(戦争と平和1257)「おじいちゃんと鉄砲玉」
去年(2011年)、NHK教育(ETV)で放映された「おじいちゃんと鉄砲玉」を見て書いた手記をアップします
戦時中、海軍航空隊だった祖父の死によって、家族が祖父の戦時中の足跡をたどりはじめるドキュメント
祖父を火葬したときに骨に張り付いて出来てきた鉄砲玉
そのことについて、孫である女性が、それが何であるかを調べ始める
そして、そこで祖父の意外な一面を発見することになる
家族にとっては、戦時中、勇敢に戦って生き残った祖父というイメージがあり、それ以外は祖父の口からも何も話されなかった
祖父が生前、出撃のことをまとめた手記に海軍の陸上攻撃隊がイギリス海軍の戦艦を沈めたマレー海戦のことがあった
その中に、作戦の成功を、「喜び」と欠かずに「慰め」を書いたところに、祖父の孫である女性は疑問に思い、家族や当時の戦友を訪ねて、祖父の気持ちを探る
戦うことに一生懸命だった第二次大戦中
誰もが、お国のために命を捧げると考えていたと思われた
でも、本心は…
ある作戦で被弾した祖父が、被弾したときに誤った行動をとってしまったので、多くの犠牲者を出し、作戦が失敗に終わったことがわかる
その被弾こそが、火葬の時にお骨と一緒に出てきた鉄砲玉だった
その作戦以降、祖父の態度が一変したことを、孫の女性は感じ取る
その作戦後に、祖父は結婚をしていた
祖父の行動は、いや一部の兵隊は、「爆弾を捨てて帰還したことがある」と言う
これは当時の戦友からその行動がわかった
戦友の飛行機が未還を数える中、祖父の飛行機は帰還を繰り返した
祖父は、「犬死にはしない」と考えていた
それは、祖父の部下に対しても同じことだったらしい
無謀な作戦や戦いにたいして、現場の兵隊は上官に、いかりさえ感じていたと言う
それは、現場と中央のギャップだったと思う
今も変わらない現実
そんな状況で、身内(妻)がいる身でみすみす犬死にはできない
それが本心だったのだろう
それは、攻められないことだと思う
番組の最後に、祖父の遺品の懐中時計を時計屋に妻(祖母)が持ち込んで中身を確認してもらったとき、中身から祖母の写真が出てきた
祖母は思わず「やっぱりそうだった」とつぶやく
戦後、祖父は周りがみんな亡くなって、自分だけ生き残ってしまったことと、妻のもとに生きて帰れたことの間で、苦しんでいたのだろう
それを公にすることは、祖父の名誉を汚すことになる
その本心について、祖母は最後までかたくなに気持ちを告白しなかったのは、よくわかった
それが、戦争なのだ
お国のために戦わねばならない、でも、家族のために死ぬことはできない
それが、人間の本当の姿だと思った
そんな思いを戦時中の人はしゃべらないだろう
それは原爆の被爆者についても同じ
でも、われわれ子孫は出来うる限りその思いを感じでおかねばならないだろう
人と人が戦い殺し合うことがどんなにつらいことかということを…
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最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
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そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!!
これからはじまる一年が、晴れやかな日々でありますように。
(^-^)/