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糖尿病を根治させる究極の技

百戦錬磨のスーパー薬剤師「糖尿根治メンター品川俊徳」が
あなたやご家族を経過観察医療の蟻地獄から守ります。
[*当サイトで糖尿病とは2型糖尿病を指します]

糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




前回の話では、


何もしないみたいだけど


重要な存在・・・「食道」について


見てみましたね。




予想に反して


表面は粘膜じゃなくて


扁平上皮が一面に。


そう、構造的には「皮膚」の仲間でした。




消化管は、たいてい粘膜。


粘液を作る細胞は「腺組織」と言ったりします。




その細胞達が、まあるくなって並んで、


サークルを作ってるみたいになって、


中心に向かって粘液を放出。


みんなの粘液が集まって


まるで、


丸い穴から粘液が湧いてくるみたいになってる、


それがいっぱいあって、


食道より先の、


「胃」は、粘膜で表面が覆われます。


十二指腸、小腸、大腸も粘膜で覆われています。




さて、食べたものが、


「食道」というトンネルを進んで行くと


広いロビーのようなところに出るわけですが、




そこが、塩酸の海、「胃」ですね。


長さは平均で20cm~25cmくらい。




このホール(広い空間?)に、


食べたものが滞在する時間は


およそ、2時間くらい。




その120分間に・・・、そうです、


栄養素の一つ、タンパク質が、


胃酸とペプシンで分解されます。




ただし、吸収されるのはもっと先。


(小腸の表面にある


 例のドアから中に入るんでしたね。)




「胃」の広さは、


個人差があるようですが、内容量として、


1リットルくらいだそうです。




食べたものが


「120分くらいは胃袋の中に存在する」


という事実は知っているとけっこう便利。




たとえば、


「空腹時に飲むべき薬」というのが


ありますが、


これは食前に薬を飲むように言われます。




漢方薬などは食前に・・・


と言われるので、飲み忘れて食事してしまうと




次の食事の前まで、薬を飲めないんだな、


と思ってしまいます。




この場合には、


「食後2時間後」に飲んでもいいですね。


胃の中が空になったような状態、


つまり、「空腹時」に相当しますね。




逆に、空腹時には飲まないように、


と言われる薬もあります。


「おなかすいてないから薬飲もう・・・」


と思っても、場合によっては、


食欲がないだけで、


実際「胃袋は空っぽ」のこともありますから、


空腹時に、


飲んでしまうことになってしまう場合もあります。




そんなとき、


「食べたものは2時間胃袋にある」


と言う知識があれば、


自分なりに適切な対応ができます。




こういう知識が、


「自分のからだと対話する」


ときの、


からだに対するエチケットですね。




毎日毎日、働いてくれる消化器たちは


私たちの横暴に、


ひょっとすると、


悲鳴を上げてるかもしれません。




食べたものが


「120分くらいは胃袋の中に存在する」




頭の片隅に入れておいてくださいね。




この次は、


おもしろい名前の


「十二指腸」を見てみましょう。






今日も素敵な1日でありますように。


またお会いできたことに感謝します。



糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。


糖尿病とメタボは表裏一体・・・でしたね。
インスリン抵抗性というのがkeyword。

糖尿病やメタボの長期的欲求・・・


薬も飲まなくてもよくなり、


自分の意思で普通に食事をいただけて、


運動を存分に楽しんだりできるようになること・・・


それが、病気の根治。




薬に頼ったり、無理なカロリー制限は、


短期的な欲求・・・


血糖値やHbA1cの値が下がることや


体重が減ること・・・を一時的に実現する。


これは、根治ではない。




この二つは必ず意識していただき、


長期的欲求こそが目的であって、


短期的欲求は、


長期的欲求へたどり着くまでの


「単なる出来事」なんだと


いつもいつも、つぶやいてほしい。




しばらく、からだの仕組みのことを見なかったですね。


忘れてはいけないので、復習しましょう。




食べ物を消化するときの仲間を並べてみましょう。


いずれも、からだの外との境界です。






食道





十二指腸



小腸



大腸



肛門




でしたね。


ただし、


入り口の「口」と出口の「肛門」は


消化器とは言わないですね。




口も消化が行われる場所ではありますが。


ここでは、「歯」や「舌」などがあって、


食べ物を砕いたり、


味わったり、


糖質の消化の過程の一つを


アミラーゼという酵素で行います。




結構重要な場所。


息を吐いたりもするし、


話す(声を出す)のもここから。




からだ(のしくみ)を知って


病気(のしくみ)を知れば


百戦危うからず、でしたね。




では、


次の「食道」って


何をするところでしょうか。




これを答えられた人はすごいです・・・・。




長さは平均約30cm。


ここでは消化らしきことは行われないようです。




口から入った食べ物が移動するトンネル(パイプ)。


たぶんそれだけ。


ただし、重要ではある。


口から入るものは食べ物だけではないので


だって、空気もそうですよね(呼吸)。


途中で絶妙に気管支に分化するんですから。




うまく、空気と食べ物(水分も)を


行き先ごとに分けるんですから。




やっぱり重要。




細胞の種類は、


「皮膚と同じ」で、扁平上皮で覆われたパイプ。


だから消化はしない。


口と胃とをつなぐパイプですね。




この次は、


「胃」から見ていきましょう。






今日も素敵な日でしょうか。


またお会いできたことに感謝します。


糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




前回はウエスト(おなか周り)とメタボの話でしたね。


その前には


インスリン抵抗性から


高血圧症


高脂血症


そして糖尿病が発症する流れを見ましたね。


(このブログはあくまでもざっくりね)




ある方から、質問がありました。




コレステロールが高い場合、


コレステロール値の高い食べ物は絶対食べちゃダメですか?卵、大好きなんですけど。




さて、皆さんこれどう考えますか。




まず一般的に言われている


高脂血症の原因三つは・・・。




1)遺伝的な形質




2)何らかの病気または薬による




3)生活習慣:


  食生活、肥満、運動が足りない、喫煙、


  そして、ストレスなどなど。




前回までの話で、


内臓脂肪型肥満で、


中性脂肪が増えて、


インスリン抵抗性増大、


さらに中性脂肪増大、・・・・悪魔のリフレイン


→高脂血症。




一日の適正コレステロール摂取量は


300mg


だそうです。




では、卵1個をコレステロールの量に換算すると


約300mg弱(個体差あり)。




これだけ見ちゃうと、毎日食べてはマズイ気がします。




今の、お国の見解は、


「1個なら毎日食べてもいい」


となっています。




これは、日本人9万人を対象にデータを解析した結果から言われているようです。




卵を毎日食べる人と、ほとんど食べない人を比べたら


卵を毎日食べても心筋梗塞の発症には影響しない、


むしろ、総コレステロールに関しては


ほとんど食べない人の方が、数値的には高め・・・、


という結果が出たんだそうです。




このへんの解釈は、しっくり来ない場合もありますが、


9万人の傾向ですから、卵を我慢する必要はないと


結論してよさそうです。




もちろん食べすぎはね、良くないでしょうね。




一つ、憶えておきたいことがあります。


私たちの身体の中のコレステロール(これは血液の中のコレステロールのことですね)は


「食事から摂取するものが3割


 身体の中で合成されるものが7割」


と言う黄金比(?)です。


そう言われていますから、


そうです、適度な運動を続けていれば、


合成されるコレステロールはじわじわ増えたりしないことが明白ですね、インスリン抵抗性の絡みから言ってもね。




2型糖尿病の養生は


血糖値ばかりに注目していては


効率が悪いんですよ。


やっぱり、適度な運動をやる以外に近道はない・・・


カロリーコントロールも


お薬も


短期的には、効果あります、


薬剤師の私が、毎日の仕事の中で実感します。




しかし、それは根治ではない。


根治とは、何れ、薬とも決別し、


苦しい食事療法からも卒業して、


自分の意思で、食事をし、健康を味わうことと、


私は、定義しています。




2型が発症した方は、大変でしょうが、


ゴールは設定できるのです。


生活習慣が原因なら


早くそれを正しく替えればいいのですから。






今日もいい日でありますように。


またお会いできたことに感謝します。



糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




前回はおなかのなかの内臓脂肪が


さまざまな病気を呼んでくるんだ・・・


というはなしをしました。




特に、メタボリックシンドロームの診断基準の


腹囲(へそ周り) 男性85cm以上


        女性90cm以上


というのがあります。




これが重要な基準なんだそうです。




でも私は、最初ピンと来なかった・・・。


なぜならば、


身長も人によって違うし、


筋肉質の人、


特に


女性もからだの凹凸は


千差万別・・・。


男性の方が骨格もがっちりしていて


大きそうなのに、


女性の85cmはなんとかクリアで


男性はダメ。




だから、


そんな先入観から最初のうちは、


この基準をあんまり重要視しなかったのです、


最初の頃は。




メタボと内臓脂肪のことが


自分でもわかるようになったら


この数字が、ある程度意味のある数字だな、


と思い始めたんです。




この数字はどうやってはじき出されたのか?


ご存じでしょうか?これは









男女ともに、


腹部CT検査の内臓脂肪面積が


100㎠以上に相当



するのだそうです。




たくさんの人達の


おへそまわりのおなかの周囲の長さ



おなかの断面のCT画像



それぞれのデータ


で解析して得た結論なんだと思います。




これは諸外国の基準とはちょっと違いがあって、


つまり大和民族の特質が表れているようで、


欧米一辺倒ではない基準なので


まあ少し気が楽ですが。




これが正しいかどうかは


実はまだわからないんじゃない・・・・


というのが正直な私の想いです。




しかし、ほかに、明快な基準が見あたらないし、


国家としての戦略的扱いにもなっている・・・


ということは、世の中の医療環境がそれに沿って


整備されるということなので


この基準で未病に努めることの方が




これについての正誤にとらわれているより


今は大切なのか・・・・と思ってます。




とくに、


一般の方のように


医学界の論争を逐一、


トレースする暇なんかないとしたら




まずは、


自分への戒めとして


運動をよくする、そして


おなかあたりにくびれができるような


「身体の動かし方」をイメージして


楽しくしなやかに生活することが


一番の「善」だな・・・


と確信したのです。




だから当分、


ウエスト85cm(90cm)というのは


目安として使っていこうと思っています。






下記は、あるところからの引用ですが、


まさに、私が引っかかっている感じを著しています。




脂肪病またはメタボリック症候群の本質は、


肥満とか腹部肥満とか内臓肥満といった見かけ上の問題ではなく、過剰なエネルギーによる脂肪組織の炎症であるというデータが集積されてきており、長鎖脂肪酸とセラマイドの種類と濃度がこの炎症と関係しているらしいというデータも出てきていて、今後も多方面からの研究による解明が期待される。






今日も素敵な休日を。


読んでくださってありがとうございます。


糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。






前回は、


運動不足や摂取エネルギー過多が


積み重なっていくと・・・




おなかのなかの内臓脂肪が増える。



アディポサイトカインのバランスがとれなくなる



悪玉アディポサイトカインが増大



善玉アディポサイトカインが相対的に減少



インスリン抵抗性増大→高血糖状態→2型糖尿病



インスリン分泌増大→インスリン血中濃度増大


↓           ↓


↓    血管の筋肉肥厚・腎機能のトラブル


↓           ↓


          高血圧症




というところまで、ざっくり見てみました。




そのつづきです。




インスリン抵抗性増大の状態が続くと


「中性脂肪を分解する働き」までも邪魔される


状態に見舞われます。




どんなことが起きるか。


そうです、どんどん中性脂肪が


体内に蓄積して行くことになります。




こうなると、相対的に


善玉コレステロールの影が薄くなり


ついには


高脂血症となります。




さてここで、


再認識しましょう。




おなかのなかの内臓脂肪が


増えすぎることが原因で3つの病気が


ある意味連鎖的に発症する可能性が高いんだな、


という、深刻な事態です。




私の認識ですと


特に男性に多いですが


メタボの最重要ファクター




男性:腹囲→85cm以上


女性:腹囲→90cm以上




という具体的な数字を軽視してます!


腹の周りに肉がついちゃってて


かっこわるいね・・・・


くらいの認識で、


あまり重要視していない傾向です。




皆さんはどうでしょうか。


上記のような連関フローが


じゅうぶんに予想されます。




皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が


落とすのが簡単・・・とよく言われますから、


それを信じて、まず運動ですね。




次回は、


このウエスト85cm 


という値の根拠は何かというところを


見てみましょう。




今日もすこぶる佳き日でありますように。


読んでくださってありがとうございます。


糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




糖尿病とメタボの関係、


じっくり考えたことがない方は


是非、以下を一読してみてください。




食べ過ぎたあ~、


運動してないなあ~、忙しいから。




こんな感じが続いたら、


からだでどんなことが起きているか?






簡単に考えてみましょうね。




機械でも何でも、


使い切れないエネルギーはどこかに追いやらなければならないですな。




私たちのからだの場合、


飢餓に備えた能力のおかげで、


中性脂肪というかたちにして、


おなかのなかの内臓脂肪として、


しっかり蓄えられる・・・・。




おなかの中の肝臓なら、


そうです、フォアグラですね、脂肪肝!




このおなかの中の内臓脂肪がくせもの。


このくせものから、


私たちのからだに


悪影響を及ぼす物質が出てくるんだそうです。




それを、


「アディポサイトカイン」


と呼んでいます。




これは、たとえば、


「遊離脂肪酸」だったり、


「レジスティン」とか


(よくわかんなくていいです・・・)


「TNF-α」など


だったりして、これはもうギャングみたい。


悪玉アディポサイトカインとか言ってしまって


いいですよね。




この輩、何をするかと言えば


「インスリンの働きを邪魔する」


んですよ、ほんと困った連中。




私たちの血糖値はこの


「インスリン」


のおかげで、適正な血糖値を保つわけですよね。


それが邪魔されちゃうんですよ。




こういうのを


「インスリン抵抗性」


って、医学の世界では言いますね。




こまったことに、


インスリンはちゃんと出てるのに


働きをギャング達に邪魔されてるわけです。




でもね、


ちゃんと対策もしているんです、私たちのからだは。




同じアディポサイトカインでも、


善玉君達が、ちゃんと出てくる仕組みがあるんです。




脂肪細胞からは


善玉アディポサイトカイン


が出るようになってるんです、対抗するように。




しかし、ここでポイント!


この善玉君達は


内臓脂肪型肥満になると、


出てくる量がどんどん少なくなって


対抗できる力を発揮できない・・・・。


まずい!




となると、インスリン抵抗性の状態が改善できない。




改善できないとどうなるか?




そうです、高血糖が続く・・・・


そう、糖尿病!!


インスリンが大量に分泌されっぱなし、




インスリンの性質として


血液の中に大量にインスリンがあると


血管の筋肉が肥厚する・・・


腎の働きが狂う・・・


つまり・・・・


「高血圧」ですね。




こうして、


メタボがしっかりできあがっていくわけです。




こういう理由で


私は、


「糖尿を根治するには


 薬よりも


 カロリー制限よりも


 まず、内臓脂肪を減らす運動」


と言い続けているわけです。








今日も、素敵な日でしょうか。


読んでくださってありがとうございます。



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タンパク質って何?

脂質の吸収 その1



糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。

前回に引き続いて脂質の話です。
「脂質は性質が、糖質やタンパク質とは
ちょっと違いますから話を分けないと
いけないんです」という話をしましたね。


脂質は水に溶けないから。


脂質をイメージで捉えましょう。

またまた乱暴にいうと(ざっくりイメージが大切ね)、

一つのグリセリンに三つの脂肪酸がくっついた感じです。

まるで、「目刺し(いわしの干物)」みたい。


「わら」なのかなあれ、
いわしの目のあたりを貫通してるあれ・・・「竹串?」だったかな。


「目刺し三匹」という感じです。

「わら」だか「竹串」だかが「グリセリン」で

「いわし」のそれぞれが「脂肪酸」。

「鯉のぼり」って言ってもおもしろいかな。


「鯉のぼり」の棒が「グリセリン」で、

鯉のぼりや吹き流しが「脂肪酸」(3本)ですね。

この形をしている
「グリセリンと脂肪酸とが合体したもの」
を「中性脂肪」とも言ったりしますね。


これ(目刺し)が、

小腸から吸収されるときには、
ばらばらに分解されて入ります。

そうです、
1本のわら(?)と
いわし3匹に分解されます(笑)。


なかに入ると、

また目刺しに戻り、
同じような目刺し同士で合流したりして、

速やかに、

リンパ液と一緒になって
(リンパを泳ぐ「目刺し」の群れになって・・笑・・・)、

リンパ管のなかを移動します。


胸管という中を流れながら、鎖骨下静脈に移行し全身を巡る旅に出ます。


脂肪酸の方(いわし)は、筋肉組織などでエネルギー源としてどんどん使われます。


いかがでしょう。イメージできますでしょうか。


「目刺し(いわし)」じゃなくて

もう少しかっこいいモデル・・・

思いつきませんでした(笑)。


あとは、ビタミンなどの吸収もありますが

おおかたの栄養素吸収は見てみたことになります。


ここで、もう一度イメージしましょう。


口から食べたたべものは

例の「ちくわを貫いている穴、
つまりちくわの外の部分(私たちでいう消化管)」
を移動しながら


入り口から入った食べ物は、
必要な栄養分だけ、例のドアから、

「ちくわ」の中に吸収され
(これは小腸での吸収ですね)、

最後に水分を吸収され
(これは、大腸でおこる吸収です)、
出口(肛門)から、便として出て行く・・・・。


イメージできますでしょうか。

「ちくわ」の「なか」に入るのは

栄養だったら、主に「小腸」から、
水分だったら、主に「大腸」からで、

胃や十二指腸からは吸収は起こらない・・・


吸収された栄養は肝臓に行き、全身に巡りはじめます。

その時のやり取りは、毛細血管が受け持ちます。





今日も素晴らしい一日となりますように。

読んでくださいましてありがとうございます。

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タンパク質って何?

脂質の吸収 その1



梅と桜の饗宴が


今日はかなり雨でしっぽりです。


孟宗竹もくっきりはっきり


雨に濡れています。




糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




私たちが食べたものがどんなふうに


消化され、吸収されるかを


少しずつですが、見てきました。




今のところ、三大栄養素の


糖質とタンパク質まで見ましたね。


残るは、脂質です。




ここで、もう一度食べ物の流れを復習しましょう。






1)摂取:入り口である口から食物を取り入れる。


         ↓


2)消化:口、胃、十二指腸、小腸などで食物の成分を


     消化酵素で分解→最小単位に加工する。


     単糖類、アミノ酸、ペプチドが最小単位。


         ↓


3)吸収:主に小腸から、消化した食物成分や栄養素を  


     体内に取り入れる。


         ↓   


4)循環:吸収した成分を、心臓や血液の働きで、


     体内のあらゆる部分へ送る


ここまでが、糖質とタンパク質で見てきました。




ほとんど触れなかったのですが、小腸の表面(絨毛)のすぐ内側を毛細血管がたくさん走っています。




糖質とタンパク質は栄養素の最小単位になって


例のドアから入れるわけですが、




イメージとしては、そのドアは消化管粘膜一面にびっしり並んでいるというイメージがいいと思います。




毛細血管は、ほんとに乱暴なイメージをすると


ガーゼで作った細いパイプのようなイメージです。




つまり、毛細血管の壁は、小さい物質や水、気体(酸素など)、その他がしみこめるイメージ。


逆に、


毛細血管の内側からしみ出すこともよく起きます、というよりそうやって栄養を運んで目的のところに渡すことができるのは、この性質があるからできることになりますね。




上記のブドウ糖やアミノ酸などは


小腸のドアから入ると、近くをたくさん走っている毛細血管の中に染みこんで行くわけです。


地下鉄に乗るみたい・・・・。




その先は、まず、門脈という血管(栄養満点の血液が流れる静脈です、肝臓の入り口に特有なパイプです)につながり、さらにその先は肝臓です。そして、その肝臓から、また血液の力を借りて、血管という道を通って、全身の細胞に届けられるわけ。




この流れは糖質(ブドウ糖)もタンパク質(アミノ酸やペプチド)はほぼ同じ仕組みで循環します。




一方、同じ栄養素でも、脂質は動きが違います。


ですから、説明もはっきり分けました。




脂質は、栄養の最小単位に分解されると


脂肪酸とトリグリセリドになります。




次回はこの辺のつづきを。








今日も佳き日でしたでしょうか。


読んでくださいましてありがとうございます。


前回は、プラセボ効果に関する考察をしました。




もう少し、このプラセボ効果について


お話しします。




実際に、


偽薬(本来の薬ではなく、何の効果もない乳糖の粉や、それを錠剤にしたり、カプセルに充填したりした偽物)は


効果を出すことがしばしです。




本当は、これが偽薬ですと言って得られる結果も考慮しなければならないとも言えますが・・・。




私たちの中にある、不思議な力です。




以下ちょっと脇道にそれます・・・


わたしはこの効果を否定しません。


むしろ、私の糖尿養生訓では、


【私たちが持っている「(この)便利な力」


 を十分に利用すべし】と謳っております。




いつかお話ししたいと思いますが


「便利な力」とは


「信じる気力」を必要としますが、


気力を使って、信じたつもりになって


何度も何度も唱えている(笑)と、


あら不思議、


脳の奥まで染みこんだ頃(?)に、


(それをしなかった場合に比べると)


大きな差が生じるのです。




この力を使うには、テクニックが必要ですが、


「食」で治療をしたり


「薬物治療」


の際に使って効果を得るのは比較的簡単です。




私は、これを「便利な力」と呼んでいます。


本論に戻ります。




プラセボ効果は無視できないと思います。


これは効くんだ!と思い込んでしまうこと・・・・。




恋をしている女性がどんどん魅力的になって行く、


芸能人となった青年が日に日にいい男になって行く、


神仏に願をかけて病気が回復して行く、


「君はできるね」と言われた子供の成績が伸びて行く、




どれもみな、私たちのからだの中にある


あるスイッチが「ON」


になるためだと思います。




そのスイッチのインフォメーションをするものは


ホルモンであったり


自律神経であったり


脳内伝達物質であったり


こと、肥満や糖尿病に関しては


脂肪からの生理活性物質なんかも類似かな。




からだを知って病気を知れば


百戦危うからず・・・です。




糖尿病根治で一番大切なこと


それは・・・「知ること」


だと思っています。




その「知る」ということを


ガイドするのが私の役目。




病気を治す方法はたくさんあります(と思います)。


優秀な医師や


代替医療や


そのほかさまざまな療法の


先生方がたくさんおられます。




わたしはその何れとも


敵対する立場ではありません。




いかなる方法を選択されている方でも


よい方へ向かっていただくための


【知】


を身につけるお手伝いをすることが


私の存在意義です(と信じています)。




私は、それを実現させるために


長い年月、自分で研究を重ねました。




それをひとつの「かたち」にしました。


「品川の糖尿養生訓」


と名付けています。




しかしこれは、


市販していません。


(20年くらいかかってしまいましたから・・笑・・・)




だからとても効果があって高価です(・・・大笑・・・)。




冗談はさておき、


私はその養生訓のエッセンスを


これを読んでくださっている皆さんに


毎日少しずつ提供します。




もしお気に召したなら、


使ってください。




どんな2型糖尿病治療をなさっていても


役立つものと自負しています(生意気失敬)。




今日もすこぶる佳き日でありますように。


読んでくださいましてありがとうございます。



水戸の偕楽園では


梅の開花がひと月ほど遅かったため


滅多に見られない饗宴が楽しめます。




そうです、梅と桜の「共演」です・・・。




糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。




健康市場のモンスター


ヒアルロン酸


コラーゲン


の人気の秘密を考えています。




1)「多くの人が買い続けるには秘密がある」




宣伝広告の暗示にかかって、


「あたかも聞いた通りの効果が得られる」


のは否定できません。




これはプラセボ効果(プラシーボ)とよばれる


わたしたちの特徴でもあります。


「偽薬の効果」


とも言います。




これは


1)「多くの人が買い続ける秘密がある」


のひとつですね、きっと・・・。




いいものと信じて使えば


最高のパフォーマンスを発揮するんです、きっと。




亡き私の母は、


ある化粧品をずっと使っていました。


「私にはこれが一番あってるの」


が口癖でした。


別にすごく高価なわけでもなく


天然原料云々でもなかったですが


それでないとダメだと言っていました。




これでおしゃれをした母は


私の自慢の母でした。


控えめな中に、


「自信」があふれていたからだと思います。




これこそ、私たち人間ができる高度な活動、


「信じて使えば最高の効果を得られる」


奇跡です。






話がそれましたが、


1)「多くの人が買い続ける秘密がある」


としてプラセボ効果があると私は考えます。




そして、


この効果を上げる重要な要素があります。




それは、


「使う人の願望」


です。




宣伝広告に見る「効果」を、


自分も手に入れたいという願望です。




その時はかならず、


それを使った場合の「理想的な自分」を


頭のスクリーンに映し出しています。


それがあればあるほど、


鮮明であれなあるほど、


高価な買い物は実行されます。




この事実を把握して


宣伝コピーを作れば


きっと売れるでしょう。




頭の中に写しだされてた


「理想的な自分」への願望エネルギー、




さらに、


それが実現するかもしれないと


思った瞬間、




確固たる欲望の誕生です。


「欲しい。」




「科学的な保証」を連ねたコピーより


「最高ですよ」の連呼より




そのアイテムの向こう側にチラチラ見え隠れする


「理想的な自分」


を、欲望します。これが心理です。




この仕組みを上手に使えば


何でも売れてしまうでしょう。




もう一度、言います。




宣伝広告に見る「効果」を、


自分も手に入れたいという願望、


それを満足させたいのです。




いつの間にか、


「アイテムが欲しい」


から


「願望を満足させたい」


にすり替わってしまっていることに


気づかなければならないと思います。




衝動的なショッピングが


気持ちいいのは


この仕組みに類似します。


あとで悔やむこともしばしばです。


「何でこんなもの買ったんだろう・・・」




その商品が欲しいのではなく


その商品の向こうにある「理想」を


手に入れたいのです。




逆に言えば


この仕組みを十分に理解して、


罠にはまらないように


落ち着いて


商品を吟味することが


私たちが取るべき方針です。




こと、病気を克服するためには


やはり「知る」ことが


とても大切です。


場合によったら


命に関わることですから。




今日も素晴らしき日でありますように。


読んでくださってありがとうございます。