(戦争と平和1583)「大いなる精神は、静かに忍耐する」
「安保法成立後初、PKO部隊出発 南スーダンへ派遣(共同通信より、2015年11月)」
南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣される陸上自衛隊員約100人が11月22日、中部空港(愛知県常滑市)を出発したようですね
今回は9次隊で、安全保障関連法の成立後、初の派遣だそうです
部隊は、来年(2016年)5~6月までの派遣期間中に法施行を迎えることになります
安全保障関連法の成立後と言っても、法案はまだ詳細が決められていないので、今すぐ何かがあると言うことではありません
今回成立した法案では、国連要員らが武装集団に襲われた際、武器を使って救出する「駆け付け警護」が可能になりますが、中谷元・防衛相は9次隊に、同法に基づく新任務は与えないと言っています
ロシア機の撃墜・フランスのテロ騒動、そして、それに対する報復爆撃など、世界はなおもきな臭い方向に向かっています
関連法案によって、日本の自衛隊もその渦に巻き込まれて行くのではないかと心配です
その時、自衛隊はどうするのか?
去年(2014年)放送されたNHKスペシャル「60年目の自衛隊~現場からの報告~」(2014年8月)にその一端が見えたように思います
陸上自衛隊幹部候補生の校長先生が、入校式にて候補生たちに向けて言った言葉
「大いなる精神は、静かに忍耐する」
「幹部自衛官として高い志、すなわち「大いなる精神」をもって、
平和な時代に理不尽と思われる環境さえ適合するしたたかさを持つ「静かな忍耐する」ことを望む」
ドイツの思想家シラーの言葉を引用したようです
この学校を卒業したOBから教えられた言葉だそうです
自衛隊員はこの言葉を継承している
集団的自衛権の行使に伴い、今まで一発も相手に向かって、攻撃をすることは無かった自衛隊が、攻撃をする場面が出てくると思う
理不尽な場面、一方的な場面、命の危険がある場合が出てくると思う
そんな時、この校長の言葉を、今後、自衛隊の幹部たちがしっかり胸に刻み
どんな場合であっても、ぶれないようにしてもらいたい
かつて、日中事変・日露戦争そして太平洋戦争時、軍隊が暴走してしまったことにはならないように
何のために任務を遂行するのかということをしっかり胸に刻んで
そして、彼らが絶対傷つくことはあってはならない
絶対死んではならない
昔、日本は兵隊に「お国のために死ね」と言う軍隊教育を行った
今は、「お国のために、いや家族のために、絶対生きろ」と言いたい
どんなことがあっても、批判の対象になってもならない
それぐらい、彼らの覚悟が必要になり、国民への責任も強くなったと思わねばならない
彼らが戦うことはあってはならない
しかし、彼らは必要だ
なぜなら、戦う相手・ものや戦い方を知ってこそ、平和とは守れる
まず、平和の敵となるものをしっかり、認識しておく必要はあるからだ
「もっとも強い組織はもっとも謙虚でなくてはならない」
そう、自衛隊の校長先生は言う
これから自衛隊が、いや日本国民が守っていかねばならない信念だろう
これは、現地の目線(相手の目線)にたった自衛隊であるということが重要だということ
(異文化への理解)
今日、海外派遣が多くなっている自衛隊が守っていることの一つと言える
日本の自衛隊固有の精神だそうだ
これには、世界の軍隊も目を向けているそうだ
(アメリカでさえも)
「自衛官「リスクは覚悟」 安保法案、家族は「想定外」(朝日新聞デジタルより、2015年 9月)」
「安保関連法成立:「理解なく時期尚早」自衛官、家族に不安(毎日新聞より、2015年9月)」
「戦争犯罪加担、自衛隊が加害者に、失われる「平和ブランド」、中国脅威論―安保法制審議は尽くされていない(朝日新聞デジタルより、2015年9月)」
いろいろな思いや思惑を抱えて、彼等は粛々と任務を遂行してゆく
力に頼らない活動
日本の自衛隊が世界の軍隊のありかたを変えてくれるかもしれない
そう願いたい
*…*…*…*…*…*…*…*
最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
*…*…*…*…*…*…*…*
そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!!
これからはじまる一年が、健やかな日々でありますように。
そして、今日あることに、みなさまのご先祖様に感謝し、明日が素晴らしい日々でありますように、祈っております
ヾ(@^▽^@)ノ
