(科学1610)進化する微生物 | ☆ワシの終活☆

(科学1610)進化する微生物

「ゴミ捨て場で発見、ペットボトル分解菌(Yomiuri Shimbunより、2016年3月)」


ペットボトルなどの原料となる合成樹脂「ポリエチレンテレフタレート(PET)」を分解する細菌を発見したと、京都工芸繊維大と慶応大などが発表したようですね


京都工芸繊維大の小田耕平名誉教授らは2000年、堺市のゴミ捨て場で微生物群を採取


この微生物群が飢餓状態になると、栄養分を得るため、PETを分解することを発見したようです


発見場所の大阪府堺市にちなんで、細菌は「サカイエンシス」と命名されたようです


腐敗しないペットボトル


普通はこのペットボトルを化学薬品を使って分解しリサイクル


それだけ、面倒な工程が必要なので、ゴミとなったペットボトルは焼却するしかありませんでした


しかも、焼却時には有毒ガスも出てくる


しかし、細菌による分解では、水と炭酸ガスに変わると言うのです


重さ60ミリ・グラムのPETの薄片が約70日で分解されたようです


細菌も、モノに対応して進化しているのですね


この細菌のように、放射性物質を無害化するようなものは出てこないものだろうか?


現在、日本を含め世界の原子力発電所で発生した膨大な量の核廃棄物はコンクリートで包まれています


その後、ヨーロッパのように、地下に設けられた保管室へ運ばれ、何千年という長い間にわたり保管される場合もあります


日本はどうだろうか?


さて、問題は、地表水がこの放射性廃棄物に触れてしまうと、セメントに反応してアルカリ成分を多分に含んでしまうそうです


これが引き金となって化学反応が起き、イソサッカリン酸(略してISA)という物質ができるようです


これが毒性元素と反応、核廃棄物の放射能構成要素を作り出すと言われているそうです


地下水だらけの日本では、全然だめですね


「放射性物質を食べるバクテリアが発見される! 核廃棄物の処理研究が大きく前進か?(tocanaより、2014年9月)」


イギリス・マンチェスター大学の科学者達は、放射性物質の処理場地下にある古い石灰窯に入った土に、極限条件下のみで増殖するバクテリア「極限環境微生物」が存在することを初めて確認したそうです
微生物生態学の総合専門誌「ISMEジャーナル」は、この極めて小さな単一細胞のバクテリアが廃棄物を食べることで、イギリスが頭を抱える「増える一方の核廃棄物の問題解決に一役かってくれるかもしれない」としているようです


今回発見されたバクテリアは、ISAを食料源として利用するというそうです


ISAの分解を手助けする酸素がない場合、このバクテリアは硝酸カリウム、又は鉄などの化学物質を水の中で利用して呼吸する事さえできるそうです


マンチェスター大学、地球大気環境科学研究科のジョナサン・ロイド教授は「私達はこれらの地域に生息している微生物達に非常に注目しています」と語っているそうです


さらに「核廃棄物は、地中深くに何千年もの間埋められるが、その間バクテリアもその環境に順応できるようになっているのではないか」と予測しているそうです


またロイド教授は「私達の次のステップは、このバクテリアが放射能を含む物質に対し、どのような影響を及ぼすのかを確認することです。そして将来的には、バクテリアの特殊な摂食習慣、及び自然にISAを分解する能力を用いて、地中に保管された放射性物質を安定して保つ手助けとなってくれる事を期待しています」と述べているようです


核廃棄物を直接無害にしてくれる細菌ではないかもしれませんが、未だに世界で増え続けている核のゴミである核廃棄物の保管方法には役に立つでしょうね


この調査と研究は、その後どうなっているかはわかりませんが、見守りたいと思います


しかし、日本での活用はどうでしょうか?


日本では、やっぱり、映画「ゴジラVSビオランテ」に出てきたような、放射性物質を押さえつけるような抗核バクテリアのような細菌の進化を待つしかないのでしょうか?


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