(戦争と平和1608)愛機と…、螢と…、ゼロ戦と… | ☆ワシの終活☆

(戦争と平和1608)愛機と…、螢と…、ゼロ戦と…

先日、我が町にある予科練平和記念館に行って、去年(2015年)完成したゼロ戦21型の実物大模型を見てきました


動かない飛ばないですが、やっぱり、実物大の迫力はありました



20160218予科練ゼロ戦3

20160218予科練ゼロ戦2


零戦初期の21型は国内でもほとんど現存していないそうです


(確か、映画「永遠の0(ゼロ)」に出てくる主人公の愛機も21型だったように思います)


実機の21型の後部胴体部分の公開は一昨年(2014年)から、茨城県笠間市旭町の筑波海軍航空隊記念館で始まっていたと思います


実機であってもやっぱり全容が見えないとその迫力はわからないかもしれません


そして、それが、動いて飛べば、もっと心に訴えるものがあるかもしれません


その昔、52型のゼロ戦が茨城の空に凱旋帰国して飛びました


その時、自分は、幼い長男を連れて、家族で見に行きました


その後、再度、52型のゼロ戦は、日本に帰国して、所沢の航空発祥記念館に展示されたのを次男を連れて見に行ったこともあります


でも、52型はアメリカ人が所有していたもので、日本に来ることはなかなかありません


そんな中、ようやく、日本人所有となった空を飛ぶゼロ戦が、一昨年(2014年)日本に凱旋帰国して、今年(2016年)、日本の空を飛びました


「おかえり! ゼロ戦が再び日本の空を舞った!(sorae.jpより、2016年 1月)」


「復元ゼロ戦、鹿児島を舞う 計22分、無事に試験飛行(共同通信より、2016年1月)」


太平洋戦争中、日本海軍の主力戦闘機だった零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を復元した機体が1月27日午後、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で試験飛行しました


フライトは6分、16分の2回計22分で、基地周辺の上空を旋回しながら飛んだようですね


機体は日本人が所有しているのですが、資格を持つ米国人が操縦したそうです


今回、飛行したのは「零式艦上戦闘機22型」(全長約10メートル、主翼約12メートル)


所有する米国法人・ゼロエンタープライズによると、1943年頃の製造とみられ、70年代後半にパプアニューギニアの密林で骨組みとエンジン部分が残った状態で見つかり、約10年かけて復元されたようです


同社の石塚政秀社長(53)が2009年、約3億5000万円で購入し、米アラスカ州の博物館で保管していたものです


21型ではありませんが、同じゼロ戦です


感慨深いものがあります


そして、それを待っていたかのように、平成のゼロ戦と言われる純日本製の戦闘機の試作が空を飛びます


「国産ステルス戦闘機、初飛行へ…実証機で2月(Yomiuri Shimbunより、2016年1月)」


「国産初ステルス実証機、2月に初飛行(朝日新聞デジタルより、2016年 1月)」


政府は、敵のレーダーに探知されにくいステルス性能を持つ戦闘機の国産化に向け、初の飛行実験を2月中旬に行うそうです


実験データなどは、主力戦闘機「F2」の後継機に生かされる予定だそうです


日本独自の技術を確立し、国内の防衛産業の基盤を維持する狙いもあるようです


飛行実験は、防衛省が2009年から三菱重工業やIHIなどとともに研究開発を進めてきた先進技術実証機を使い、愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)で行われます


実証機は全長14メートル、全幅9メートルで、機体の運動性能を高めるため、軽量の炭素繊維が使われているそうです


まさに、ゼロ戦が生まれた名古屋の空で、飛行することになるようです


ゼロ戦は血みどろの歴史を戦った戦闘機


今回開発される「心神」と呼ばれる日本製ステルス戦闘機は、ゼロ戦の辿った道には進まないで欲しいとも思います


自分が好きな漫画家新谷かおるさんの描いた漫画「ファントム無頼」の11巻の第5話に「愛機と…、螢と…、ゼロ戦と…」と言う話があります



20160218ファントム11

20160218ファントム511(1)

終戦間際ジュラルミンの固まりであるB29に挑み蛍火のように散っていったゼロ戦の悲しいお話と百里基地に所属するF4ファントムと日本人がレストアしたゼロ戦がドックファイトする話でした


高度3000メートルでのF4とゼロ戦の模擬戦は、2回やって2回ともゼロ戦の勝ち


低高度での旋回性能のすばらしさがもたらした結果でした


そんな凄い戦闘機を日本は作っていたのです


でも、戦闘機の操縦性能はF4とゼロ戦とは比べものにはなりません


それが現実


そして、F4はベトナム戦争で、ゼロ戦は太平洋戦争で、血みどろの歴史を戦いました


では、これから生まれる日本製ステルス機はどうなる


漫画は、ゼロ戦とF4ファントムが静かに並んでいるところを見て、パイロットの神田2尉と栗原2尉がこう言って締めくくっています



20160218ファントム511(2)

栗原2尉「なんか…不思議な
     光景だね…
     F4とゼロ戦の
     ならんでるとこ
     なんて…」


神田2尉「ああ。」


栗原2尉「片方は生まれて
     死ぬまで
     血みどろの
     歴史を戦った
     機体…」


神田2尉「オレたちの680(航空自衛隊F4ファントム)は
     まだ命にむけて
     弾を撃ったことの
     ない機体…」


神田2尉「オレは、こいつに
     血の歴史は
     くりかえさせたく
     ないよ…
     名ばかりの
     戦闘機…
     それが一番だ!」


    「螢…!」



自衛隊の戦闘機は、命に向けて、撃ってほしくないとも思います


それが平和憲法の下にある自衛隊だからだと思っているからです


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最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
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そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!!
これからはじまる一年が、健やかな日々でありますように。
そして、今日あることに、みなさまのご先祖様に感謝し、明日が素晴らしい日々でありますように、祈っております
('-^*)/


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