民的な店舗でも、使われ続けています。
ショートニングのどこが悪い!!
と言う声が聞こえそうですが、
これ以上の言及は、控えます。
ハッピーセットは
いったいいつ
本当のハッピーセットになるのでしょうか。
フライドポテトは、今あまり食べませんが、実は大好きなんです・・・・。
よくよく考えると・・・
あれって、かなり塩味濃いですよね。
もしかして、「塩」にたぶらかされて
やめられないとまらない・・・ってこと・・・
・・・ないでしょうか。
今日も明日も佳き日です、きっと。
またお会いできたことがうれしいかぎりです。