どうも!
古代エジプト開運・厄除けグッズ専門店
【Pharaoh's Blessing ~ファラオの祝福~】
店長の独楽場です!!!!
前回は、
ヒエログリフの形は
古代エジプト人の感情を具現化させた結果なんだわーー
って話をしました!
動物や植物、人間など
形が複雑で彫り込みにくいものを文字として使ったのは、
そのほうが一目で意味を理解しやすいからだと!
他にも、ヒエログリフは智慧の神トトから
「宇宙の記録を残すために授けられた文字」
であり、神と人間を繋ぐ重要な魔法の道具だったので、
神から人間へ力を授けやすい形として
丸とか四角ではない生き物の方が
都合が良かったとも考えられますね♪
さて、では今回は古代エジプト人は
どんな生き物に大きな感情を抱いて、
ヒエログリフとして彫刻したのか?
それについてほんの少しですがご紹介。
1番分かりやすいのは
ハヤブサやトキ、ハゲワシやアヒルなどの
鳥類のヒエログリフですね!
「大空飛んでる!! とんでもねぇパワーだ!!!」
初めて鳥見たらこう思うんじゃないでしょうか(´∀` )ww
最も太陽に近い生き物とされ、
すごい力があるとされた神聖動物の鳥類は至る所に彫られるほど
人々に大きな興奮と偉大さを感じさせたんでしょう!
太陽神ラーやホルス、知恵の神トト神など
有名な神様の顔にも使われるくらいですから、
鳥類におぼえた感情の大きさは凄いもんがあったんでしょうね😲
もちろん
「すごーい!!」
っていう感情で彫られる生き物は多かったんですがその反面、
その力に【恐怖】や【畏怖】を感じて
彫られた生き物もいました…
例えば「ワニ」。
攻撃性があり、水辺付近にいると
突如として襲いかかってくる災厄の一つとして
捉えられていました。
まぁ現代でも怖い生き物ですもんね😅
古代エジプト人だって怖いわ…
ワニ = 命を脅かす生き物
としての認識が強かったので、
ワニのヒエログリフは「強力な力をもつ言葉」に使われました。
ナイル川の水神とされる「セベク神」の名前には
ワニのヒエログリフが使われてます。
↑セベク神をかたどったワニ頭人間のヒエログリフ
次に「魚」。
ある種類の魚をエジプト人は不浄とみなし、
食べることは愚か、神官やファラオはもちろん
神に供物として捧げることもしなかった生き物なんです。
魚を使った言葉の一つに
「嫌悪」ってのもあるくらいですよ😅
とはいえ、
大多数の人々は日常的に魚を食べていたので、
ティラピアなどの魚は、
その赤さから「太陽」と結び付けられるほど
神聖視もされていたようです。
また、ティラピアは親が口の中で卵を孵し、
稚魚を口から吐き出すことから、
ロータスの花と並んで再生の象徴とされていたそう。
そのため古代の装身具には
魚のヒエログリフを用いたものも数多く存在します!
面白いのがコブラですね♪
コブラというか蛇類って
強力な毒と素早い攻撃能力を持ち、
凶暴性も兼ね備えているんで
ぶっちゃけ恐怖しか感じない生き物だと思うんですよね😅
だけどコブラの場合は
「味方につけるとこの上なく頼りになる!」
という見方をされたそうなんですよね〜♪
ツタンカーメンの頭についているコブラは
結構有名だと思うんですが、
別名ウアジェトと呼ばれています。
ウアジェトの実態は、
コブラの姿をした女神様なんです
エジプトが上と下で2つの国とされていた時には
下エジプトの守護女神とされるほど神聖視されていました。
上エジプトを守護するネクベト女神とともに、
ファラオを守護するものとされた
めっちゃくちゃありがたい動物だったわけ!
とある国ではコブラ使いなんて職業もいるくらいですら、
「こいつめっちゃいいやつじゃん!」
「怖いと思っててごめん…💦」
「神の化身だ!!!」
とか思ってたのかもしれませんねw w
古代エジプトだからこそ、当時の生き物に感じた印象があり、
それに連なっていろんな意味のヒエログリフが彫られたんですね♪
意外な生き物や形に面白い意味があったり
神からの恩恵を授けやすいモノだったり…。
ヒエログリフにはまだまだ知らない魅力がたくさんです😄
調べるのがより楽しみになってきました!!!!
それでは今日はこの辺で!