(宇宙1506)4月のスターウォッチング
新しい年度の始まりである4月
企業は新年度そして新入社員、学校は新学期そして入学式
そして、夜空は?
4月4日は、皆既月食です
去年(2015年)も4月に皆既月食がありましたが、日本では皆既(月の欠け始めから欠け終わりまでみれること)として観測できませんでした
今回は、日本で皆既が見られる月食のようです
でも、皆既月食は去年(2015年)の10月に見ることができたので、久々でもありませんよね
今回の食の最大は21時頃
宵の見やすい時間帯なので、みんなが空を見上げることでしょう
ただし、皆既の時間は12分間を短いのでお見逃し無きように
問題は天候ですね
4月4日は、沖縄・北海道を除いて、全国的に雨…
てるてる坊主でも作りましょうか??
4月7日は、月と土星が接近します
満月すぎの月が土星の北側に近づきます
去年(2015年)は17日でしたね
4月23日は、「こと座流星群」が極大を向かえます
この流星群は、明け方の北東の空に上がってくる夏の星座「こと座」に放射点を持っています
1時間当たり多ければ十個ほどの流星を見ることができるようです
23日の午前9時ごろが極大と言われています(日本では見れませんね)
ただし、今年は月明かりもなく観測には適しているようです
朝帰りする人は、夜明け前の北東の空を見上げてみるのもいいかもしれません
もし、流星が見えたら、いいことがあるかもしれませんね
さらに、3月に引き続き4月は、木星の衛星相互食があります
現在、木星の衛星の動きは地球から真横から見ることができる状態です
ですから、文字通り、木星の衛星がお互いにかくしたりかくされたりする様子を見ることができます
(ちなみに見るのはガリレオ衛星と呼ばれる、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストです)
衛星相互食の様子は望遠鏡で時間をかけて観測をしなければならないので、マニアじゃないとちょっと見れませんね
ただし、6年ごとに起こる現象ですので、今年はチャンスかもしれませんね
4月2日18時37分、4月3日19時7分、4月10日21時21分、4月17日23時36分、4月18日0時30分に起こります
そして、春の夜空と言えば「春の大曲線」
みなさんご存じの「おおぐま座」の背中から尾の部分である「北斗七星」の柄を伸ばして、「うしかい座」のオレンジ色に光る1等星のアルクトゥルスを通り、「おとめ座」の1等星で白色に光るスピカに到達してみましょう
この壮大なアーチが「春の大曲線」と呼ばれるアーチです
さらに、「うしかい座」のオレンジ色に光る1等星のアルクトゥルスと「おとめ座」の1等星で白色に光るスピカ、そして、しし座のお尻(尾)に光る2等星のデネボラを結んだ三角が、春の大三角と呼ばれています
春の大三角形の中、かみのけ座からおとめ座にかけては、たくさんの銀河が集まってつくる銀河団がいくつかあり、さまざまな銀河の宝庫です
その銀河団の中でも地球に最も近い銀河は、約6000万光年の距離にある「おとめ座銀河団」
属する数千個の銀河が、天球上でなんと満月10個分以上の直径をもつ広い範囲に広がっているそうです
すべてに色を付けて、肉眼で見えるようにしたら、壮大でしょうね
そして、おとめ座銀河団のほぼ中心にある巨大なだ円銀河が「M87(NGC4486)」であり、これも満月4分の1ほどの大きさに見えるそうです
このM87は、我々日本人にとってはお馴染みの銀河
ウルトラマンの故郷というとM78星雲ですが、実はM87こそがウルトラマンの本当の故郷なのです
ウルトラマンの生みの親である円谷英二は、当時非常に強力な電波を発して話題を集めていたM87こそが、ウルトラマンの故郷にふさわしいと考えていたようです
しかし、その後台本の印刷段階のミスによって、7と8の数字がひっくり返り、M78になってしまったようです
ちなみにM78はオリオン座の散光星雲でガスやちりの集まり(星雲)であり、星の集団(銀河)ではありません
そろそろ、暖かくなって来た春の夜空で、春の大三角をつくり、M87を見つけることがあったら、あそここそがウルトラマンのふるさとなのだなあと思ってください
(「科学情報誌ニュートン2015年5月号」及び藤井旭の天文年鑑2015そして村山定男・藤井旭著「星座への招待」より)
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最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
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そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!!
これからはじまる一年が、健やかな日々でありますように。
そして、今日あることに、みなさまのご先祖様に感謝し、明日が素晴らしい日々でありますように、祈っております
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