映画「第五福竜丸」とドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後」 | ☆ワシの終活☆

映画「第五福竜丸」とドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後」

映画「第五福竜丸」の存在は知っていたのですが、実際にすべてを通して見たのは、2011年にCSで放送された時が初めてでした

映画「第五福竜丸」は、1959年公開の白黒映画です

原爆から九年、ビキニ環礁での水爆実験で被爆してしまった猟師達を描いています

1954年3月1日の水爆実験

ノーモア・ヒロシマ・ナガサキで、被爆者は出さないはずだったのに…

また、被爆者を出してしまいます

間接的ですが、静岡県焼津がまた被爆地となってしまったのです

この事実を知っている人は、今、日本国中でどれぐらいの人がいるのでしょうか?

さらに、この事実も知っている人はいるのだろうか?

「<ビキニ被ばく>忘れられた1000隻の漁船 映画化で注目(毎日新聞より、2013年2月)」

ビキニ環礁周辺では1954年3~5月に計6回、水爆実験がありました

当時、近くの海域には静岡県の第五福竜丸を含め約1000隻の日本漁船が操業しており、3分の1は高知県の漁協所属だったと言います

2012年に、高知の元マグロ漁船員を追った83分間のドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後(あの日日本列島は「死の灰」で覆われていた)」が公開されました

残念ながら、自分はこの映画の存在を知りませんでした

消息が分かった241人の3分の1は50~60代になる前に死亡、生存者も病気に苦しんでいたそうです

がんが目立ち、放射線障害とみられる症状の出た人も少なくなかったようです

政府は第五福竜丸以外の船員の健康被害について調査をしないまま、翌1955年1月には米政府から慰謝料200万ドルを受け取って問題を決着させたというのです

この年には放射性物質が日本全土を覆い、米国がひそかに測定していたことも米政府の文書に記録されているようです

何故、人間は同じ過ちを繰り返すのでしょう?

その時、元気でも、そのうち放射性物質による症状が出てくる

福島の原発事故もたとえ放出された放射性物質が微量であっても、絶対なにかの症状が出てくると考えられずにはいられません

さらに、放射性物質が付着、吸収されたものは、焼却処分ができない

それだけ、厄介なものが放射性物質なのです

放射性廃棄物(核燃料廃棄物)となるともっと厄介なのです

1945年に原爆が投下されて、9年たって(1954年)、原爆(水爆)の死者が出ました(第五福竜丸の被爆)

さらに、45年たって(1999年)、今度は、原発事故(東海村)で死者が出ました(東海村核燃料事故)

さらに、12年たって(2011年)、また、原発事故がおこり、死傷者が「のちに」でるのでしょうか?(福島第一原発事故)

そして、原発再稼働によって、我々はさらに過ちを繰り返すのでしょうか?

ドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後」の関係者は、

「半世紀前の被害を徹底的に解明することが、福島の人々の被害を防ぐことになると思うのです」

「自民党政権になって福島の被害もビキニと同じように矮小(わいしょう)化される可能性がある。ただ、ビキニの時と違うのは市民が自力で情報を集める動きが続いていること。この映画を見て考えてほしい」

と話しています

この映画はその後どうなったのか?

もし、見るチャンスがあれば、見たい映画です

そして、見て事実を確認したい