糖尿病の方のこむら返りは糖尿ケアの中でも大きなテーマだと思います。
私もかねてから、糖尿病の方のこむら返りについて、いつでもアドバイスできるように、自分なりに考えていました。
考え方のフローとしては、
1)筋肉の仕組みから
2)糖尿病の方の特性から
1)2)から共通項を探せばいいと考えました。
途中の私の試行錯誤は省略します。
馬鹿さ加減があからさまになるので(恥部を見られるようで・・・)書きません。
大津の少年のことを、ここ二週間ほど考えていて、
記事書きが手につかなかったので、久々に試合に出る運動選手の心境です(若い頃は野球少年、そのあと楕円のボールに興味がでてラガーでした)。
1)筋肉の仕組みから・・・・
なんといってもミネラルの恒常性が乱れることだと推論。
骨格筋ですから、カルシウムイオンとマグネシウムイオン。
こむら返りは、マグネシウムイオン濃度の低下のことが多い。
カルシウムイオンやカリウムイオンが細胞を出入りするとき、マグネシウムイオンが必要なんですね。
2)糖尿病の方の特性から
逆を辿れば、マグネシウムイオンが足りない状態に、糖尿病の方が陥るのかどうか、という視点です。
ところで、マグネシウムと「わたし」のからだということをざっくり見てみましょう。
からだのなかにあるマグネシウムの約1%くらいが血液等で体内を循環しているんだそうです。
糖尿病でない方の血漿中のマグネシウムイオン濃度が約1に対して、
糖尿病合併症を併発している場合のマグネシウムイオン濃度が約0.66というデータがあるそうです。
そもそも、マグネシウムは20~28gくらい「からだ」にあり、その分布としては、約65%が骨や歯ですね。
それ以外の細胞に約34%となっています。
上記の通り、血漿中に1%が存在しています。
「どうもこの血漿中の濃度が合併症と深い関係がある」という研究結果もあるようです。
例えば、
Diabetes Care(アメリカ糖尿病協会)2004年1月号に、ハーバード大(公衆衛生学)の研究者が発表した内容ですが、
「マグネシウムは2型糖尿病のリスクを減らすようだ」
という発表がありました。
特に、肥満度BMIが大きい人にとって、マグネシウム摂取は2型予防に効果があるようです。
ミネラルの働きは周知のように多種多様ですが、
マグネシウムはインスリン分泌の作用にも関与していることがわかっていますし、特にインスリン抵抗性との関係が深いこともわかっています。
BMIが大きい人に相関するのも、うなずけます。
スポーツに明け暮れた十代の頃、激しい練習でよく足が痙れたりしました。
それを知ってか、私の亡き母や亡き祖母が、食べ物で工夫してくれました。
よく食べたのは、「わかめの酢のもの」に「しらす」が入ったものとか、「かぼちゃ」や「ひじきの煮付け」と「梅干し」はドカベンの定番として必ず入っていました。
母は、落花生が大好きだった私に、必ずアーモンドを混ぜて食べさせました。
いずれも、マグネシウム補給には最適ですね。
「しらす」「かぼちゃ」「ひじき」「ピーナッツ」はマグネシウムの含有が多い食品ですね。
「酢」「梅干し」「アーモンド」「わかめ」は、クエン酸やホウ素が多く、マグネシウムの吸収効率を上げますね。
今は、
サプリメントでも摂れますから、
それでもいいけれど、
少年には親の愛情と智慧が詰まった「食」が
理想なのかもしれません(農薬や添加物の問題はあるにせよ、ですが)。
また、芍薬甘草湯は、最適な漢方ですね。頓服(症状が出たとき)はよく効きますね。
その昔は、飲むとたちまち杖が要らなくなることから、去杖湯(きょじょうとう)とも言われていたようです。
その他、養生はいろいろありますが、自身での研究が最強の養生かもしれません。
今日も素晴らしい一日がやってきますように。
またお会いできてうれしいです。