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糖尿病を根治させる究極の技

百戦錬磨のスーパー薬剤師「糖尿根治メンター品川俊徳」が
あなたやご家族を経過観察医療の蟻地獄から守ります。
[*当サイトで糖尿病とは2型糖尿病を指します]

ブドウ糖スパイクという言葉があります。


これは、


糖質を口から摂取したあと、


血糖値の変化をグラフで見ると、


スパイク状に高くなることをいいます。


鋭い山のようです。




空腹時血糖値が110mg/dlくらいの方でも


食後1時間くらいから2時間くらいで


200mg/dl超の方が結構いらっしゃいます。


180mg/dlを超え続けていると、


凶器のような糖化が


いたるところで進むとも言われています。




正常人では2時間値で140mg/dlを


超えることはほとんどありません。




このブドウ糖スパイクは、


1日の血糖値の変動の幅を大きくします。


この幅が大きいほど、


「酸化ストレス」


が発生する可能性が大きくなると、


言われています。




例えば、前にお話しした、


「食後高血糖の危険」にあったように、


「活性酸素」をアクティブにします。


これは、


血管に視点を移してみれば、


「血管の炎症」


「血管壁の働きの低下」


をまねきますから、


当然、動脈硬化を進行させます




また、




食後2時間値が148mg/dl超では


頸動脈の血管壁(内膜中膜)が厚くなる


(動脈硬化が進む)




という報告もあります。




また、


食後2時間値が200mg/dl超では


心筋梗塞で亡くなる割合は急増する


という報告があります。




まさに、食後高血糖は、


わたしたちの「からだ」の


「恒常性」がかき乱されているようです。


したがって、


さまざまな疾患を誘発してくる可能性大なわけです。




「逆」には意味がある・・・・


ピンチはチャンスといいますが、




糖質のコントロールがうまくいけば


「様々な病気が快方へ向かう可能性が大きい」


ということではないか・・・


と私は考えています。




実際、


方法論はいろいろありますが、




インスリン注や


血糖降下剤をたくさん使って、厳格に


空腹時血糖値と食後血糖値を


コントロールした場合は


ケースバイケースで・・・


「アコード試験」で判っているとおり、


あまり好ましくないと私は考えていますが、




医薬品に依存することなく、


糖質コントロールがうまくいくと


血糖値はもちろん、


高脂血症や


高尿酸血症、


高血圧、


鬱状態、


ED、


アトピー性皮膚炎etc.


などが改善してゆく例を


たくさん見ています。




なんと言っても、


わたしたちの健康は


「恒常性の維持」


をかき乱さないことが第一だと思います。




キレやすい若年者たちも


血中ブドウ糖すなわち


脳の適切なブドウ糖濃度を保てば


「キレ」が激減するという話も聞きます。


共感できる話です。




わたしたちの主たるエネルギー源の


「ブドウ糖」のコントロール


は、


「よりよく生きること」


(全てにおいて恒常性を維持するために


 努力を惜しまないこと)


に連動しているような気がします。




今日も素敵な一日になりますよう。


またお会いできてとてもうれしいです。

*OGTT…(経口糖負荷試験 / Oral Glucose Tolerance Testの略)


【基準値:~139mg/dl】 75g糖負荷試験2時間値




私が友人にOGTTを奨めた理由がもう一つあります。


それは、自分の状態を把握して欲しかったからです。

コメントにいただいたのですが、この検査をやりたがらない医療機関があるそうです。重篤な高血糖を招く恐れがあるなら、仕方ありませんが・・・驚きです。




その状態というのは、


1)インスリン分泌能が低下しているのか?


それとも


2)インスリンは普通に分泌されているけれども、


  そのインスリンの働きが悪いのか?




まず、


これらのいずれかをはっきりさせてから




今の状態が発生した理由を


自問自答すべきだと思うからです。




私の友人の場合、


1)である可能性は低いと私は考えます。


というのは、


空腹時血糖が95mg/dlだからです。




やはり2)であると予想しました。


つまり、内臓脂肪型肥満・・・☞インスリン抵抗性↑




ここで基本に立ち返り、


糖尿病かもしれない・・・となったとき、


「どんなタイプの糖尿病なのか」を


はっきりさせなくてはなりません。




これは、医師の力を借りなければまず無理です。




従ってその判断は医師に任せましょう。


1型糖尿病やその他の・・・例えば・・・


SPIDDM(slow progressive IDDM)だとか、




何らかの病気が原因で糖尿病の症状が出ている場合、


それを「二次性糖尿病」といったりしますが、




それら判定は、医師にお願いするべきです。




それらではないと判ったとき、


つまり、2型糖尿病だと判明したら、


そうなったバックグラウンドの検証をすべきです。




おそらく、生活習慣に問題があるはずですよね。




どこがいけなかったのかを


できる限り、考察することが、とても大切だと言えます




というより、それができれば、


おのずと根治への道を歩める確率が


格段に高くなります。




つまり、


出口の見えないトンネルに入り込まないで


生活習慣病に取り組めるということです。




いったいどこに問題があるのか?


食生活なのか・・・?


お酒が過ぎているのか?


運動の習慣の問題なのか?


ペットボトル症候群らしきはどうなのか?


家族に糖尿病が多く体質が問題なのか?




これを最初にはっきりさせ、対策を練れば、


効率のよい闘病ができますよね。




インスリン抵抗性が大きくなっている状態で


インスリンを分泌させる薬をどんどん使う・・・




確かに、血糖値は下がるでしょう。


しかしながら、原因を探り、


インスリン抵抗性を小さくすることを


実践しなっかぎり、根治はまず無理でしょう。




自分がどんな状態で発症したのかを


いつも意識に乗せておいて、


からだの勉強をして、


病気の勉強をしてゆく、




「食」を考え、


「運動」を考え、


必要があれば「薬」を学び、




そして、定期的に検査をし、


その結果を自分で評価できるようになる。




これらについて能動的に取り組むこと。




この路線を、


初期に確立できれば、


生活習慣病は恐れるに足らずです。




糖尿病の裾野がひろがっています。


身近にビギナーがいたら


是非指導してあげてください。






今日も明日も素敵な日になりますように。


またお会いできてうれしいです。


「もう一度言う。検査しろよ。


 OGTTという検査


 を必ずしてもらって、


 データチェックだね。」


*OGTT…(経口糖負荷試験 / Oral Glucose Tolerance Testの略)


【基準値:~139mg/dl】 75g糖負荷試験2時間値




と私の友人にアドバイスしました。


このアドバイスの理由についてお話ししています。


☞続きの記事ですので、前の方をお読みでない方は


 前の記事を読んでいただくと、よろしいかと。




この、


75g糖負荷試験2時間値


のデータがあれば、


彼の一日のざっくりとした血糖値の変化が


予想できるからです。




私が、


注目したいのは、


食後の高くなった血糖値が


「正常な低下」を


示すかどうかです。




この


OGTTのデータが140mg/dl未満


ならば、良しです。




なぜ、


これなら、まず良しなのか・・・




それは・・・、


まずは悲劇の突然死を招くリスク


軽減するからです。




エリートの突然死・・・よくあります。


まさか・・・


アスリートのような・・・


タフガイなあいつが・・・


信じられない・・・。




蛇足ですが、


糖尿病で死ぬという意味ではありません。




大血管障害です。


原因は動脈硬化です。


心臓の血管や脳の血管の障害です。


進行していたら待ったなし・・・の状況がいつ来るやら


わかりません。




ここで、


私が申し上げたいのは、


はっきりした2型糖尿病の方はもちろん、


境界型の方、


さらには疑わしいといわれている方、


さらには、


高脂血症の方、


高血圧の方、


悲しいかな少年のメタボ・・・




いずれも、


動脈硬化に向かっていることは、


事実です。




その現実を直視しなければなりません。




糖尿病が疑わしい方にもう一度申し上げます。




「空腹時血糖値は基準値なんだから…」


とそのままにしていると、


やがて空腹時にも血糖値が高い状態が


やってきます。




さらに、知っておいてください。


食後高血糖だけでも(空腹時は正常でも)、


長く続くと動脈硬化は確実に進み、


脳卒中や心筋梗塞といった重大な病気


のリスクが増大します。




このことは、海外国内問わず、


多くの大規模調査研究で


明らかにされているのです。




2007年版の国際糖尿病連合(IDF)が出した


『食後高血糖の管理に関するガイドライン』


を引用しておきます。


全て、科学的根拠裏付けのあるものです。


________________________


(1)脳卒中や心筋梗塞など(大血管疾患)のリスクを高める。


(2)糖尿病網膜症の発症リスクの上昇と関連する。


(3)頸動脈の血管壁(内膜中膜)が厚くなる


   (動脈硬化が進む)ことと関連する。


(4)動脈硬化などの引き金になる活性酸素の


   働きの活発化(酸化ストレス)、


   血管の炎症、


   血管壁の働きの低下、の原因になる。


(5)がんの発症リスクの上昇と関連する。


(6)高齢者の認知機能障害と関連する。


__________________________________


私は、


糖尿病が疑わしいというステージにきた方に


必ず、


今回の記事のようなこと(上記のこと)


をアドバイスします。


そして、取り組みを一緒に考えます。




正常と異常はだんだん乖離していきます。


早期なら、


正常に戻るのは、ひとまたぎ。


遅くなればなるほど


戻るのがたいへん。




ここで、すでに2型糖尿病のベテラン(?)の方に誤解されないように申し上げますが、


上記注意は新人達だけのものではありませんので、あしからず。


まず食後高血糖に陥らない工夫が、テーマですので。




このアプローチについて、私がまとめた「虎の巻」は


けっこう好評です。


欲しい方には差し上げたいのですが、


医師法や薬事法の問題、個人情報の問題等は、今はうるさくなっていますので・・・・・ごめんなさい。


・・・どうしてもという方は、内緒でご相談ください(笑)。




今日もすこぶる佳い日となりますように。


またお会いできたことにうれしさいっぱいです。


元スポーツマンの隠れ糖尿病について


掘り下げています。


前回の続きですので、


まだお読みでない方は、


お時間があれば、


前々回、前回からお読みくださいませ。




実際に、私の友人は、


検診で空腹時血糖値:95mg/dlで


HbA1c:6.0%というデータ。


さらに


TG(中性脂肪)とLDL(low density lipoprotein cholesterol:よく悪玉コレステロールとか言われる)


がいくらか高いという典型的なパターンです。




前にも何度も言いましたが、


糖尿病と高脂血症は


連動していることが多いようです。




その上、血圧が高めの状態となると


すみやかに、生活改善した方が、


残りの人生の「生活の質」を


思い通りにコントロールできるように思います。




HbA1c6.0% といのは、


皆さんならどう考えますか?




私は、・・・


お医者さんの考え方と食い違っても、


スルーしてくださいね。あくまでも、私の考え、「私感」です。




今の彼にとっては要注意だと思ったのです。




検査データというのは、


それぞれの方によって、


バックグラウンドが様々なので


たったひとつの数字からは


何も断定はできませんが、


ある程度の推論ができます。




HbA1cというデータは、


糖尿病の方で知らない方は


ほとんどいらっしゃらない、


と思います。




直近の、1~2ヶ月の血糖値の平均に相当する


と、あなたの主治医の先生から


説明されたと思います。




その通りなんですが、


私は、


その値から、実際のその期間の平均血糖値


どれくらいなのかを、


計算してみることにしています。




私が計算した結果として


私の友人の、


推定した平均血糖値


約140mg/dl


です。




ここで、私はまた推論します。


私の友人の空腹時血糖値は、


95mg/dl


です。悪くありません。




誰でも、食後は血糖値が上がりますから、


食直後はかなり高いはずです。




ですから、


平均血糖値と空腹時血糖値の差は


どんなふうなのかを、


調べる必要があると思うわけです。


平均したら140mg/dlなのですから。




彼は、


かなりハードなビジネスマンだと思います。


おそらく、間食などは皆無であり、


コーヒーは好きだと言っていましたから、


仕事のあいまに飲むでしょう。




彼に聞いてみると、


ブラックで結構飲むと言ってます。




スウィーツは全くと言っていいほど


食べないという情報も


話の中から得られました。




ということは、1日のうち、


2または3回の食事の間は、


彼の血糖値は


おおむね正常に近いのではないか・・・。




となると、


平均血糖値140mg/dlと


空腹時血糖値95mg/dlとの差は、


食後の高血糖を感じさせます。




しかしながら、


仕事中の多大なストレスが、


高血糖をたびたび誘発する可能性も


無視できないので、


医療機関の受診を伝えたのです。




「もう一度言う。検査しろよ。


 OGTTという検査


 を必ずしてもらって、


 データチェックだね。」


*OGTT…(経口糖負荷試験 / Oral Glucose Tolerance Testの略)


【基準値:~139mg/dl】 75g糖負荷試験2時間値




と彼に伝えました。




この、


75g糖負荷試験2時間値


のデータがあれば、


彼の一日のざっくりとした血糖値の変化が


予想できるからです。




私が、


注目したいのは、


食後の高くなった血糖値が


「正常な低下」を


示すかどうかです。




この


OGTTのデータが140mg/dl未満


ならば、良しです。




なぜ、


これなら、まず良しなのか・・・


それは、次回続けてお話しします。




今日も素敵な一日になりますように。


またお会いできた喜びに。



前回のフェイク糖尿病?友人の話の続きです。


なぜ、私が、友人に


「医者に行った方がいいよ。」


と言って、


医療機関での再検査を奨めたか?


それについて、お話ししてます。




お願い:


このブログで述べていることは


すべて私こと、品川俊徳の私感です。


これが


医療行為ではないことをご了解ください。


私の糖尿談義につきあっていただける方のみ


読み進めてくださいますよう


お願いいたします。


blogによって


治療方針を指示するものではありません。




まず彼のデータですが


空腹時血糖値は正常域


と言っていいでしょうが、


HbA1c6.0%は


正常かどうか疑わしいデータです。




というより、


要治療域にさしかかっています。


つまり、


なんらかの対策をした方がいい


と思われます。


できれば積極的に。




また、


彼がスポーツマンで、


大食漢であり、


ごはん(糖質)が大好きで


食べるのが早い・・・。


しかし、


今は昔のように運動をしていない。




まず、


すぐにごはんを主菜とともに


ほおばりましたので


(見ていて気持ちがいいのですが・・・)


これは、あまりよくない・・・。




このブログを読んでくださっている方は


すぐにお分かりになると思いますが


彼の食べ方は、


食後の血糖値を急激に高くする


「食べ方」


ですね。




そうです、


血糖値を急激に上げないような食べ方


の工夫は、必須ですね。




それが「あなた」を救うことになると思われます。


この工夫は栄養士さんが専門家ですから、


栄養士さんのブログやホームページをご覧になってください。


ざっくりですが、野菜や海藻、酢の物なんかが先ですね。


ごはんは後回し、がよいようですね。




若い頃、


かなり運動をした(元)スポーツマンの方が、


忙しくなって、


ストレスも結構あって、


食欲も旺盛(若い頃と遜色ない食欲・・・笑・・・)で、




声にも元気があふれている方の中には、


健康そうで、
一見、病気なんてしそうにもない


ように見える・・・、

でもメタボになりそうな方・・・、


結構よく見かけます。




心当たりのあるタフガイは、


チェックしてみてくださいね。




若いときに比べて・・・




肩、胸、太ももの筋肉が


しぼんでないですか?




その分、


ウエストがふっくらしてきてませんか?




頬や顎の脂肪はどうですか?




どうでしょうか?


該当するなら、


おそらく、運動をしているときに比べて


体重が増えている可能性がありますし、




血液中の中性脂肪(TG)が多くなっている


「可能性が大」です。

運動をやめてしまった人に限らず、
おなかの周りが、
ふくよかになってきたな・・・
と感じる方は・・・・。




さて、心当たりのある方は、


是非次回を読んでください。




ある日、


受け取る健康診断の結果に


どうするべきか迷わないために、


是非読んで欲しいと思います。


では、


続きは次回に。




今日も素敵な一日でしょうか、


明日も素敵な一日に。


またお会いできてとてもうれしいです。



検診で
空腹時血糖値:95mg/dl
HbA1c:6.0%
というデータだった友人の話をします。




仕事はかなりハードで活躍中です。
スポーツマンですが
今は忙しくてなかなか以前のようにはいかない現状。




ほかに、
TG(中性脂肪)と
LDL(
low density lipoprotein cholesterolよく悪玉コレステロールとか言われる
がいくらか高いのだという。




また、
いつもではないが、
時々血圧が高いときがあるらしい。




念のため、
一度、医療機関を受診するようにと
検査データの評価に付け加えられていたという。




久しぶりに会ったとき、
(今まで病気の話などしたことがないが)
たまたま彼から検査データの話が出たのだった。




「ネットで検査データを検索したが、
それと比べるかぎり、
たいしたことはないので、
食事に気をつけるつもりだ・・・」
という。




私たちは用件が済んだ後、


めしを食おうということになり、


彼のなじみの和食の店に行った。


クルマの問題もあるので、


アルコールはまたの機会と言うことで、


うまいものを喰おうとなった。




清楚な、落ち着いた店だった。


そこで、私は驚いた。


彼は、食べるのが早いのだ。


食べる量も私から見ると多すぎた。


「うまいごはん粒が大好きなんだ」


昔から彼の口癖だった。




食事が終わり、


これまた、お金を取られるのではないかと


思うくらい趣のある茶器で、
魅力的な緑茶がだされた。




私は、うれしくて、まず茶をいただいた。


そのあと、すぐにきりだした。




「医者に行った方がいいよ。」


なんでだ?


「糖尿が心配だから。」


だって、血糖値は正常だろうよ


「空腹時はね。でもそれだけじゃわからないよ」


忙しくて、なかなか病院にいってられないな。


「行った方がいい。治療はともかく・・・
 糖尿病がフェイクかそうじゃないか
 はっきりさせた方がいい。」


だけどなあ・・・。


「もう一度言う。検査しろよ。
 OGTTという検査を必ずしてもらって、
 データチェックだね。」


*OGTT…(経口糖負荷試験 / Oral Glucose Tolerance Testの略)


【基準値:~139mg/dl】 75g糖負荷試験2時間値




結論から言うと、
彼は糖尿病の初期でした。


あれから
1年くらい経ちますが、


様々なアドバイスをして
(友人のお節介かもしれないが)
服薬もすぐに必要なくなり、
生活習慣の立て直しと、
運動でコントロール良好のようです。




私が、なぜ、


第一声で、


「医者に行った方がいいよ。」


と言ったのか、


もうお分かりになりますね。


その説明は、次回に。


ちょっとの時間で結構です。


いままでのこのblogの話題を
思い出してみてください。




「医者に行った方がいいよ。」
と言った、


理由が見えてくると思います。




今日も明日も素敵な日でありますように。


お会いできてとてもうれしいです。


前回、脱線して、


食べた糖質を最終的に吸収できる形・・・


つまり、


単糖類にしてくれる酵素、


それを


アルファ - グルコシダーゼ(α-glucosidase


という話をしながら・・・




ダイコンや


からみ餅や


漱石の話になってしまいましたです。




この、αーグルコシダーゼ


(aseがつくから、酵素ですね・・・)


は、どこで働くのか、そうです、


主に小腸ですよね。




マルトース(麦芽糖=2両編成)を


ブドウ糖2個(1両ふたつ)に切り離す酵素ですからね。




そのあと、めでたく、1両になったブドウ糖は
「例のドア」から


「からだ」の中に入るんでした。




ところで、


糖尿病の薬の


「αーグルコシダーゼ阻害剤」


は、


この「αーグルコシダーゼ」の


切り離し作業、


そう鉄道マンの仕事を、


邪魔する「美魔女」でしたね。




小腸で切り離しが邪魔されると


ブドウ糖が「からだ」にはいってくる


速度が相対的に遅くなります。




これはどんな価値があるのか。




これは、とても、価値があります。


どんな価値かというと、


「食後の血糖値が高くなりすぎないようにする」


と言う価値、


ほんとにほんとに大切な働き、


です。




前に、


隠れ糖尿病のお話をしましたが、


糖尿病らしき状態なのに


簡単な検査では、


糖尿病と診断されない、


困った状態です。




おそらく、


公称以上に罹患している人は多いはず。




場合によっては、


低年齢化しているかもしれません。




若年者に肥満傾向があるんですから、


そうです、脂肪細胞の炎症・・・


インスリン抵抗性増大・・・




いずれ、れっきとした糖尿病です。




なぜ、見つかりにくいか、


お話ししましたが、


もう一度、言いますね。




大切なことは、何度でも言います。




通常、検査は・・・・


健康診断は朝食を摂らない状態で


受けることが一般的。




朝食を摂らずに、


採血して、


空腹時血糖値


というのをはかります。




隠れ・・・の場合は、


このデータは良好なんです。


ちゃんと、


100mg/dl を切るでしょう。




HbA1cもそこそこ正常にでるんです。




だから、アミに引っかからない。




何がいけないのか、


検査で大丈夫だから、


それでいいじゃない・・・


なんて言わないでください。




皆さんが受ける健康診断・・・


「絶対に方法論で間違っていない」


と言えますか?




私は、絶対正しいなんて、


いいたくない・・・。




現に、隠れ・・・は見つからない。




隠れ・・・にはどんな問題があるか・・・・


これは、食後高血糖です。




食べた直後の血糖値が、異様に高くなるのです。


でも、


ある時間経つと、


正常な血糖値を示している。




正常になるならいいじゃない・・・


なんて言わないでください。




食後高血糖は、リスクだ!と言ったはずです。




どんなリスクか?


そうです、大血管障害です。




これは、


糖尿病という診断がつかなくても


食後高血糖がスパイク状に続いていると


どんどん「動脈硬化」が


進行していることが


明らかにされています。




若い人でも、それも、太っていなくて


一見健康そうな人でも、


食後高血糖であったら


「動脈硬化」が進んでいる可能性は


大いにあります。




突然の心疾患、


脳血管障害が起こる可能性があります。




これは、場合によっては


「死」


に直結するときもありますよね。




それ以外に、


動脈硬化を進行させる食品の摂取、


喫煙、


ストレス、


さらには高血圧、


脂質代謝異常(高コレステロールなど)、


が複合すれば、


リスクは爆発的に高くなります。




でも、


例えば、食事療法で


食後高血糖が改善できれば


そのリスクは小さくなります。




運動で、筋肉を増やせば


やはりリスクが減ります。




様々な工夫をして、


血圧を正常にもっていけば


やはりリスクが減ります。




食事療法がうまくいかないなら、


αーグルコシダーゼ阻害剤を使えば


なんの苦労もなく、ある程度の


糖質制限をしたことになります。




また、糖尿病が進行していくと


αーグルコシダーゼ阻害剤


を中止して、


もっとシャープに


強制的に血糖値を下げる


薬にシフトしてゆくことが


多いのですが、


私は、


何としても、


糖質の制限は大切だと考えるので、


αーグルコシダーゼ阻害剤


は続けて欲しいと考えます。




でも、保険の関係もあるのか


主治医の先生が中止すれば


それも致し方ない。




糖尿病の難しいところです。




自分の意思が大切だと思うのですが。


その


「自分の意思」を確立するには


勉強がどうしても必要です。




根治へ向かうには


受け身の治療では無理だと思います。




主体にならないと、


根治する可能性まで


放棄して、保健医療の奴隷、


悪い言い方をすれば


一部の医療従事者の


「めしのたね」


にされる可能性があります。




そうなって欲しくないので


このblogを立ち上げました。




医療業界で生活の糧を


得ている「私」が


こんなことを言うのは


おかしいですが、




100%今の医療を良しとしますか?




よい医師に巡り会った方は


幸せです。


でもそうでない医師に


縁をもったら・・・・。




医師は、


あなたの治療の役に立つ


専門家に過ぎない。


主体は、あなたです。




医師に従属する立場が、


あなたの立場ではない。




リスペクトできる医師ですか、


あなたの主治医は?




彼ら専門家を使えるように


「患者としての智」を磨きましょう。




今日も明日も素敵な日になりますように。


またお会いできてうれしいです。



食べた糖質を最終的に吸収できる形・・・


つまり、


単糖類にしてくれる酵素、


それを


アルファ - グルコシダーゼ(α-glucosidase


といいます。




二糖類の麦芽糖(マルトース)という糖を


単糖に分解するので


マルターゼ(maltase)


とも呼ばれます。




ちょっと脱線。


今、


酵素をふたつ書きましたが、


そのふたつの名前に、


かたちの共通点を感じませんか。




そうです、


アルファベット表記では


最後(語尾)が -ase になっています。


これは、
「酵素」を示す接尾語の一種です。




このことを知っていると、


アルファベット表記の名前を見たとき


(あるいは聞いたとき)、


それが初めてでも、・・・ふむふむ
・・・酵素のことだな・・・


なんて判るときがあります。


知っていると


便利なときもあります、


・・・・・・・蛇足ですが。




例えば、


最初にでてきた唾液(だえき)


の中に含まれる酵素を


・・・アミラーゼと言いましたね。




これは「でんぷん」のことを


アミロース(amylose)とか


アミロペクチン(amylopectin) 


とか言います。




その表記の後ろの方を


カットして、-ase をつけると、


酵素のできあがりです。




amyl + ase ⇒ amylase(アミラーゼ)




別名;ジアスターゼ


とか言う場合もあります。




このジアスターゼは


「切り離す」と言う意味の


ギリシャ語からきているようです。




人類が初めて


科学的に


「酵素」を単離抽出したのは


この「アミラーゼ」でした。




ご存じのように、


このアミラーゼは


消化酵素のひとつですね。




糖質・・・例えばでんぷんを


「切り離す」酵素です。




「わたし」のからだの中では、


「唾液(だえき)や膵液(すいえき)


に含まれるんでしたね。




植物の中には・・・そうです、


「ダイコン」に含まれていたり、


「自然薯(ヤマイモ)」、「カブ」、


などに含まれているので


有名な酵素です。


どれも、私の大好きな食べ物です(微笑)。




医薬品では、


明治時代に特許取得された


「タカジアスターゼ」


というのが、消化薬のハシリです。




これは、


巨大製薬会社


(もと三共、現在は合併して第一三共)


の事実上の創業者が取った特許です。




昔から、


大根おろしといっしょに


お餅を食べると


胸やけが少ない、


胃がもたれない・・・


という「知恵」から、


発見にいたったようです。




タカジアスターゼは


「麹菌」


から抽出したようですが。




微生物から引っ張り出したのは、


大きな富を実現しましたね。


微生物がつくり出してくれるなら、


工業的に大量に製造できますもんね。




植物からでは、


時間がかかって、とても追いつきません。


がしかし、


その植物を食べればいいので、


わざわざ薬で摂らなくても良さそうですが、


消化薬は便利ではありますね。




製薬会社にもうけさせるのが、


ちょっと・・・というかたは、


自然回帰・・・消化酵素を


たくさん持っている植物を積極的にどうぞ。




それから、


そうです、タカジアスターゼ発見から、


まもなくして、


ダイコンジアスターゼ


が発見されます。古き良き「明治時代」です。




これは、


漱石の「吾輩は猫である」の中に登場して、


ダイコンは消化を促すということが、


日本中に知れ渡ったわけですね。




脱線して、


からみ餅の話にまで、なってしまいました。


でも、


「薬と食べ物」はごくごく至近距離だった


と言うことも判りますね。




「食は大切」です、毎日実感してます。


からだを知り、病を知り、食を知れば、


百戦あやうからず・・・ですね。




今日も明日もその次も


すこぶる佳き日でありますように。


また、お会いできてうれしくてうれしくて。


さて、前回は私の話の脱線で、医薬分業のお話になってしまいました。




ボグリボースやアカルボース、ミグリトールのことを話そうと思ったら、脱線してしまったのですね。




では、糖尿病の方にはぜひ読んでおいて欲しいお話を書いてみます。




ベイスン(ボグリボース)や


グルコバイ(アカルボース)、


セイブル(ミグリトール)は


【いずれも、食後高血糖を下げる糖尿病の飲み薬です。食直前に服用するようにと指導されるお薬です】


なぜ、


食事の前に服用しければなければならないのか?


これらの薬を飲むとおなかが張ったり、


おならがでたりすることがあるのはどうしてか?


果たしてこれらは、


食事をしないときでも服用しなければならないのか?




さて考えてみましょう。


糖質の消化吸収で考えましょう。




糖質は、構造で分類すると、


最小単位のブドウ糖(グルコースとも言いましたね)、


果糖(フルクトース)、そしてガラクトースでした。


これらを単糖類とも言います。




二糖類は、上記の単糖がふたつが、


手をつないだもので、


マルトース(麦芽糖)や


スクロース(ショ糖)


などですね。


すなわち、


ブドウ糖+ブドウ糖の構造はマルトース、


ブドウ糖+果糖の構造がスクロースです。


単なる分類です。




多糖類は・・・


たくさんの単糖が連続してつながったものです。


代表選手はでんぷん。


体内ではグリコーゲンも多糖類。


自然界では、ブドウ糖が単独で存在することはあまりなくて、でんぷんの様な形で存在するんですね。


植物が光合成でつくり出すのがでんぷんでしたね。


(小学校の理科ででてきました)




電車をイメージしてもいいかも。


単糖は1両編成。


二糖類は2両編成。


多糖類は多両編成。




では多両編成のでんぷんが口から入ったとして、


考えましょう。


例えばごはんでいいですかね。


口の中でかみ砕かれる。


唾液(だえき)がいっぱい。


この唾液と、かみ砕かれるごはんが、


よく混ぜ合わされるということは、


唾液の中に存在する,唾液アミラーゼという消化酵素と混ざり合うということです。


この消化酵素によって、


でんぷん(多両編成)から、


2両編成が少しずつ切り離されて、


つまりマルトース(麦芽糖)として、


分解されていくわけです。


そうです、だから噛んでると甘みが出てくるんです。




ゴクン・・・呑み込まれると、


多両編成と2両編成で食道を通り、胃を通り、十二指腸に入りますと膵臓(すいぞう)から分泌されている膵液(すいえき)に含まれるアミラーゼによって、さらにマルトース(麦芽糖:二糖類)として、切り離されます。




次は例の「小腸」に進むんです。


ここはポイントでしたね。


小腸から「からだ」の中に入るんでしたよね。


この小腸粘膜にある重要な酵素が存在します。


「αーグルコシダーゼ」という酵素です。




この酵素によって、2両編成が切り離されて


1両編成になります。


そうです、ようやく単糖類になるのです。


ブドウ糖などになって、


「例のドア」から中には入れます。




前にもお話ししましたが、1両編成にならないと


体内に吸収されないんです,「例のドアが開かない」。




ここから、入る1両編成が、毛細血管に入り、門脈に合流して肝臓にたどり着いて・・・・全身を巡る血液に溶け込んで、「わたし」の血糖値を決めるわけです。




この「αーグルコシダーゼ」という酵素がないと、


2両編成が1両編成になりませんから、「なか」には入れない。




この関係をうまく使ったのが


「αーグルコシダーゼ阻害剤」


という糖尿病薬です。




「αーグルコシダーゼ」


電車の連結を切り離す鉄道マンで、


1両ずつ切り離された電車がブドウ糖。


そこに、鉄道マンを誘惑して仕事をさせない「美魔女」が登場するわけです。


この「美魔女」は


鉄道マンが脇目もふらずにカップリングするような魔力を持った存在です(笑)。




つまり、この「美魔女」は


「αーグルコシダーゼ阻害剤」という、


糖質の「およそ1000倍もの強さを示す親和性」


をもった糖質類似物質(アナログ)です。




これにより、糖の吸収は大幅に遅れます。


すなわち、


食後に急激に上がる血糖値を阻止するわけです。




お分かりになりますね、


だから、食事をする前にこのタイプの薬はあらかじめ飲んでおくわけです。


最悪、食べ始めてからでも,服用すれば何とか間に合います。


とにかく、鉄道マンが仕事を始める前に、


誘惑しなければなりません(笑)。




次回は,この辺のことをもう少し見てみましょう。


糖尿病の方は、この流れを憶えておいてくださいね。




わたしは、このような働きをする植物を、自力で血糖値を下げたい方にご紹介してきました。


化学合成した医薬品はどうも使いたくない・・・という諸兄限定ですけれど。


私が発見したというのではなく、長い文化の中で培われたものを利用させていただくに過ぎませんが・・・。




そんなことも含めて、この


「αーグルコシダーゼ」


の働きと、その周辺をもう少し見てみましょう。


興味深いことがたくさんあります。




いろんな仲間が、活躍中です。




今日も明日も佳き日でありますよう。


またお会いできてうれしいです。


たまには薬剤師らしい話し聞きたいですね・・・と言われましたので、「薬」について、ちょっとお話しします。




ある日、ある人が、


「この薬はどうして食事の前に飲むんだろう?」


と言いました。近くにいた人(やはり糖尿病で同じ薬を服用する人・・・)が言いました。


「薬の袋に毎食直前服用って書いてあるからだよ、今更何いってんの?」


「・・・・・・」




この薬はボグリボースやアカルボース、ミグリトールのことです。最近は、院外処方せんの表記が一般名でもO.K.となりましたから、これでわかる方も多いかもしれません。




この「一般名表記で記載されること」は、薬剤師にとっては大きな意味を持ちます。


医師にとってはどうなのでしょう・・・。


わかりませんが、その表記を用いることで、処方一回につき、医師の処方料が20円増額になるそうです。


100人分で2000円ですか・・・。




そのせいではないと思いますが、最近よく見かけます、院外処方せんの一般名表記。




また、この春から、医薬品メーカーの接待がほぼ全面的に行われなくなったようです。


これからは、「メーカーのMRが接待した途端、ある医薬品の処方頻度が増える」という特徴的な現象も、見られなくなるのでしょうか。




以前は、


同一成分の薬を2社以上のメーカーが販売していて、その


商品名が異なる場合(例えば、降圧剤のアムロジンとノルバスクなど)、


処方せんは商品名で記載するのが決まりでしたから、


処方せんに「アムロジン錠5mg」と書かれていたら、


たとえ同種同効だったとしても、薬剤師が勝手に「ノルバスク錠5mg」を患者さんに渡してはいけなかったのです。




「薬学的に同等だ」と薬剤師が認めても、


処方医が「変更してよい」と言わないかぎり、


アムロジンと書かれた処方せんで


ノルバスクを渡してはいけないのです。




販売メーカーと商品名が異なるだけで、


「薬としてのパフォーマンスが全く同じもの」


であってもだめなのです。




私は、薬剤師になってから、ずっとこの不合理に疑問を感じていました。


もちろん、そんなことは諸外国ではあり得ませんでしたから。


私の妻は外国人ですが、


結婚当時、この話をしたとき、


(あり得ない話だったせいか)


私が何を言いたいのかを理解してもらうのに


難渋したことを憶えています。




もともと、日本では、


「薬は医者からもらうもの」でした。


でも、


日本が医療の手本にしたと言われるドイツでも、


医学雑誌では世界的権威のあるものが目白押しのイギリスでも、


医療先進国のアメリカでも、


「薬は医師が患者に渡してはいけない」のです。


それは、


「毒殺を恐れた時の支配者が、【疾病を診断する者】と【薬を扱う者】とを互いに独立の存在にさせた」と薬学生の時、薬学史で学びました。




Wikipediaを覗いてみましたら、


医薬分業の発祥の地である西洋では、国王などの権力者などが、陰謀に加担する医師によって毒殺されることを防ぐために、病気を診察するあるいは死亡診断書を書く者(医師)と薬を厳しく管理する者(薬剤師)をわけていたことに由来する。


医師と薬剤師の役割をわけることで、不適切薬を排除、過剰投薬等を抑制、二重チェック等の実施で薬物治療が社会と個人にとってより有益になるようにしたのがこの医薬分業の仕組みである。


医薬分業制度により、欧州の薬剤師は、医薬品の独占的な販売権や調剤権を国家から認められることと引き換えに、



  • いつでも、どこでも必要な薬を安定的に国民に供給する責任。

  • 薬の副作用、相互作用、過剰投与などの危険から国民を保護。

  • 薬についての完全な把握。

  • 薬の厳格な管理。

  • よりよい薬の研究、開発、製造。

  • にせ薬の排除。

  • 規格書(薬局方)の作成と開示。

  • 価格の不当な高騰の抑制。


などの役割を果たしてきた。




さて、ここでようやく、処方せんの一般名表記が認められるようになって、日本の薬剤師も欧米諸国の薬剤師に少し、近づくことができそうです。




薬の成分表記(商品名表記ではなく一般名表記ということ)によって、先ほどのアムロジンとノルバスクのような問題は起こりえなくなったのです。


というのは、過去あり得なかったことですが、アムロジンにするかノルバスクにするか薬剤師が決めてよいのです。


つまり、一般名アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine besilate)で書かれていて、 さらに患者さんの意向があれば、ジェネリック医薬品を選んであげてもよいのです(ジェネリック変更不可の医師の署名がない場合に限る)。患者さんの意向も考慮できるようになったのです。わずかですが、自由度が増したのです。


ささやかな、職権の向上ですね(笑)。




 先日、私の友人があるクリニックで診察を受け、薬をもらってきました。


そこでは、院外処方せんが発行されずに、クリニック内の「薬局」とかかれた窓口から、若い女性が薬を手渡してくれるのだそうです。




私の友人は、通常、


院外処方せんで、


町のかかりつけの薬局で、


薬剤師からもらってきても、


私に連絡をよこして、


私に薬の説明をさせる強者(つわもの)です。


習慣として、調剤薬局のお薬情報ももらって、


薬剤師による「通常服用の薬」と「新しく処方された薬」との、相互作用のチェックもしてもらっているのにです。


その友人が、私に言うのです。


・・・そのクリニックでは医師が「くすりを出しておきますから、それを飲んで様子を見てください」と言って診察が終わった。


待合室で待っていると、名前を呼ばれる。


その窓口に行くと、


薬剤師なのか、


病院のスタッフなのかわからない女性が、


「風邪のお薬ですね。おくすりの袋に書いてあるようにきちんと飲んでくださいね。お大事に。」


と言って、すっと薬の袋を三つ渡された。




「風邪薬を飲むときは、その内容に注意せよ」とおまえにいつも言われてたから、


持病があることをその女性にに告げると、


「診察の時に先生にそれをお伝えしましたか?(おかしな言い回し・・・お伝えいただきましたか?とかじゃないの?)


「はい、一応ね」


「だったら、大丈夫ですから、きちんと飲んでくださいね」


「あの・・、私は緑内障と前立腺肥大で薬を使ってるんですけど、抗ヒスタミン剤はでてないですよね。それから、便秘で酸化マグネシウムも一日三回飲んでるんですけど。」


「先生に話したなら大丈夫ですから・・・。はい、お大事にどうぞ。」




この友人は、以前に風邪薬のPL顆粒と抗ヒスタミン剤で


眼圧上昇、尿閉が起こったことがあるので、「風邪で医者にかかるときや売薬で総合感冒薬を買って飲むようなときは、必ず薬剤師にチェックしてもらうように」と、くどいくらいに言っていたので、それに従って薬を受け取るときに、相談確認をしようとしたのだろう。




結論から言うと、案の定、PL顆粒、抗ヒスタミン剤、セフェム系抗生物質、その他が処方されていた。




PL顆粒、抗ヒスタミン剤は服用をやめ、セフェム系抗生物質は酸化マグネシウムと2時間以上あけてからの服用とすべきことを伝えた。


酸化マグネシウムとその抗生物質は同時服用で作用減弱する組み合わせなので、最低2時間服用のタイミングをずらすべきである。


医薬分業は、無駄であるという意見を、アメーバブログでも時々見かけます。


その理由としては、患者の負担金が調剤薬局でもらう方がいくらか高くなると言うことが真っ先に言われることが多い。


病院で出せるのに、わざわざ別の薬局で薬をもらうのは、患者の二度手間であり、薬剤師でなくても薬は渡せる・・・云々・・・医薬分業否定論。


個人的な貴重な情報を確実に得るためには、少々お金がかかるのは当たり前という価値観があるかないかで、この問題は見解が分かれてしまう。


薬剤師自身が患者さんに職能を請われるように、たゆまぬ努力をし続けることが、大前提ではあるのだが・・・。




ボグリボースやアカルボース、ミグリトールのことを話そうと思ったら、脱線(?)してしまいました。


次回は、糖尿病の方にはぜひ読んで欲しいお話を書いてみます。


ベイスンやグルコバイ、セイブルはなぜ、食事の前にのまなければならないのか?


これらの薬を飲むとおなかが張ったり、おならがでたりするのはどうしてか?


これらは、食事をしないときでも服用しなければならないのか?




それらをわかりやすくお話しします。


読んでいただければ、次のことが可能になるはずです。


☞これらの薬を飲み忘れる頻度は確実に減ります。


☞HbA1cがきっと下がります。


☞大血管障害を起こすリスクが低下します。


☞DPP-4阻害薬の効果が上がることを実感できます。




今まで、このブログで「からだ」のこと、特に消化吸収に関して理解してくださった方は、一層、上記の理解が深まります。特売!!手前味噌大売り出し!!笑笑。




今日も明日も佳き日でありますように。


またお会いできてうれしさいっぱいです。