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糖尿病を根治させる究極の技

百戦錬磨のスーパー薬剤師「糖尿根治メンター品川俊徳」が
あなたやご家族を経過観察医療の蟻地獄から守ります。
[*当サイトで糖尿病とは2型糖尿病を指します]



糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
こんにちは。
前回の続きです。
インスリンをやめたというその方は
言っておられました。


「午前午後の2回、
 決めた時間に30分くらい
 楽しんで歩く。」


これをもうちょっと詳しく
聞き取りしてみておどろきました。
なんと朝食後約1時間以上のんびり休んでから
(その間は大好きな庭を
 眺めるのだそうです・・・羨ましい)
運動を始めるというのです。


食後高血糖のことを考慮すると
食後まもなく(30分くらいで)
歩く方が多いと思いますが、


この方は、
食事を摂った後、
ゆっくり1時間以上休息をとっている。
つまりそれは
副交感神経支配のままにしておくこと
なのだと思います。
じゅうぶんに
インスリン活性〔副交感神経支配)を
キープさせくておくわけですね。


もちろん消化吸収という
大切な生理も〔副交感神経支配下で)温存できます。


1時間後、ゆったり歩き始めて、
「糖トランスポーター」を働かせ始めるので
「摂食2時間後の高血糖」は
楽しく効率的にクリアしていると思われます。


天気も良くて体調もよければ、
1時間くらい余計に歩くこともあるそうです。
楽しいので歩きたくて仕方ないんだそうです。
今は血糖値のために歩いている
という感覚はないんだそうです。


「理想的な毎日ですね」と思わず言ってしまいました。


もう少し、すばらしい点を
次回もお話ししましょう。


今日もすばらしい日でありますよに。
ここまで読んでくださいまして
どうもありがとうございます。
糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
前回に引き続き、
「楽しく
 大きい筋肉を十分使うように
 リズミカルに
 バランスをとるように
 じゅうぶん呼吸しながら
 歩くだけ。」
がどうしてすばらしいと私が思ったか
の続きのつづきをお話しします。


一行目に「楽しく」とついています。
楽しくない運動を続けているのは「苦痛」です。


苦しみながら、いやいやながら
運動をしているとしたら
これはもう最悪だと思います。


一生懸命やっているから、
カロリー消費は達成するかもしれないが
弊害がありすぎるように思います。


たとえば、
「(苦しくて嫌々ながらの)過剰なストレスを
感じながらの運動」では、まさに交感神経優位です。
戦闘態勢ですね。


これを免疫の立場から眺めてみると
どんなことが言えるかというと、
白血球を構成する
「好中球」の割合がアップしているそうです。


「好中球」は、私たちの身体に侵入してくる外敵、
特に、細菌などをやっつけてくれる仲間です。


この「好中球」が敵を攻撃する武器は
私たちにとって諸刃の険である「活性酸素」です。
つまり、「活性酸素」の発生が
相対的に増大することになります。


これはすなわち、過剰な「活性酸素」となり、
動脈硬化、つまりは私が一番恐れている
「大血管障害に向かって行く道」
を選んでいることになりはしないだろうかという
疑問が沸いてきます。


血糖値の厳格なコントロールを実践するために、
死のリスク確率を上げているようなものではないか
という疑問です。


心配には及びません。
なにごとも、楽しくうれしく行うと、
好中球が相対的に増大することは
ないんだそうです。
(このロジックは改めてお話しします。)
歩くこと一つにしても
「ゆったりした方がよい」
(だらだら歩くこととは違います)ということです。


「運動療法は
 楽しくうれしく行うと効果的」だということが
 免疫の面からもわかります。
免疫の狂いは万病の素ですから。


「運動療法は
 楽しくうれしく行うべし」は
稚拙「糖尿養生訓」の基本です。


「楽しく
 大きい筋肉を十分使うように
 リズミカルに
 バランスをとるように
 じゅうぶん呼吸しながら
 歩くだけ。」
これのすばらしい点を
もう少し、次回お話ししましょう。


今日もすばらしい日でありますよに。
ここまで読んでくださいましてどうもありがとうございます。


糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
前回に引き続き、
「楽しく
 大きい筋肉を十分使うように
 リズミカルに
 バランスをとるように
 じゅうぶん呼吸しながら
 歩くだけ。」
がどうしてすばらしいと私が思ったか
の続きをお話しします。


じゅうぶん呼吸しながら歩くだけ・・・


これが、重要だと思います。
なぜなら、ゆったり深い呼吸は
副交感神経への
スイッチングファクターだからです。
特に、深呼吸の息を吐く動作は
そのスイッチと言われます。


交感神経支配すなわち
100%戦闘モードは
ストレス状態になると言うこと。
〔交感神経と副交感神経についての
 知識は、とてもたいせつですので
 あらためて、わかりやすく、
 じっくりお話しします。)
ストレス状態は、
ある意味大切ですが、
多すぎるのはだめですね。
活性酸素がビュンビュン
出ているわけですから。


糖尿病に活性酸素は大敵ですよね。


運動のなかに
ゆっくりの呼吸を織り交ぜると
交感神経一辺倒でない状態
〔時々副交感神経にスイッチする)
になるので、とてもよいのです。
(この辺の「私の持論」になる部分は
 そのロジックを下の方に
 書いておきますので
 興味のある方だけ覧てください。)


もうすこし、いいところを
お伝えしたいので、
次回に続けます。


今日もすばらしい日でしょうか?
ここまで読んでくださいましてどうもありがとうございます。


【付録】
運動開始で交感神経優位。
すなわち、
副交感神経支配ではなくなり、
副交感神経支配のインスリンは効力を失いますね。


同時に
交感神経支配のグルカゴンやアドレナリンが効いてくる。


つまり、
血糖値は上がる方向にシフトする
(だから運動を続けられるわけだが)。


インスリンが、なりを潜めてしまっていても、
高血糖になりすぎるという心配はいらない。


糖トランスポーター
(糖輸送体GLUT4:糖を細胞内に取り込むタンパク質)
の働きにより、
血中の糖は筋にグリコーゲンとして取り込まれるからだ。


ところがである。
糖が取り込まれる速度は
GLUT4の濃度が仮に同じなら
(1)インスリン単独の刺激
(2)筋収縮単独の刺激
(3)(1)+(2)両者の刺激
で比較すると、(3)が最も大きいことがわかっている。
(Henriksen et al. Am. J. Physiol., 259: E593-598, 1990)


つまり緩やかな運動の中に、
息を大きくはく呼吸(副交感神経にスイッチング)
を織り交ぜることで、
インスリン分泌(副交感支配)

インスリン刺激

糖取り込み速度増大
も重ね合わされることにより、
効率よく血糖値コントロールに寄与すると
私は思ってしまっているのだ。、


私の思い込みなのであしからず。

糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
前回に引き続き、
「楽しく
 大きい筋肉を十分使うように
 リズミカルに
 バランスをとるように
 じゅうぶん呼吸しながら
 歩くだけ。」
がどうしてすばらしいと私が思ったか
お話しします。




まず、
カロリー消費のための運動という
認識が薄いのがいい。
とにかく運動しなければならないんだ
という悲壮感が全くなかったのです。
そこがすばらしい。
悲壮感は過剰なストレスになり
活性酸素が増えてしまいます。
糖尿病には、活性酸素が大敵。


「リズミカルにバランスをとるように」
というイメージは
遅筋を刺激することになるわけですよ。
これがいい。


遅筋につていは後で触れましょう。
ここ〔遅筋)には
私たちの「エネルギー製造工場」ミトコンドリアが
比較的多く分布するといわれています。


この遅筋を刺激することで
ミトコンドリアがじわじわ増えるようです。
(若さのひとつの指標は
 ミトコンドリアの多さだという
 研究者もいます。)


からだのバランスをとろうとすると
自ずと遅筋を使うことになりますね。
社交ダンスなどは遅筋をしっかり使うようですから。


つまり、
ミトコンドリアの比較的多い筋肉を収縮させることで
より多く血中の「糖の取り込み、エネルギー産生」が
行われることになるわけです
(ミトコンドリアでは
 酸素を素にエネルギーを造る過程と
 糖を使う場合があるんですね)。


理想的には
ゆったり歩き始める前に、まず
「短時間の小走りをして(20~30秒くらいの
 激しくならない走り)
 
 次に
 ゆっくり歩いて(1分くらい)呼吸を整えて」

を、2,3回繰り返すと
(ちょっと額に汗がでるかも)
身体の細胞達は
有酸素運動が始まるなーって
スタンバイするらしいので


そのあとの30分くらいの歩きは
効果絶大だと思います。
歩くときのコツと呼んでます。


ミトコンドリアが増えて、
基礎代謝能もアップですから
一石二鳥(以上)ですね。
続きは次回に。


今日もすばらしい日でしょうか?
ここまで読んでくださいましてどうもありがとうございます。
糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。


ブドウ糖と砂糖のお話をしてたんですが
ブドウ糖が
私たちとは切っても切れない存在だ
と言うことがわかりましたね。


前にもお話ししましたが、
糖尿病の人のおしっこには、
ブドウ糖が溶け出している場合があるのですが
それは大切なブドウ糖を
おしっこに混ぜて捨てていることになるんです
というお話でした。


がそれはなぜだろう、というところは
あまり詳しくお話ししていませんでしたね。


なぜ、
このようなことが起きてしまうのでしょうか?
ブドウ糖のことが少しわかり始めましたから


もう少し、血液と腎臓の様子を見てみましょう。


身体を巡る血液は
必ず腎臓の糸球体(ろ過器)を通過します。
この量は、(ほんとに驚きですが)
1分間に約100mlの血液を
ろ過しているそうです。


ペーパーフィルタでいれる
コーヒーをイメージすると
おもしろいですね。


それを毎日24時間、
私たちが生まれてから
生涯を閉じるまで
黙々とろ過し続けてくれるのが
「腎臓」です。
______________
______________


ちょっと、計算してみましょう。


1分間に約100mlですから


100ml × 60分 × 24時間 ÷1000


で、1日およそ144リットル
の血液をろ過している計算です。


ドラム缶くらいでしょうか・・・・。


そのうち、
おしっこで出る量は
およそ
1.5リットル
といわれています。


つまり、99%くらいを
再吸収していることになります。


それを何十年も続けてくれるのが
私たちの「腎臓」です。


このことを知ると
腎臓をいたわってあげる
気持ちが大切だ・・・
とは思いませんか。
______________
______________




そのとき(血液がろ過器を通るとき)
血液に溶け込んでいる「ブドウ糖」は


糸球体(ろ過器)を通過して
「未来のおしっこ」の方へ出て行きます。


しかし、
その糸球体(ろ過器)の先にある
尿細管(ろ過器の下側につながるパイプ)
を通り過ぎようとすると、


そうです、


ブドウ糖は「再吸収」されて、


(・・・大切なエネルギー源なので、
もう一度、身体を巡る血液の方に、
引き戻されることになるのです・・・)


おしっこの中に溶け込んで捨てられることはありません。


これが正常な血液と腎臓の様子です。




ここで大切なことがあります。
実は、
その再吸収には、「再吸収できる限度」があるのです。


つまり、
いくら大切なエネルギー源であるブドウ糖であっても、
「引き戻す(再吸収できる)量に上限」があるのです。


そうです。
血液中のぶとう糖の濃度が大きすぎると
再吸収しきれないのです。


(前にもお話ししましたが)
それを難しい言葉ですが
「糖排泄(とうはいせつ)の閾値(いきち)」
といいます。


言い換えれば
「いったんろ過された糖を、
元の血液の方へ引き戻す限界値」です。


「もうそれ以上濃い血糖だと
全てを引き戻すことは不可能です」ということ。


この限界値を超えた濃度のブドウ糖は


引き戻すことができなかったブドウ糖として
ろ過された液体
(原尿といいます。おしっこの素ですね。未来のおしっこ。)
の中に置き去りになり、


最終的なおしっこの中に溶け込んだ糖として
おしっことともに膀胱に貯蔵され、
いずれ排泄されていくのです。


これが「甘いおしっこ」の正体です。


この引き戻せる濃度の限界(尿排泄の閾値)は
170~180[mg/dl]
といわれています。


これは腎臓に流れ込んでゆく
血液の中に含まれるブドウ糖の濃度です。
つまり血糖値です。


健康な人に共通する値ですから、
血糖値が180[mg/dl]以上の場合は、
おおむね
おしっこが甘くなることになります。
濃縮されたものが膀胱というタンクに
ためられて、おしっことしてでてきますから
濃度はもっと濃くなっています。
だから、甘いんでしょうね。


さてどうでしょうか。
甘いおしっこの正体、
イメージできたでしょうか。


今日は震災から1年です。
この1年間も休まずに
その前も決して休まずに
そしてこれからも
休むことなく働いてくれているのが
「腎臓」です。


いたわってあげましょうよ。
いずれ、
腎臓のいたわり方も
みんなで勉強しましょう。


最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
今日がとても佳き日でありますように。

糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。

「できるだけ少量のインスリンで
 血糖をコントロールすることが善!」

という、持論をお話ししたのが前回でした。

つまり、私は
「インスリン抵抗性を下げること」
がまず優先で、

「膵臓を刺激して
 強制的にインスリンを分泌させたりする」

のは、まず

「どうやってもインスリン抵抗性が小さくならない」

ということが

「科学的に確定した後」のはなしでしょ、

と言い続けています。

その検証無し(薬物治療の設計をする前に、それを検証したかどうかはわからないので、
勝手に想像しているだけです。あしからず。)に、

「血糖値のコントロールがうまくいかないから」
とか、
「HbA1cがなかなか下がらないので」
という理由を主治医にいわれ、

嫌なんだけど
しぶしぶ、
インスリン注射治療へ移行していかれる人を
たくさん見てきました。

ここから、
また批判覚悟で持論を出してしまいます。

インスリン注射は

「最悪の事態の時のもの」
だと思うので、

批判されても言い続けています。
(誤解しないでください。
 2型で分泌能が確認されている場合の話です。
 1型または分泌能が極めて低下しているケースなら
 インスリン注射は必須であります)。


だから、
「インスリンをやめてしまった人に会う」
ということは
心臓がバクバクするくらいうれしいんです。

インスリン分泌能がまだ残っている人は
ことごとくインスリンを
やめてくれればいいのに。

(インスリンが大好きな一部のお医者さんや
 製薬会社の売り上げが下がっちゃうから
 それは無理か・・[苦笑]・・
 欧米でも内服薬よりインスリンの方が
 好まれる傾向はあるらしいし。)

そういうことを言うと、
同業者にいつも叩かれるが、
彼らは決まって言う。

「厳格な血糖値のコントロールに、
 優先するものはないんだよ、品川君。
 君はちょっとは勉強した方がいいな。」と。

「何言ってるんだ・・・
 アコード試験の結果知らないのか」

と言ってみたいが、
たぶんご存じなくて、
議論にならないだろうから言わない。

かつて会った医師のなかにも、
アコード試験やランセット(英国医学雑誌)すら
興味ない(知らない?)と言い放った方がいたくらいだ。

そんなスタンスで、
糖尿治療(?)をして欲しくないが、
心底そう思う私は生意気だろうか?

(そんな方はごく一部。医師の皆さんは、
 ほんとに勉強家の方が大半なんだけど。)

話がそれました。

できるだけ少量のインスリン分泌で
十分仕事を果たしてくれるようになること、
それが

「糖尿根治に向かう道」

だと思っています。

私の経験から思うに、
インスリン分泌能が
「極めて低下している患者さん」

そう多くはいないと思うんです。

(これについては、検査をすればわかることなので、
 ここでは議論の余地はないのでスルーして欲しい)

現状の2型糖尿病の人は、
大半が
「インスリンの出が悪くなっている」
のではなく
「インスリンは出ているが、
 インスリンの効きが悪くなっている」
状態がほとんどだと思う。

にもかかわらず、
(分泌能が温存されている患者さんに)
いまだに、
「第1世代SU剤をガンガン使いつづける」
医師がいることは
驚きと言うより
むしろ怒りさえ感じてしまう。

また、話がそれてしまいましたな・・・

私は決して医師を敵に回したいと
思っているのではない。

むしろ仲間にしてもらいたい。

そしてデータをたくさん見せて欲しい。

違った視点から眺め続けると、
新しい何かがきっとわかってくるはずだ。

そう思いながら、
以前はある医師にアプローチしたが
わかっていただけなかった。

「薬剤師さんは薬つくってください・・・」。

だから、
自分で道を究める努力をする決心をした。

話を戻そう。

運動療法で、再認識して欲しいのは、

「皮下脂肪を減らそうと努力するのは後回しでいいのだ」

ということ。

内臓脂肪はつきやすく落ちやすい。

それに比べて、
皮下脂肪はつきにくく落ちにくい、
のだから、

努力は最小限で、ゆったりとしたいので、
楽な方から、
つまり

「内臓脂肪を減らすこと」に集中すべき。

「摂食のカロリー収支を
 goodにする(短期的目的)」

ために運動するんじゃなくて、

運動療法本来の中期的目的は、「

内臓脂肪を減らすこと」だ。

この違いをひたすら説いているのが「品川の糖尿根治」。

長期的目的は、
「大血管障害を発症して、
 突然死んでしまったりしないこと」

だ。

だって、
微小血管障害で起こる合併症は、

突然起きることはまずない。
じわじわ来るんだ。

信頼できる主治医
(循環器のことがわかる
 医師であることが必要条件だが)
がいれば、


微小血管障害の兆候は必ず見つけてくれるし、
治療も適切にスタートできる。

医師は、
私たちにとって大切な専門家だ。

「微小血管障害は
 数年の時間的猶予がある」

ことが多いのだから
何とかなるはず。

しかし、
「心疾患や脳血管障害は突然にやってくる」
ことが多いし、

死と背中合わせと言っていい。

私が問題にしたいのは、こっちなんだ。

糖尿治療をしてくれる先生が

「心疾患や脳血管障害にも
 プラットホームを持っている」

ことがとても大切だと思う。

「インスリン注射の長期使用は
 このリスクをあげる」

に違いないと思っている。

これについては、改めて、匿名で話したい(笑)。

どうも、今日は話がそれすぎ。
それちゃったついでに
まとめてしまおう。

・・・・自己の分泌インスリンで
(注射のインスリンではなくて)

「血糖コントロールが可能という領域」

に近づくために、
ゆったり楽しみながら努力すること。

それが、まさに私が持論にしている
稚拙「糖尿養生訓」そのもの。

次回は
「楽しく
 大きい筋肉を十分使うように
 リズミカルに
 バランスをとるように
 じゅうぶん呼吸しながら
 歩くだけ。」
がどうしてすばらしいと私が思ったか
お話しします。


今日もすばらしき佳い日でしょうか?


ここまで読んでくださいましてどうもありがとうございます。


糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




「ブドウ糖」はすんなり、そのまま


私たちの腸管から吸収されるのですが


「砂糖」はそうはいかないのです。




というお話が前回でした。




私たちの腸管は大変優れていて、


何でもかんでも吸収するということはないんです。


特に糖類は、


単糖類でないと(二糖類や多糖類では)吸収されません。






ここで、ちょっと回り道。


まず、糖について少し知る必要がありそうです。


科学の知識としてというよりも、


糖尿病や私たちの身体のことを知る材料として


おおざっぱに捉えておきましょう。




糖についてはその構造から


単糖類、


二糖類、


多糖類、


という分類を知っていると便利です。




」とに「」と「」という文字が


先頭についていていますから、


これは「何かの『数』」


を示していることは想像できます。


この「想像する、類推する」という行為は


これから大切なスタンスです。


今までの常識に縛られずに、


また、今までの知識にとらわれることなく


「いろいろな想像」をめぐらせましょう。




上記の「何かの『数』」とは


「糖の基本単位(分子)」


の数量(個数)です。




一般的に「糖」の基本単位は「ブドウ糖」です。


ほかにも「果糖」などいくつかありますが、


ここでは「ブドウ糖」や「果糖」で代表しておきます。




これは、


今まで何気なく使っていた言葉ですね。


そう今まで糖尿病を考えるときに


よく使っていた「ブドウ糖」という言葉ですね。




これらの「ブドウ糖」や「果糖」などの


「糖」の基本単位が、単独で(1個)であるものを


「単糖類」と呼ぼうと決めたのです。




「二糖類」は、想像できますね。


単糖類の「ブドウ糖」や『果糖」などが、


2個組み合わされた形になっているのが


『二糖類」です。



例えば「ショ糖」などがこれにあたります。


これは、そうです、砂糖の主成分です。


ショ糖は「ブドウ糖」と「果糖」とが


手をつないだような形の分子ですので、


二糖類の仲間です。


まるで、


「左右のレンズが違う」


メガネといった感じです(笑)。




そして、「多糖類」は、


糖の基本単位である「ブドウ糖」や『果糖」


などが3個以上結合したものの一群を指します。




これは、3両編成、10両編成という


列車のイメージですね。


長い列になると、100個やら100万個やら、


多数が連なっているものもあります。


なかには枝分かれしているものもあります。


いずれも、「糖の基本単位(ブドウ糖や果糖など)」
が鎖状に連なったイメージです。




この「多糖類」で、


日常よく耳にするものには
「オリゴ糖」や「ヒアルロン酸」などがあります。


ヒアルロン酸などは巨大分子です。




以上が、


あまりにもざっくりですが糖の分類のです。


今の私たちは、これくらいのざっくりした


分類がわかれば、充分でしょう。




どうでしょう。




砂糖の主成分は


ショ糖という二糖類だったんですね。


あきらかに、


ブドウ糖とは性質が違ってきます。




私たちの腸管では


ブドウ糖は入場を許しますが


砂糖の入場は許さない。




ではどうやって、


砂糖は吸収されるのでしょうか。


続きは次回に。




今日も佳き一日でありますように。


読んでくださってどうもありがとうございます。



糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
「インスリンをどうやってやめられたのか」
(2型糖尿病の方のお話です)
「この方の運動療法がすばらしい」ということの続き。




前述の運動の様子を思い出してほしい。
この運動によって
まず、余計な内臓脂肪が
減っているはず。


内臓脂肪が減っていれば
インスリン抵抗性は格段に小さくなり
インスリンの効きがすこぶるよくなる。


これは(この話をすると、誤解する人が多いので言うが)
「インスリンがたくさん分泌してくる」
という意味ではないということ、


つまり、できるだけ少量のインスリン分泌で
十分仕事を果たしてくれるようになるという意味だ。


インスリンが血中で高濃度になることに、
「いいことなどない」と
私は思っている(反論が予想される・・・いいたくないな[笑])。


できるだけ少量のインスリンで
血糖をコントロールすることが善!
(つづく)

本日も佳き日でしょうか。
読んでくださってありがとうございます

糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。


「糖」の種類と、私たちのからだの「糖」吸収の
しくみに関する知識は大切ですので簡単に覧ていきましょう。


ブドウ糖と砂糖・・・
どちらも甘いのですが、
構造の違いがあるために性質が違います。




ある糖尿病のお薬を飲んで
「低血糖(血糖値が下がりすぎてしまった状態)」
がおきたときは、ブドウ糖を飲みます。
このとき、砂糖ではちょっとだめなんです。


甘くて糖分だから、
どちらでもいいと思うのですが・・・。


実は、
「ブドウ糖」は
すんなり、そのまま腸管から吸収されるのですが
「砂糖」はそうはいかないのです。
まさに私たちのからだの大切な性質(しくみ)です。


どうしてなのか?続きは次回に。


今日も素敵な一日でありますように。
読んでくださってどうもありがとうございます。


糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
「インスリンをどうやってやめられたのか」
(2型糖尿病の方の、前回の続きのお話)


その質問の答えは・・・。
ドンピシャッ!!
やっぱりね。それだよね。
そうです。


やはり、
第一に
運動だった!


60歳の方だったので
決して激しい運動ではないが
毎日、決めた時間に
決めた量の運動を欠かさず行っていた。
(もちろんただの運動じゃあないはず・・・。)
内容を聞くと・・・やっぱりね。


「楽しく
 大きい筋肉を十分使うように
 リズミカルに
 バランスをとるように
 じゅうぶん呼吸しながら
 歩くだけ。」


という答えだった。
いいねえ、すごくいいと思う。
これが単なる運動療法ではないことがわかる方は
きっと、運動療法がとてもうまくいってるはず。


午前午後の2回、
決めた時間に30分くらい
楽しんで歩く。


ラジオ体操も毎日しているという。


実行できなくても
自分を責めない。


できなかった日は
「歩きたくて仕方ない」
「運動したくてしかない」
という
「うずうずした感じ」


を楽しみながら
眠りにつくという。


いかがかな。
この方の運動のすばらしさが
どこにあるかおわかりかな?


それについては、次回に。

すばらしき佳い日でしょうか?
どうもありがとう。