(雑談11013)「すべてのクレタ島民はうそつきである」?
一見、正しく思えることにも矛盾が潜んでいることは、この世の中に多くあると思います
正しく見える前提や理論から、納得しがたい結論に行き着いてしまうことを、「パラドックス」と言います
科学情報誌ニュートン2011年1月号を見ていたら、面白いパラドックスが紹介してあったので抜粋します
多分、これは、どこかで聞いたことがある事柄かもしれません
古代ギリシアの預言者エピメニデス(生没年不詳)が、次のような発言をしたといういい伝えがある
「すべてのクレタ島民はうそつきである」
ここで問題となるのは、実はエピメニデス自身もクレタ島民であるということだ
この発言はほんとうで、クレタ島民は全員うそつきであるとしよう
すると、クレタ島民であるエピメニデスもうそつきということになる
しかし、この発言はエピメニデスがしたものだ
ならばこの発言「すべてのクレタとうみんはうそつきである」はうそになってしまう
はじめにこの発言はほんとうだとしたことと矛盾してしまうのだ
では反対に、この発言はうそだとしよう
それはつまり、「クレタ島民は必ずしも全員うそつきであるとは限らない」ということだ
ということは、クレタ島民であるエピメニデスも正直者である可能性があるということになる
するとやはり、最初にエピメニデスがうそつきだとしたことと矛盾する可能性があることになってしまう
結局、クレタ島民はうそつきなのだろうか?正直者ななだろうか?
もっと単純に「私はうそつきである」という発言を考えてみよう
この発言がほんとうでもうそでも矛盾が生じる
このように、自分自身について何かをのべることで生じる矛盾を「自己言及のパラドックス」と言う
この種のパラドックスは、「落書きするな」という落書き、など無数に存在する
あなたの周りにもあるでしょうね
(科学情報誌ニュートン2011年1月号より)
*…*…*…*…*…*…*…*
最後までお読み頂き
ありがとうございます♪
*…*…*…*…*…*…*…*
そして、今日誕生日のすべての人へ
お誕生日、おめでとうございます!!
今日からはじまるこの1年が、ステキな毎日で満たされますように
(^∇^)