糖尿病を根治させる究極の技

糖尿病を根治させる究極の技

百戦錬磨のスーパー薬剤師「糖尿根治メンター品川俊徳」が
あなたやご家族を経過観察医療の蟻地獄から守ります。
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透析患者密度(単位人口当たり)が最も高い国・・・


人工透析大国といわれる国・・・日本。




実は,新たな国民病と言われたりもします。


慢性腎臓病(CKD)。




特に、


慢性腎不全は完治させることは困難であり、


「寛解状態」を維持することが治療の目的となりますね。________________________




「寛解状態」:症状が落ち着いて安定した状態




別の言い方として、


病気が一時的に寛(ゆる)くなり解(と)けたような状態になることを意味している。また,完全に治ることを表す,「治癒(ちゆ)」という言葉と対比して用いる。


【参照】


「病院の言葉」をわかりやすくする提案[国立国語研究所]


 http://www.ninjal.ac.jp/byoin/


________________________




腎疾患は、ご存じのように、


心血管系疾患や脳卒中の発症にも


大きく関連していると考えられています。




慢性腎臓病を予防することは、大変重要な取り組みであり、


その早期発見・早期治療は21世紀の「医」のテーマだと思います。




我が国には、なんと


約1300万人の


慢性腎臓病(CKD)の患者さんがいます。




日本を含めた世界中で腎不全により、


人口透析を受ける方の数が急増しています。




日本の場合も、腎不全による透析は年々右肩上がりで増えていて、既に30万人を超えています。




参考のために,人工透析というのはどういう治療法か,ざっくり見ておきましょう。




2種類の分類があります。




ひとつは、血液透析というもので、医療機関にかよって、週3回、1回について4、5時間かけて透析を行う方法。




もうひとつは、腹膜透析と言います。基本的には自宅で行います。これはおなかの中に1日4回、1回あたり約2リットルの透析液を入れて,自分で交換する方法です。




日本では、血液透析によるのが97%、3%が腹膜透析です。




その他に、腎不全の治療として,重要なものがあります・・・。




そうです、


腎移植です。適合する腎の移植が受けられれば、透析をする必要はなくなります。




知識として、ざっくり見ておきました。




この段階に進まないように、からだをいたわり、


養生をしたいものです。




今日も素晴らしい一日に成りますように。




慢性腎臓病って具体的にはどうなってるの?




我が国には、なんと


約1300万人の


慢性腎臓病(CKD)の患者さんがいます。




日本腎臓学会の推計ですが、成人の8人に一人。




これは、我が国に限ったことではないようです。


世界中で患者が急増しているそうです。




前回は、腎臓について、ほんとにざっくり見てみましたね。




その知識などをもとに、腎臓病をもうすこし、見ておきましょう。




お医者さんたちが、


慢性腎臓病(CKD)と判定する基準を


見てみましょう。






たとえば、「タンパク尿が出る」など、


ひとつの腎障害があること。


つまり、


尿検査異常やその他の画像、病理検査により、


腎臓に明らかに障害があるということです。








もうひとつ、


糸球体ろ過量(GFR)が通常の60%を


下回ってしまった状態




このふたつのいずれかの状態が、


3ヵ月以上続いた時に、慢性腎臓病と診断します。




ところで、糸球体ろ過量(GFR)って何でしょうか?




これは糸球体


(・・・腎臓の濾し器みたいなものですね)を


単位時間に通り抜ける血漿の量を


糸球体ろ過量(GFR)と言います。




glomerular filtration rateの略です。


単位はml/分。




腎不全という状態では、


糸球体でのろ過がスムーズにできなくなってしまうので、


GFRを測定すると不具合の程度がわかるということです。




ところで、血漿と血液って何が違うんでしょうか?




☞血液から血球成分をのぞいたものが血漿です。


血球成分というのは、


赤血球、白血球、血小板のことです。


血液の36~48%が血球成分です。




ところで、


「タンパク尿」については


どうやってチェックすればいいんでしょうか・・・。


もっとも簡単なのは、薬局などで売っている




尿試験紙


で、おおよそわかります。




また、医療機関でですが、血液を採取して、


クレアチニン検査というのをやってみるとわかります。




状況にもよりますが、タンパク尿が出たら、


たとえそれが少量であっても注意が必要ですね。


腎臓が悪化している兆候ですね。




そんな時には、医療機関で、



微量アルブミン尿という検査法があるので、


それでチェックできるといいですね。




尿試験紙で尿タンパクが検知されなくても


微量アルブミン尿の検査で、


尿中にタンパク成分が


出てしまっていることが判る


こともあります。




ただし、


この検査は,


糖尿病の患者さんのみ保険適用なのです。




これからわかることは、


糖尿病の方は、


「微量のタンパク尿であっても注意が必要」
ということです。


治療上、大切なことは、保険適用になりますから。




少量のアルブミン尿が出ている段階では、


心臓血管系疾患が起こりやすくなっていることが


わかっていますから、注意が必要です。




糖尿病の方は、3ヶ月に一度くらいの割合で、


微量アルブミン検査を受けておくべきです。


そうすることで、腎臓病併発を見逃さずに済みます。




腎臓は、細い血管が集まった臓器です。


もしも、血圧が高い状態とか


血糖が高い状態が続くと・・・、




その細い血管はダメージを受け、


動脈硬化がおこり(つまり血管がだめになり)


腎機能低下が静かに,確実に進みます。




糖尿病の方で高血圧症を併発している方は、


慢性腎臓病の危険因子を抱えている


と言っても過言ではありません。




あなたの腎臓は大丈夫ですか?




早期発見、早期対策以外に


ありません。




慢性腎臓病の先にあるのは,腎不全・・・、


つまり、人工透析です。




糖尿と腎臓について書いた私の記事があります。


どうしておしっこに糖がでてしまうのか、


腎臓は一日にどれくらいのろ過をするのか、


などをざっくり書いてあります。


読んで整理してみてください。☞糖と腎臓のはなし


次回は人工透析について少しだけ見てみましょう。




今日も素敵な一日でありますように。


慢性腎臓病(CKD)のお話しは


今まで敢えてしませんでした。




というのは、


このお話をすると、あまりにも、


糖尿病の方をおどかしているみたいな


感じになってしまうからです。




でも、前回の記事で糖尿病性腎症について


ちょこっとだけ触れましたから、




思い切って「慢性腎臓病(CKD)」のお話を


することにしました。




あくまでも、私の話は、ざっくりですから、


詳しいことは,書物を読むなり、


あなたの主治医に教えてもらってください。




医師ならば常識として知っているべきことですから、


どんな科目の医師でも教えてくれます。
ではいきます(何回かに分けて記事になると思います)。




まず、


腎臓についてどんなことを知っていらっしゃいますかな?




私たちの腎臓は,左右に1個ずつ合計2個あります。


それは、おなか部分(腹部)の背中側にあって、




背骨を挟むような配置で,左右1個ずつになってます。




医学関係の本や健康雑誌で


見たことがあるかもしれませんけれど、




そら豆のような格好をしています。




大きさは握りこぶしくらいです。


さて、腎臓はどんな働きをするのでしょう。




大切な働きは3つあります。




ひとつ目。


排泄です。体中をグルグル回る血液をろ過し


老廃物をおしっことして、体外へ出すという


重要な働きですね。




ふたつ目。


体液の調節です。ピンと来ないかもしれませんね。




ミネラル分、


たとえば、リン、カルシウム、カリウムなどの


電解質(水に溶け込んでいる金属ですね)の調節や、




からだの中の、塩分量や水分量の調節をして、


微妙な血圧の調節をしています。




3つ目。


内分泌に関わる働きですね。


骨を丈夫にするホルモンや


赤血球を造るホルモンを分泌してます。




どうでしょう、


生命に関わるくらい大事な働きをしています。




ところが、組織の性質上、


「沈黙の臓器」


と言われます。




腎臓病の初期の段階では、


痛みなどの自覚症状がないので




なかなか、


腎臓病であると認識されにくい・・・という


注意すべき現実があります。




慢性腎臓病(CKD)というのは、


上記の3つの働きが、慢性的に低下してしまう


重大な病気です。



病気について知っておくことは、

糖尿病と楽しく向かい合うときに必須だと思います。



それよりも何よりも、

「わたしのからだの諸器官」が



毎日毎日、


休むことなく、ただひたすら、

連綿と働き続けてくれていることに

感動せずにはいられなくなるはずです。



そうなると、

ある程度の節制は覚悟の上で、

「わたしの大切な仲間(器官)を守りたくなる」

はずです。



それは、糖尿根治へのモチベーションになります。



少しずつで、いいと思います。

ぜひとも、「知の拡大の旅」、ご一緒しましょう。








今回はここまでにしておきましょう。




続きは次回に。








今日も素敵な一日でありますように。

糖尿根治とは?」もう少し掘り下げてみます。
前回の記事に貴重なコメントをいただきましたので、

引用させていただき、

以下に、私のコメントを書かせていただきました。

(コメント欄には長文すぎて、書き切れなかった・・・笑)


以下、頂いたコメントです。

先日、糖尿病が治ったのに(血糖値、A1cとも正常値)まだ、治療が続く不満を書きました。

全部は理解でき泣けど、大きな範囲でバランスを回復しないとダメなのですね。

でもこの様に広範囲で正常な人間が居ますか?

一度、糖尿病になっただけで、何故厳しいバランスの良さを要求されるのでしょうか?


しかし、論理的矛盾がある

貴方に診断されたわけではないですが、

数十項目の生化学的データと血糖値=240及びA1c12のデータから、糖尿病と診断されました。

数ヶ月の食事管理、運動、薬の服用の結果、2つのデータは正常値に戻りました。生化学的データも勿論正常値です。

不具合部分が無くなれば正常でしょう?

これは完治だとするのが、論理的に正しいと思いますが。

完治後のアフターケアーだというなら判りますが。

~~~~~~ここまで。



血糖値とHbA1cが正常範囲値に落ち着かれてほんとうに良かったですね。


糖尿病の場合も、

組織の状態には

「可逆な変異(元に戻る)」である程度の不具合と

「不可逆な変異(元に戻らない)」である程度の不具合とが
あるかと思われます。


糖尿病の進行の度合いによっては、

組織の大半が「不可逆な変異(元に戻らない)」となってしまいます。


その場合、

「完治 ⇒ 完全に治る ⇒ 組織が正常に戻る」というのは無理です。


特に、「腎臓の糸球体」などはその典型でしょう。

「透析(慢性腎不全)」にいたる患者さんの数は、

糖尿病から発症するケースが、最も多いと言われます。

もちろん、主因は高血圧合併だと思います。


これは、血液中の単糖類(ブドウ糖)の「反応性の高さ」が原因です。

つまり、血糖値が高いほど不可逆反応は進むわけです。
主に、糖とタンパク質の反応です。

また、

インスリンは腎でも代謝排泄されるので、

腎の機能が低下すると、

血液中のインスリンが減りにくくなるので、

血糖降下薬の量を減らさねばならなくなります

(クスリは減りますが、腎は確実に悪い方へ進んでいます)。


そうなると、低血糖のリスクが高まります。

この段階で、浮腫(むくみ)、精神的不安定、うっ血性心不全などが出始めることがあります。ネフローゼ症候群ですね。


糖尿病と確定した時点で、

腎症前期(第1期)と見なさねばならないことが多いです。

なぜならば、糖尿病と判定される前段階、

すなわち耐糖能異常の時に、

糸球体はじゅうぶんに「反応性に富んだ単糖」に暴露しています。


したがって、

糖尿病の洗礼を受けた方にとっては、

血圧コントロールが、血糖コントロールと同じくらい、

あるいはそれ以上に大切です。

それをないがしろにすると、静かに「腎」をむしばむことになります。


糖尿病性腎症だけでも、さまざまな病態が複合的に絡んできます。

この根(roots)の不具合を

一つ一つ適切な状態に近づけてゆくことを

私は「根治」と呼んでいます。


けっして、様々な疾患で、

「がんじがらめにしよう」としているのではありません。


様々な疾患の原因は,もとはと言えば、単に、

「血液中のブドウ糖(単糖)の濃度が大きい」

ことだけです。


そこから始まっています。


そもそも、私たちのからだには、

「血糖値を上げる仕組み」は何重にも備わっていますが、

「血糖値を下げる仕組み」は,(顕著なものとして)

「インスリン」というホルモンだけです。


この、事実から何が予想できますでしょうか。


おそらく、私たちの「からだ」にとって

毎日連綿と続く「穀物摂取」は、
「想定外であった」のではないか、

という想像を私はせざるを得ません。


炭水化物(穀物)は,

飢餓に備えた栄養補給食品だったに違いない・・・


運良く可能になる炭水化物摂取は
(これは穀物栽培が可能になる前のころの現実だったろうと思います)

それによって蓄えられる中性脂肪によって、

飢餓を乗り切る仕組みであって、

まさに、

飢餓対策がメインだったのではないか・・・。


その裏付けとして、

私たちはタンパク質や脂質から、

肝臓でブドウ糖をつくり出す仕組み(糖新生)を

しっかりもっています。
あえて、危険な(反応性に富んだ)単糖類を、
小腸から血中に取り込む必要はそれほどないのです。


つまり、

肉や魚などのタンパク質と脂質などを摂取できれば、

必要なエネルギーは、

充分に得られる仕組みがあるのです。


にもかかわらず、現代は・・・・、

あたかも、非常事態(飢餓)の連続のように、

毎日毎日、(飢餓に備えるかのごとく)、


穀物(炭水化物:米や麦)を主食と称して、
ふんだんに、

十分すぎるほど、

摂取し続けていることになります。


「敢えて反応性に富んで危険な「単糖」を

摂取する仕組み」は、


飢餓という死に直結した事態を

できるかぎり
「回避するための苦肉の策」、

「身を切ってでも

 エネルギー源を備蓄するための策」であって、

「規則正しい三度の食事と称して、ほぼ一定量を摂取する習慣」
ではないと、私は考えています。


ですから、
言うまでもなく、
これを毎日続けていては、

「本来の恒常性」を保ちにくくなります。


今こそ、
根底から『(穀物を主食とする)常識』を
再検証すべきだと思います。


炭水化物摂取を極力減らし、

食物繊維を充分に摂り、

炭水化物を減らした分だけのエネルギー源を
タンパク質や脂質摂取で補充、


適切なエネルギー消費、

それも、

「合理的に筋を使う」エネルギー消費を

続けなければならないと考えます。


以上のような理由が


他の合併症、

アルツハイマー(認知症など)、

がん、

感染症、

心疾患、

脳血管障害、

うつ病、

その他、


の病態に複雑に絡んでいます。
これらの病態は、
糖尿病の方に発症リスクの高いものです。


これらに関わる様々な根(roots)、

すなわち組織の不具合が


反応性に富んだ糖、

すなわち糖毒性によって

引き起こされるわけです。


これを一つ一つ解消してゆくことが

糖尿根治なのです(勝手な屁理屈かもしれません)。


私の感覚では、

血糖値が正常範囲に収まったあとは、

アフターケアと呼びたいですが、

after ではないのです。


まして、薬物コントロールによる

血糖コントロールは、

恒常性に逆抗する行為です。


私たちのからだは、

「血糖を上げるような仕組みが必要な状態」
こそが自然であり、


「血糖値を下げる仕組みを無理矢理付加することは、

不自然な状態を続けていることになりませんでしょうか。


そんな意味で、

糖尿根治は、
その一つ一つの取り組みが

忘れそうになっている「夢と希望」を託せる、

恒常性の維持修正という

作業なのです。


たいていの方が、

驚くべき多変数関数のような状態を

絶妙にバランスしていると

私は思います。


それがわかるのは、

いくつかの不具合があっても

何とか、バランスをとっていける事実です。


僭越ですが,私の中では、

矛盾がないのです。



「糖尿根治とはどういうことか?」


というような質問を、昨日、ある方から


個人的にメッセージをいただきました。




以前にも、同じような内容の


ありがたいメッセージをいただいたことがあります。




その時の返信メッセージを以下に貼り付け、


いい機会ですので、


「糖尿根治」


と私が申しております「その考え」を


お伝えしようと思います。




「まったく『糖尿根治』などと、軽々しいことを言うな!」


というような叱責が、


日夜、糖尿根本治療をめざして


邁進していらっしゃる研究者や医師から


聞こえてきますが、


私は敢えて毎日実名で


blogを閉じずにおります。




逆に、


「糖尿根治をそんなに重々しきものに


 しないでください。」


と言いたくなってしまいます。




つらいのは、患者さん自身です。
研究者でも、医師でも、私でもない。


そんな患者さんに、「根治」を目指して欲しいから


あえて「糖尿根治」ということばを


使っています。




「信じる事」で全てが解決するわけではないが、


「信じる事」をしなければ、


つまり、こころから信じなければ、成らない、実現しない・・・。



と、あるブログ(Motto ; blog)で教えていただき、
今までの自分の信念に確信を持ちました。




私は、私の定義で


「糖尿根治」とはいったいどういうことか


を規定し、それを記述し、


「信じる」ことにしています。




以下、以前に、いただいたお便りに対しての


私の返信の便り(原文)です。


今回の


「糖尿根治とはどういうことか?」


というような質問の答えとさせていただきます。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


お便りいただきましてありがとうございます。


かの○○○様からだったのでドキドキしながら開封しました。


さすがに○○○様です。




今まで、


(blogを開始したのが今年(平成24年)の2月26日でしたが、


以来はじめてです)


「根治」について、聞いてくださった方は○○○様が一人目です。






私は、私の中で、「根治」を次のように定義しています。


糖尿根治:


「発生している糖尿システム」も含めて、


 然るべき「恒常性」を維持できる状態になること




必然的に扱うのは2型糖尿システムになります。




「完治」ですと不具合を直す完了形を、


 私はイメージしてしまいます。




私にとって、


根治はルート(roots)の修正です。


rootsは多岐に渡ります。




血糖値のコントロールだけではないことはもちろんです。




血糖値のコントロールはrootsのなかの一つの事象です。




恒常性」を維持するということは、


 多変数関数の制御のようなものだ




と考えます。




私は、


20年とちょっとの時間がかかりましたけど、


その根治理論を創り上げました(独りよがりですけれど・・・笑・・)。




その考え方では、


完治のようにエンドポイントはありえません。


*注]私のお慕い申し上げる有名な やまんばさん の「完治」に対しての


   コメントではではありません。誤解のないよう付け加えます。




あるとすれば、


理想は


然るべき恒常性を維持しながら、


 最後は自動連鎖でスイッチを静かにオフにしてゆく」




ことです。




抽象的で申しわけありません。


お時間が許すなら、このままお読みいただけるとうれしいです。


私にとっての「根治」とは上記に尽きます。




以下、わたしのスタンスをつらつらと書かせてください。


私は、


2型糖尿病を単独の病気と捉えていません。




血糖値の不具合、


小腸、大腸の不具合、


免疫調整作用の不具合、


肝機能の不具合、


脂質代謝の不具合、


ミネラルバランスの不具合、


腸内細菌の不具合、


体循環の不具合、


神経系の不具合


その他、




などが複合していると捉えています(不具合という言葉が


不適切かもしれませんが失敬)。


つまりrootsの多変数関数です。




実はこれは2型糖尿病に限ったことではありません。


不調を訴える、あるいは何らかの疾患が


後天的に発生しているどなたにも、


実は当てはまることだと考えます。




これらのうちの血糖値の不具合の程度が


比較的大きい状態で、


細胞レベルでいう組織に炎症が起きている状況を


2型糖尿病と考えています。




腸管の不具合には


感情、精神もリレーションしています。




当然、自律神経、


そして迷走神経、特に末梢神経が然りです。




上記ファクターに大きく影響するのが


筋力に相関する「肉体」の不具合です。


とても大きな問題です。




全て、連関していると考えます。




根治には、高度な取り組みが必要です。




その取り組みの指針を目指したものが


私が創った「養生訓」です。




抽象的なお話になってしまいましたが、


糖尿根治とは


「血糖値を下げること、


 HbA1cの低下を実現すること」


だけではありません。




私たち本来の「ホメオシスタシス(恒常性)」を


維持できるようになることです。




以下がその基本原理を示す骨格です。




・・・・・・・・略。

ほんとに抽象的な言い回しが多くて


申し訳ありません。


文章は、まだまだ続くのですが、


続きはまた、いずれ。




今日もお会いできて


とてもうれしいです。



ラジオ体操を支持しています。


運動療法が大切だということが言われます。




私は、その運動の中でも、


ラジオ体操が大好きです。




毎朝、6:30からNHK第一放送から流れます。


それに合わせて体操をすることは


私の日課です・・・。




天気のいい日は、朝日を浴びながらのラジオ体操・・・GOOD!です。




時々、TVの体操を見ながら


ラジオ体操第一と第二のフォームの確認矯正は
必須ですけれど。
正しいフォームの体操でないと効果半減です。




なかなか、あなどれない、
全身の筋肉を徐々に刺激できる運動です。

たったの10分間ですが、


軽い肩こりや腰痛なら、1ヶ月も続けると


それを忘れてしまうくらい、
私にとっては効果的な運動です。




このような「運動」と「血糖値」を関連させて
私論展開してみます。




ちょっと、複雑かもしれません。


つまらなかったら、飛ばしてくださいませ。
ではいきます。




「食後30分の運動によるエネルギー消費が


 血糖値のコントロールに有効だ」
と言われるんですが、




実は、それ


エネルギー消費というよりもむしろ、




「糖輸送担体であるGULT4の活性化」

にフォーカスしなければならないと思うんです。




・・・・何言ってるか、よくわかりませんね。






私は糖尿根治のガイド役:薬剤師 品川でしたから


いつものように、


できるだけわかりやすく、ざっくり話をしましょう。






運動をし始めると・・・、


通常はインスリンの働きが抑制(インスリン分泌も抑制です)されます。




これは、




運動関連⇒交感神経優位の状態でActive、




インスリン関連⇒副交感神経優位の状態でActive、




という、中学校の理科で習った自律神経のお話しです。





運動開始でインスリンの働きは抑制されるのに、


なぜ、血中の糖が、筋細胞に取り込まれるのか?
インスリンの働き:肥満ホルモンという別名を持つことでわかるとおり、
細胞への糖取り込みを促すホルモン




インスリンがインスリン受容体に作用して


糖の取り込みを促進して、


血糖値を下げる・・・とすれば、


糖が血液中から細胞内へ取り込まれるので、血液中の糖の濃度は小さくなりますね・・。



ちょっとへん。




インスリン抑制だから、糖の取り込みも抑制、


血糖値は下がらない、はず・・・。




しかし、どなたも、食後の運動で


血糖値がいい具合に下がること(上がらないこと)


を経験しておられると思います。




さて説明がつかない・・・。




(ひかえめに・・・)いいえ、説明できます。




これは、




細胞中のGULT4が増加し、働きが活性化するからです。


・・・何だかよくわからないですね。








GULT4というのは、


(例によってざっくりいきます)



運動筋の外側(ここでは血液中のこと)から、


そこに存在する(血液中にある)ブドウ糖を、




内側(ここでは運動筋の中)へ取り込んで、


すぐにATP*をつくれるように、


筋グリコーゲンとして蓄える




という仕事をするタンパク質の一種です。


* ATP;アデノシン三リン酸(アデノシンさんリンさん)とは、生物体で用いられるエネルギーの保存および利用に関与する「生体のエネルギー通貨」とも言われます。


略記として ATP (Adenosine Triphosphate)





通常、


食事のあと(安静休息時)は、




副交感神経優位ですから、




摂食


血糖値に応じて、


インスリン分泌亢進



血中のインスリン濃度上昇



インスリン指令で、GLUT4(筋)により、


血液中のブドウ糖取り込み



血液中の糖濃度(血糖値)低下・・・

なのですが・・・。食後ですね。






そこで、だいたい食後30分くらいで
運動を開始すると事情が違います。




実は、


筋肉が収縮する時に限り(運動時)、


GULT4は、インスリンの指令がなくても、




つまり、


インスリン無しでも、


細胞表面に移動し、


ブドウ糖を取り込みます


(インスリン無しでのトランスロケーション)。


トランスロケーション:GULT4(糖輸送担体)が細胞膜へ移動すること




つまり運動が始まって、


筋の収縮が繰り返されることで、




インスリン無しでも、


自主的に(?)GULT4は、


細胞膜付近に移動して、




パクッと血中のブドウ糖を捕まえて、


運動筋のなかへ取り込むのです。




適切な運動をすると、この現象で、


結果的に、血糖値が下がるのです。






運動でこの血糖値降下が実現するのは、


筋が


多量のブドウ糖を原料として


ATPを産生する巨大組織だからです。




戦闘状態(交感神経優位)の時、筋は、


しぶっているインスリンの指示を


ゆっくり待ってるわけにはいかないのです。




筋肉を緊張(交感神経支配)させ、


いつでも戦えるように、




すばやく、ブドウ糖を取り込み、


すぐ使えるエネルギー源である


筋グリコーゲンというかたちにして、


戦いに備えるのです。






糖の消費量を比較してみますと、


安静時の消費量を1とすると


ウォーキングで3~4


ジョキングで5~10


というデータがあります。




*肝臓では・・・。糖輸送体(肝ではGLUT2といいますが)が、最初から細胞膜上に存在しているので、肝臓に関しては、細胞内へのブドウ糖取り込みは、インスリンの作用に依存しないといわれています。




さらに、


このGULT4が運動により増加し活性化するにつれて、


筋肉組織におけるインスリン感受性が


亢進するという研究結果もあります。




糖尿病で、


インスリン感受性が減退している場合には、


GULT4の増加が


糖尿根治への道の一つになります。




私の稚拙「糖尿養生訓」で運動を奨めるのは、


目先の血糖値を下げるためというよりむしろ、




インスリン抵抗性を改善する、




そのために、


運動筋のGULT4を増加させるのが大きな目的なのです。






本来は脂肪に関しても


脂肪合成をコントロールしている


転写因子 SREBP-1c の発現増加や




糖・脂質代謝を促進し、


ATP 産生量を高める AMP キナーゼの活性化、




転写共役因子 PGC-1α 増加も、


いっしょに論じないと片手落ちですが、


話が複雑になってしまって、




本質を見逃しそうなので、


今回は糖について絞ってお話ししました。




またの機会に脂肪について、


簡単な言い回しでお話しします。




糖と脂質の代謝が


うまくコントロールできるようになるとすると




細胞の「慢性炎症」の対策が


おぼろげながら見えてきませんか。




今日も素敵な一日でありますように。




よもやまばなし(1)☞


前回は、私たちの身の回りにたくさんある、




「果糖ブドウ糖液糖」とか


「ブドウ糖果糖液糖」、


「異性化液糖」




ってどんなものなのか、見てみました。






常識的な知識も整理しておきましょう。






「異性化糖製品」は(JAS) [日本農林規格]で決められているそうです。


______________________________


ブドウ糖果糖液糖


果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 


50% 未満のもの。




果糖ブドウ糖液糖


果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。




高果糖液糖


果糖含有率が 90% 以上のもの。




砂糖混合異性化液糖


上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの


(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。


______________________________




砂糖の甘みの強さを100 とすると、


ブドウ糖は 65–80、


果糖は 120–170 で、


甘みの強さは 果糖 > 砂糖 > ブドウ糖 の順ですね。




ある資料によると、




果糖分 42% のブドウ糖果糖液糖の


甘みの強さは 70–90、




果糖分 55% の果糖ブドウ糖液糖の


甘みの強さは 100–120 




だそうですから、


甘みを強くするには


「果糖」の割合を大きくすればいい。




ただ、「果糖」は


40 ℃ 以下でないと「砂糖」よりも甘くならないので、


冷たい飲食物によく使われることが想像できますね。




これは注意すべきです。




舌の感覚で、


甘くないから・・・と思っても、




それが「高果糖液糖」で、


40℃以上の高温だったとしたら、


そんな時の「果糖」は「砂糖」の


6割くらいの甘さしかないので・・・




甘さを感じなくても、


「果糖」はしっかり含まれていることになりますね。




結果として、


飲食後の血糖値は「砂糖ほどには上がりません」が、

「中性脂肪は上昇」です。その仕組みは・・・・




「果糖の大量摂取」は


「体脂肪製造食」を摂っているようなものです。




別の見方をすると


「果糖」は、「ブドウ糖」と同カロリーなのに、


甘みの強さは150%増ですから




甘味料として、


「果糖」自体は「ブドウ糖」に比べて、


少量の使用でいいことになりますね。




「果糖」は「ブドウ糖」に比べて


小腸からの吸収も遅いし、




飲食後の血糖値も、


それほどは上がらないという理由で、




その昔、


アメリカやヨーロッパでは


糖尿病患者さんの甘味料として


推奨された時代もあったようです。




実に興味深い話があります。




アメリカ人の20世紀(100年)の食生活変化を


調べた疫学調査ですが、




これによると(ちょっと古いですが)




引用~~~~~~~~




1935年から1996年までにアメリカの糖尿病者は


765%も増加しましたが、


摂取エネルギー量はそれ程増えたわけではありません。




統計学としてみると、


肥満、糖尿病の増加に相関するのは




「コーンシロップのような精製糖質の急増」と


「全粒食の減少による『食物ファイバー』の摂取不足」




でした。




タンパク質と脂肪の摂取は肥満・糖尿病と関連がなかったのです。[Am J Clin Nutr. 2004;79;774-779]




また、


12人の標準体重の女性に


ブドウ糖入りのソフトドリンクと


果糖入りのものを1日ずつ飲ませた研究です。




『果糖』の摂取は




「血中のインスリンとレプチンの濃度を低下させる」




それが摂食行動に結びつき、


更に中性脂肪もなかなか下がらないことが


実証されました。


肥満と動脈硬化への道です。


[Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism 6月4日号 2004]




~~~~~~~~~~~~




ここで、


わたしたちは注意しなければなりません。


これはだいぶ前の欧米の話・・・で済ませてはいけない。




私たちの日々、


有り余るほどの食品に囲まれた毎日、


そのなかで、「甘さ(甘味)」に


フォーカスしなければなりません。




例えば、


どこでも売っている清涼飲料・・・、


甘いものはほとんど、


この『異性化液糖』によって


甘さをだしている、


ということ。




我が国でも、


糖尿病患者の数は、爆発的に増えているということ。




わたしたちひとりひとりが


その事、大げさではない現実、


を知っていなければなりません。




こどもたちが


ペットボトルを持っていて、


それが、甘ーいソフトドリンクだったなら・・・




さらに、


その飲料が、毎日にのおやつのお供だったなら・・・




若年性 MetS(メタボリックシンドローム)に向かってまっしぐらなのは、まちがいありません。




冷たいと甘みが増す「果糖」です。


そうです、アイスキャンディーに使えば


製造する側は、理想的です。




安価で、カロリーを上げずに


しっかり甘みを出せます・・・。




カロリー片重の風潮にはぴったりです。




飲食後の血糖値にもあまり影響しません。




もってこいですよね、




でも、いつも食べてはいけません。




食べれば食べるだけ、すみやかに


中性脂肪となって、


からだに貯められてしまいます。




いつの日か、


インスリン抵抗性も増大してゆくでしょう。




是非とも、「果糖」について知っておきたい


四方山話(よもやまばなし)です。




今日も素敵な一日でありますように。


「中性脂肪は上昇」です。その仕組みは・・・・☞

前回は果物(フルーツ)からの


「果糖」の摂取を考えてみました。




今回は・・・・


果物(フルーツ)由来じゃない「果糖」というと・・・。






そうですね。




「清涼飲料のあの不自然な甘さ(?)の正体・・・」




をちょっとだけ追究してみましょうか。






「(冷やせばかなり甘さが増す)果糖」と、




「ブドウ糖」、




「砂糖」との混合




という清涼飲料が結構多いですね。




飲料を製造する側からしたら、


砂糖だけでつくるより、


ずっとコストを下げられるので、




「果糖ブドウ糖液糖」とか


「ブドウ糖果糖液糖」とかいう




糖類を甘味料として用いることが多いですね。




容器裏の表示は


「果糖ブドウ糖液糖」とか


「ブドウ糖果糖液糖」、


「異性化液糖」


なんていう風に書かれてますね。




これはいったい何者でしょうか。






たとえば、「異性化液糖」に


別名;corn syrup(コーン シロップ)


というものがあります。




これはトウモロコシのデンプンを原料とします。




酵素を使って、


「糖が長く連なったでんぷん」を


「ブドウ糖(グルコース)」にまで分断します。




更にそのブドウ糖を


「別の酵素で果糖(フルクトース)に変える」


という流れで、


甘い甘いシロップができあがります。




一般的には、


「ブドウ糖」と「果糖」がおよそ50:50くらいになって。




その後、濃縮という過程を経て、「甘さの素」のできあがり。




『砂糖』と同じような甘味の、


 製造コストの低い安価な甘味料。


 (これは日本で生れた技術・・・)




つまり工業的に大量に作り出せる甘味料ですね。




さて、これは、私たちの「からだ」と


どんな関わりを持っているのでしょうか。




なんとなく、心配になりそうな感じですけど・・・。


次回、その辺を考えてみましょう。




今日も佳き日となりますように。



「果糖」と「ブドウ糖」は吸収過程・代謝過程が
同じ単糖類でも全然違うのでした。





ちょっと危険な面も持ち合わせる




「果糖」




に対しての、わたしたちの「からだ」のシステムを


前回ちょこっとだけ、見てみました。




もう少し、掘り下げてみます。






日常生活での果糖の摂取とは・・・





前回の話に出てきた果物(フルーツ)からの


果糖摂取がまず考えられます。




この果糖摂取は、同時に


果物(フルーツ)に含まれる有益な成分


を得られるという点で、




大量摂取をしない限り、「善」だと思います。




それに、果糖だけじゃなくて




ブドウ糖やショ糖、ソルビトールなどが


果物個々の割合で含まれていて、




果物それぞれの独特な甘さ




をだしていますね。




ブドウの甘さ


バナナの甘さ


スイカの甘さ


梨の甘さ


黄桃の甘さ


リンゴの甘さ


マンゴーの甘さ


・・・


ビワの甘さ


いちじくの甘さ


アケビの甘さ




洋の東西を問わず、


どれもみな、甘さが個性。




自然の恵みに感謝しながら


少量いただく・・・




これは「生(せい)の喜び」のひとつ。




単なる栄養摂取と捉えるより


知的味覚活動の一環


と捉えたい喜びです。








そのとき、発する言葉は重要ですよね。




「おいしい」


「うれしい」


「たのしい」


「ありがたい、ありがとう」




・・・・・




言葉の持つ威力はあなどれません・・・(笑)。






わたしたち大和民族は


「言霊」


という概念を持っていましたね。




・・・・声に出した言葉が


現実の事象に対して何らかの影響を与える


と信じられ、




良い言葉を発すると良い事が起こり、


不吉な言葉を発すると凶事が起こる


とされました・・・。




「言霊」は「言魂」とも書くようです。




どうですか、思い当たる節はありませんか。




「言葉ありき」です。


否定できない気がしませんか・・・。




だって、結婚式で例の


「使ってはいけないことば」


ってのがあったでしょう。




「四」や「九」を避ける習慣もまだありますね。




「死」や「苦」を連想し、


さらには、


それが事象にリレーションしてしまう恐れ


という感覚を持っているからです。




つまり、


「言(こと)」と「事(こと)」


は、わたしたち大和民族にとっては


密接です。


いにしえでは同一概念だったとも言われます。




陰陽師はなにやら言葉を発しますよね・・・(笑)。




医術の一種に「呪禁道(じゅごんどう)」というのもあったようです。








話が大幅に脱線しましたが、今回は、




果物摂取による果糖のとりこみ




について、お話ししました。






前にもお話ししましたが、




肝臓での「果糖」の代謝は、


ブドウ糖とは異なるバイパス回路があるため、




迅速で、中性脂肪の合成へと進んでいくわけです。




中性脂肪が増えてゆくのは


肥満傾向に恒常性がずれることであり、




インスリン抵抗性増大へと繋がるわけです。






少量の果物摂取は


様々な栄養素摂取ができるメリットを


考えて、「善」。




さらには




自然の恵みをいただいて、




「おいしい」


「うれしい」


「たのしい」


「ありがたい、ありがとう」


 →


 →


 →「元気」・「健康」・「感謝」・「幸せ」




の言霊を利用できるという利点。






次回は、人工的な甘味料としての




「果糖」の摂取




を考えてみようと思います。






佳き日、良き事(言)、元気な「からだ」を


願って。



先日は、果物を通して「果糖」を見てみましたね。


今回はダイレクトに「果糖の性質」を見ときましょう。


いずれきっと役に立ちますから。




果糖は酸化力が強い




これは、ブドウ糖に比べて、


酸化力がかなり強いと言うことです。




酸化力が強い・・・一番気になるのは・・・


そうです、糖化タンパクの生成。




当然、ブドウ糖よりも糖化タンパクを


作りやすい・・・まずい・・・・です。




ここでも私は、


わたしたちの「からだ」のすごさに


感嘆します・・・。






そのような、リスキーな存在なので・・・、




まず、


ブドウ糖よりも腸管からの吸収が遅いのです・・・


すぐには入れないようにしている。




どんどんスルスル吸収されると


当然血中濃度が上がります。


ということは、糖化タンパクが


発生しやすいということ。


これは困ります。




なんだかんだいっても、


「からだ」は、


糖を、ブドウ糖として摂取することを望んでいる・・・。


「リスキーな果糖は嫌」なんだと思います(笑)。




一方、


肝臓での代謝は、逆にブドウ糖よりも速やか。




これも見方を変えれば、


危険な果糖は、さっさと代謝して


未来のエネルギーとして蓄えておこう・・・です。




せっかくの糖(果糖)ですから、無駄なく役立てようと。




危険分子でも、無駄にせず、


よいところを生かしてあげようという


私たちのからだの凄さですね。




このシステムによって、


血中の果糖濃度は大きくならないように


調整されてると言えますね。




思いだしてください。


ブドウ糖濃度は、濃度監視システムがあって、


濃度が大きくなると、


インスリンが出て下げる方へ。




濃度が小さくなると、


グルカゴンをはじめ、


さまざまなシステムが稼働して、


適正な濃度まで上げる仕組み。




ところが、


果糖にはその監視システムは


ないんです。


見方をかえれば・・・、


果糖濃度は大きくならないような


消化吸収代謝ルートがあるということ。


なにせ、危険な酸化力をもっているのですから。




実際に


果糖の血中濃度は1から5mg/dlに


コントロールされています。




ブドウ糖濃度(血糖値)は


正常域で100mg/dl前後です。




ブドウ糖の濃度は、果糖の濃度に比べると


20倍から100倍ですね。




つまり、果糖は危険だから血中に多くなって


そこらじゅう回られては困るわけです。






前述の


血糖値が小さくなると、


グルカゴンをはじめ、


さまざまなシステムが稼働して、


適正な濃度まで上げる仕組み。






ここで、「様々な仕組み」と書きましたが、


おもしろいんですが、


わたしたちって、


下がってしまった血糖値を上げるシステムは


幾十にも装備されています。




ところが、高くなってしまった


血糖値を下げるシステムって、


そんなにない。


インスリンというホルモンを


分泌して、


下げるくらいしか、さしあたりは・・・ないですね。




これって、何を想像させますか?




私の想像は、


もともと、


わたしたちのからだは糖の吸収自体


頻繁ではなかったのかな・・・


太古の「ヒト」は・・・。




ふんだんにブドウ糖を摂取できた


わけではなさそう・・・。




いつ、低血糖になってもおかしくないような


状況にさらされていたのかなあ・・・。




確かに、農耕が始まるまでは、


米や麦なんて、そうは食べる機会はないはずだよね。




ということは、


血糖値は滅多に高くならなかったんじゃないかな・・・。




だから、


血糖値を下げるシステムは


充実していないのではないか・・・。


2型糖尿病自体、ほとんどなかったんじゃないかと。




実りの秋に、


果物をどんどん食べて


食料が乏しくなる冬に備えたんじゃないか・・・。




その時には、食べた糖、


特に果糖はすばやく中性脂肪にして、


冬に備えたのではないか・・・なんて想像できませんかね。




その場のエネルギーとして、運動で消費されてしまわないよう、素早い代謝で中性脂肪に変えてしまう・・・。




ほんとにすごいです、わたしたちの「からだ」。






以前に言いましたけれど、


もしも、血糖値が下がりすぎてしまう場合には、


捕食として、


果物摂取による適正な中性脂肪生成は


役立つんじゃないかと。




ほんとに、わたしたちの「からだ」は絶妙です。




私が言う根治とは、




これらの絶妙さを学び、


本来のバランスに戻してやること




です。






今日も素晴らしい一日でありますように。