推しキャラ(その1)黒影豹馬・ブラックジャガー(16)
黒影豹馬・ブラックジャガー(black jaguar)
「風雲ライオン丸(1973年)」(16)
ブラックジャガーのマスク
ヒーローのマスクは、仮面ライダーやウルトラマンのように、能面のように無表情・無機質なマスクが多い
スーパーマンやスーパーガールのように人間型のヒーローは顔の表情で感情をいろいろ表すことができる
しかし、かぶりものヒーローのマスクではそれができない
ライオン丸のような表情が欲しいマスクはちょっとそれが、難しいかも
したがって、そのマスクを最初からきつい表情にすれば、ヒーローらしいか?
ライオン丸やタイガージョーは、そんな表情にしてあるかもしれない
もちろん、ブラックジャガーも
見方によって精悍(せいかん)に見える
でも、そんな表情も見る方向によっては、そうは見えない
目が動かないために、下から見た構図になると、ちょっと間抜けに見えることもある

それを、解消するためには、マスク型ではなく、シルバージャガーのように特殊メイクにして、目や口が動けるようにするしかないか?
もし、ライオン丸がリメイクされれば、映画「アバター」のようにCGやVFXで、そうなればいいか?
実は、サンケイ新聞に掲載された若林不二吾(うしおそうじ)作画の漫画「風雲ライオン丸」では、ライオン丸とブラックジャガーのウインクや涙を見ることができる
(ライオン丸とブラックジャガーの連係プレイのアイコンタクト)
そこまで、見れば、また、おもしろいものが見えるように思う
やっぱり、リメイクは、アニメじゃないと駄目かなあ
うしおそうじがLD版で「猫族ヒーローの反乱」として以下のようなことを言っている
「(前文省略)
「怪傑ライオン丸」は、自分が小学生時代に歌舞伎座で観せられた名優6代目菊五郎の所作「鏡獅子」の美の極地をヒントにしてキャラクター化した。
次に登場する「風雲ライオン丸」では、やはり歌舞伎のイメージで兜割りでライオン丸の隠されていたたてがみが一気にハイスピードで弧を描くという設定だった。
造形・縫(着)ぐるみの名手高山良策氏に私は執拗に迫って高い完成度を要求した。
時にはNG出しもして、いくつもの猫族ヒーローを輩出登場させた。
そして、私は、何度も挫折した。
勿論キャラクターの責任ではないドラマ設定やシナリオ作りにも充分配慮したが駄目なものは駄目である。
「シルバージャガー」のヒーローは豹惑星の守護神で、同時に超戦士である。
苛酷で最悪極限のあらゆる試練地獄を経るうちに全身の毛が鋼のように白くなり、更に精神を鍛えることにより全身の体毛と髭、頭髪も銀色に光り輝くようになる。
そして侵略者にたち向かう時は、身を包む鎧を破裂させて一本一本の毛が銀色の針となって敵に突きささってゆく。
そういうヒーロードラマのシュチュエイションであった。
このヒーロー着ぐるみが高山良策製作の遺作となった。
私は、この「おとしまえ」を必ずつけなければならないと考えている。
その時は、ヒーローに覆(かぶ)りものではない完全なる特殊メイク仕立てのシルバージャガーで完璧を期すつもりだ。
私の脳裏には既にそのイメージが刻みこまれている。そのヒントをファンの皆さんに与えよう。
それは、ジャン・コクトーの「美女と野獣」で、ジャン・マレーが扮したその絶妙傑作の特殊メイクをイメージしていただければよい。
乞う御期待!」
やはり、うしおそうじは、実写で、さらに上を目指していたということだろう。
でも、「乞う御期待!」と言ったうしおそうじはもういない。
「猫族ヒーローの反乱」として、猫族ヒーローを復活させ、うしおそうじのあとに続く人はいないのだろうか?
自分の推しのこだわり
(つづく)


