「小腸」についてどんなことを知っていますか。
特に、
ご自身の免疫に不安を感じている方は
まず、
小腸を知ることがけっこう大事だと思います。
糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川です。
今回は、消化器仲間のうちでも
様々な機能が集中する「小腸」です。
まず、
臓器の位置関係からいうと「小腸」は
「(前回の)十二指腸」に続くパイプ
です。
そして、
この「小腸」の、さらに先には「大腸」があります。
「十二指腸」の十二指は
「12本の指」からきてましたね。
となると、
「小腸」・「大腸」の
「小」や「大」は意味がありそうですが・・・。
書物によると、
腸管の「太さ」を表しているとありました。
「小腸」は比較的細くて、
「大腸」は太い。
「小腸」の長さは、
諸説ありますが、だいたい6メートル。
私たちのからだでは一番長い臓器ですね。
人体図を見た時に、
胃の下の方で、折りたたんだように
書かれているのが「小腸」ですね。
ぐるっと周りを囲むように
書かれているのが「大腸」ですね。
たいていは少し太めに描かれています。
この小腸は、
私たちのからだの状態を
左右するくらいの、
いろいろな働き、
驚くべき性質、があります。
たとえば、
わたしたちの栄養は、
ほぼ、ここ「小腸」で吸収されています。
ちょくちょくお話ししている
「栄養素の最小単位が入るドア」
は、この小腸の表面にぎっしり並んでるわけです。
また、
そのほかにも重要なシステムがあります。
口から入ったものが、
消化されて、最終的に、
この小腸にあるドアから入って
毛細血管やリンパ管で
全身に運ばれる・・・・
となるわけですが・・・。
つまり、
消化されたものがすんなり
「からだの中」に入ることができてしまって、
からだのいろんなところに行けてしまったら
これはもう一大事!
そうです、
「からだの中」に入ることができるくらいの、
サイズの小さい悪い連中が、
紛れ込んでいる可能性はものすごく大きい!
つまり、
私たちのからだに「入ってはいけない連中」を
見つけ出し、退治しなければならない。
もしそれができなかったら、
たとえば、細菌、
これが、侵入して増えていったら
感染症を起こしてしまう。
小腸は、
混み合ってる国際空港のロビーさながら
大忙しです。
テロリストや犯罪者、
伝染病にかかった人、
危険物の持ち込み、
麻薬所持者、
不正入国者
はたまた政治犯まで・・・
すべてを見つけ出し、
しかるべき処理をしなければならない。
この働きに、
私たちは守られている。
このことを忘れてはいけない。
この、入国管理局の様なはたらき・・・
いや、もっと過激かな、
悪いものは攻撃して、
無毒化して、排泄までしてしまうから、
もっともっと頼もしいはたらきですね。
私たちを守ってくれているこの働きを
「免疫」
といいます。
この「免疫」機能の
有能なスタッフのうちの中心的存在、
「リンパ球」
という仲間がいますが、
この「リンパ球」は
(私たちのからだの臓器別に
その存在を見てみると)
およそ、
6割が「腸管」に存在する
そうです。
それもそのはず。
からだへの入り口、
国で言えば表玄関、
国際空港ですから
「免疫」システムが充実しているのは
あたりまえです。
いかがでしょうか、
「腸管」は
とても大切な働きを担っています。
私たちの健康、
体調、病気、
精神(第二の脳と言われますから)
に対して、
さまざまな影響力をもつのが
「腸管」。
この仕組みを知らないと
健康をみずから害してしまうような
無謀なことをしてしまうかもしれません。
病気になったら、あわてて、
治療法を一生懸命、探します。
いい薬はないか・・・
いい治療法はないか・・・
いい医者はいないか・・・
薬の情報を細かく調べ上げる人もいます・・・
未知の療法に賭ける人もいます・・・
いずれも、「ひと」の営み。
でも、それだけの労力と熱意を、
病気になる前に
自分自身の「からだ」
についての「知識の集積」
にあてられないものでしょうか。
もしそうできれば、
悲しい結末、
後戻りできないトンネル、
そして、
怖い蟻地獄のような
「経過観察医療」
にはまり込んでしまうような・・・
そんな絶望に落ち込むことが
いくらかでも避けられるのではないか・・・
私はそう思うのですが。
私は、そんな観点から、
からだの仕組みと
病気の仕組みなどを
わかりやすく整理して、
日々の生活で、
自分のからだの様子がわかるようになり、
好調、不調を的確に判断できて、
そんなときはどうしたらいいのか、
何を、どんなふうに食べればいいのか、
休息を、どんなふうにとればいいのか、
心の状態を、どのようしたらいいのか、
そういうことが、少しずつでも
自分でできるようになりたい・・・、
日々の生活で、
病気になりにくいからだを
こつこつと作り上げたい・・・
そのための、
すぐに役立つ指針がほしい・・・
そうすれば、何かが変わる・・・、
と考えたのです。
何よりも、
自分がそれを欲しいから、
私の子供達にも
渡したいし、そのまた子供達にも。
そして、
それをもっともっと、
みんなで充実させて欲しい。
科学的なアプローチができるように、
「知ってることだけでまず考えてみる」
そんな、スタイルでどんどん考えて欲しい。
すぐに、
ネットで検索もいいですが、
まず、自分のあたま(データベース)の
検索、そしてそれを使って考えてみる、
それを伝えたいし、自分もそうしたい、
と考えています。
その考えに沿って作ったのが
「糖尿病養生訓」
です。
どんなふうに運動するといいらしいか、
どんなふうに食べるといいらしいか、
どんな薬草がいいらしいか、
そういうことを示しながら、
実践できるようにする
参考書のつもりで作ったものです。
このブログで、
そのエッセンスを少しずつ
お話ししています。
今日も素晴らしい1日でありますように。
またお会いできたことに感謝します。