(戦争と平和1227)本「爆心」
来年、夏公開だと思うのですが、映画「爆心」の原作をようやく読みました
映画の内容はどうなっているかわかりませんが、原作の「爆心」は、長崎の爆心地周辺に住む人たちが、日常生活の中で原爆や信仰とどう向き合っているのかを紡いだ連作短編集です
「私の過去は原子雲の下に消えてしまった」
被爆地で生きる人々の原体験とその後を描く「釘」「石」「虫」「蜜」「貝」「鳥」という六つの作品集になっています
原爆投下時の描写はあまり無く、おもにその後の主人公たちの生活や思いを描いたものです
(ちょっとエロイ描写も見受けられますが…)
いま、武井咲さん主演で「息もできない夏」と言うドラマでは無戸籍の少女のことを描いていますが、この本のある短編では戸籍はあっても両親の欄が空欄の人のことを描いています
原爆によって両親を失い、自分はいったい誰であるかもわからない、そんな子供や赤ん坊が存在したと思います
自分は存在しても、自分が生まれるまでの生い立ちや先祖がわからないのとは、想像できるでしょうか?
戦争はそんな子供達を生み出すものです
さて、この本を原作に映画が作られますが、どのようになるのだろう?
広島に限らず長崎の原爆・第五福竜丸(さらに去年の福島第一原発事故)についても、広く語り継ぐ必要はあります
それはこの本や映画に限らず行われなければならないものでしょう
「ナガサキ語り継ぎ、いつでも誰でも 紙芝居作り貸し出し(朝日新聞より)」
去年、原爆を知らない世代がその恐ろしさを語り継げるように、被爆者たちの体験を描いた紙芝居が長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで展示されました
紙芝居では、一面の焼け野原で黒こげの遺体を絵だけでなく、当時の写真も使って表現しているようです
このような紙芝居を使っても、人々に訴えることができるのでしょうね
映画「爆心」が公開されたら、「夕凪の街 桜の国」の時のように、また、映画館に足を運ぶことになるでしょう
- 爆心 (文春文庫)/青来 有一
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最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
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そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!!
これからはじまる一年が、晴れやかな日々でありますように。
ヘ(゚∀゚*)ノ