(戦争と平和1287)(訃報)ゲンが逝ってしまった…
「訃報:中沢啓治さん73歳=漫画「はだしのゲン」の作者(毎日新聞より、2012年12月)」
広島原爆で被爆した体験を基に描いた漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓治(なかざわ・けいじ)さんが19日、肺がんのため広島市内の病院でお亡くなりになったそうです
享年73歳
中沢さんは、広島市の神崎国民学校(現・市立神崎小学校)1年の時、爆心から1.2キロにあった学校の前で被爆しました
爆心地間近で被曝した中沢さんですが、塀の陰にいたため、原爆の閃光を直接浴びることが無く、奇跡的に助かったと言うことです
(これは、漫画「はだしのゲン」を読むとわかります)
また、一人、原爆を語れる必要な被爆者が亡くしてしまいました
この訃報の記事を読んだ時、驚きと悲しみを感じました
長く被爆体験を明かさなかった中沢さん
1966年、最愛の母を亡くした時、火葬すると骨は粉々になり、遺灰には白い骨片しか残らなかったと言います
「放射能は骨まで奪うのか」
怒りを募らせ、それから原爆や戦争を題材にした作品を発表し始めたと言います
中沢さんが亡くなっても、彼が残した作品(漫画・映画)は残り、人々に訴え続けるでしょう
中沢さんは、これからゲンとなって作品の中に生きて行く
でも、その作品の存在さえ人々が忘れてしまったらと思うとぞっとします
だから、それは、原爆被爆者の血を受け継ぐ自分達被曝二世三世が、中沢さんの作品を紹介しながら叫び続けるしかないのでしょう
核兵器の恐ろしさを!放射性物質の恐さを!
クリスマスで浮かれるのはいけないとは言わない
平和だから…
でも、その平和はどうしたら保てるのか、国民は、人類は、もう一度考えた方がいい
もう一度、漫画「はだしのゲン」を読もうかな
そして、去年(2011年)8月に公開された中沢さん自身の被爆体験を語ったドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」も見てみたい
謹んでご冥福を申し上げます
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最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
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