(科学1612)金属の鉱石を「育てる」?? | ☆ワシの終活☆

(科学1612)金属の鉱石を「育てる」??

「鉱物資源を海底で「養殖」できる!?(科学情報誌ニュートン2016年5月号より)」


JAMSTEC(海洋研究開発機構)などからなる研究グループが、人工の熱水噴出孔で、有用な金属の鉱石を「育てる」ことに成功したそうです


この結果を受けて、鉱石を「養殖」できるようになるかもしれないと発表したようです


成果は、2016年2月25日の科学誌「Scientific Reports」で発表されたそうです


海底にある、熱水がわき出す領域で、煙突状の構造物(チムニー)を人工的につくると、さまざまな金属を含む鉱石を採取できます


近年、熱水噴出孔に縦穴を掘り、「人工熱水噴出孔」をつくる実験が行われているということは、以前、ブログでも再三、書いてきました


「海底資源は「とる」から「育てる」へ?(科学情報誌ニュートン2012年6月号より)」


将来的には、人工熱水噴出孔から継続的に金属を採取する工場が実現するかもしれません
深海底には、熱水がわきだす「熱水噴出孔」があることが知られています


熱水噴出孔では、さまざまな金属と硫黄の化合物が沈殿する場合が多く、有望な海底資源として期待されていると言うのです


陸上で温泉がわき出すように、海底でも「熱水噴出孔」から熱水が噴き出しています


その熱水には地球内部から排出される様々な金属が含まれていると言われています


以前行った実験では、銀・アンチモン・金・テルル・ビスマス等が含まれていたそうですが、今回は、「黄鉄鉱」や「閃亜鉛鉱」などの有用な金属を確認したようです


(通常、金・アンチモンは半導体製品へ、テルル・ビスマスなどは太陽電池製品へ使われます。)


火山活動が活発で、なおかつ世界6位という広い排他的経済水域を持つ日本は、比較的多くの熱水噴出孔にめぐまれているのです


何が言いたいかと言うと、中国のようにできあがった金属鉱床から、レアメタルを取り出すのではなく、人工熱噴出孔などのチムニーを作り、そこで、レアメタルを養殖して、生産するということができるのではないか?と言うことなのです


(詳しい生産方法は海洋研究開発機構で研究しているようです)


地球に内部から無限とは言えませんが、常時排出されているレアメタルを集め生産するということは、ものつくり工場をつくると言うことと同じではないでしょうか?


ものつくりの得意な日本人、そして、熱水噴出孔にめぐまれている日本


この二つを組み合わせれば、新しいビジネス或いは産業革命もできるのではないでしょうか?


現状の技術で、すでに採算がとれる可能性がある」とも言われています


長期的に考えれば、「資源を取り寄せる」では無く、「資源をも生産する(鉱物資源生産)」に切り替えるべきではないでしょうか?


地上の鉱床は堀尽くせば廃坑になりますが、このシステムは地球の地殻活動が終わらない限り永遠に動き続ける鉱物資源工場となるのではないでしょうか?


もしかすると、全てを輸入に頼っていた日本が世界に向けて鉱物資源を輸出することになるかもしれません


さらに国内では、地産地消のループもできあがることになります


あとは、エネルギー資源も日本周辺で取得し、食料自給率をあげるような農産物工場も多くできれば、日本の体力がもっとあがることになると思います


地産地消のシステムは、いずれ、人類が火星など、宇宙へ移動・移民したときの貴重な技術となるかもしれません


日本の若い人たちは、いまこそ、このような分野に興味を持ち携わって欲しいと思います


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最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
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そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!! 
これからはじまる一年が、健やかな日々でありますように。
そして、今日あることに、みなさまのご先祖様に感謝し、明日が素晴らしい日々でありますように、祈っております
(=⌒▽⌒=)

 

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