(科学1222)家庭用放射線測定器に一言
去年、この時期に消臭芳香剤が主力製品のエステーが家庭用放射線測定器を発売しましたね
「エステー、1万5000円台の家庭用放射線測定器を発売 (MarkeZineより) (読売新聞より、2011年7月)」
コンパクトで安いので、自分も欲しいなあと思っていたら…
偶然にも、今年4月に友だちがネットオークションで落札して購入していました
希望小売価格は税込み1万5750円と言われていましたが、友だちは、4000円から5000円で落札したようです
(今ネットでは4000円から5000円代で販売されているようですねえ)
かなり、手頃な値段になっているようですねえ
ボタンは二つ
電源とリセットのボタンだったかな?
毎時0・05~9・99マイクロ・シーベルトのガンマ線を測定で、測定には数分~10分かかると言う仕様でしたが、やっぱり、測定には時間がかかるようでした
まあ、これはしかたがないでしょうね
手のひらに載るコンパクトサイズと言うのは、その通りでした
小さくて軽い!(手のひらに載るコンパクトサイズで重さは約105グラム)
電源は単4アルカリ電池2本で、1日1時間の使用で約2か月、連続使用の場合は約50時間使うことができるようです
測定していると案の定、数値がどんどんずれて行き、かなり高い値を指すので、リセットが必要でしたね
リセットすれば、初期設定から数分かからないと、測定ができない状態でした
この大きさの測定器なら、これぐらいの性能が限度でしょうね
さて、この測定器を購入したとして、この測定器が測定する値を、絶対と思ってはいけないと思います
測定器には、素人にはわからない意外な落とし穴がいくつもあるからです
以前にも、週刊誌やニュースで取り上げられたことがあるのですが、測定器によって、測定値がまちまちであること
その測定器の特性(特徴)があって、それを知らずに使うととんでもない値を信じることになります
今回の「エアカウンター」も、少し心配なのは温度特性がどうなっているか?測定分解能は?
気温30℃で測定したときと、気温20℃で測定したときに、結果に違いはないのか?
世の中の測定器は、使用している部品が、温度による変化をするので、測定した時の温度に影響されて、測定値が変わる場合があるのです
値段の高い測定器は内部で温度補正を行い値を修正するのですが、値段の安いものはそれが無い場合があります
例えば、時計
最近の時計は、電波時計など、時間の修正が自動でできるものがありますが、それ以外は、自分で時報などを確認して、時間の遅れや進みを修正していますよね
使用時間が経過したり、温度が変わると、時間に進みや遅れが出てくるのです
それと同じ事が、放射線測定器にもでてくるのではないかと思うのです
さらに、通常、公的に認められている測定器なら、公的機関で、数年単位で、校正(測定器のチェック)を行うものです
天気予報で使用されているアメダスの測定器(風向風速計、温度計など)は、気象業務法などの法律により5年に一度、公的機関でチェックを行って、測定値がずれないようにしています
現在、公的機関から発表されている放射線量値を測定している測定値は、定期的な校正(チェック)を行われていると思いますが、自治体などが独自に購入したものは、その後の校正(チェック)が行われているのか不明です
つまり、値がずれていても、「わからない」ことがあると思います
特に、放射線測定器は、最終的な校正(チェック)に放射性物質を使用しないいけないために、一般の人がチェックすることは不可能だと思うのです
自分も、放射線測定器の内部構造や原理がどのようになっているか知らないので、測定器の特性の傾向がわかりません
したがって、独自に放射性測定器を手に入れても鵜呑みにしない方がいいでしょう
公的に発表を行っている機関(測定器)の近くに行って、測定器の値の違いをチェックするのもいいかもしれません
それができなくとも、全然使えないわけではありません
放射線量の変化の目安にはなると思います
時計やはかり、温度計と違って、放射性測定器は特殊なものです
使用方法には注意が必要でしょうね
それは、友だちも承知して使っているようです
でも、一家に一台ほしいなあ
(去年の記事を引用しました)
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お誕生日、おめでとうございます!!
これからはじまる一年が、晴れやかな日々でありますように。
ヾ(@^▽^@)ノ