(戦争と平和25)アニメ映画「風が吹くとき」 | ☆ワシの終活☆

(戦争と平和25)アニメ映画「風が吹くとき」

このアニメ映画は、「スノーマン」などで知られるベストセラー作家レイモンド・ブリッグズ氏が冷戦時代の1982年にイギリスで出版した絵本を、1986年に日系のアニメーション作家ジミー・T・ムラカミ氏がアニメ化した作品です



(あらすじ)
主人公は、イギリスの片田舎で静かな年金生活をおくっている老夫婦
しかし、世界情勢は日に日に悪化の一途をたどっており、ある日、戦争が勃発する
2人は政府が発行したパンフレットに従って、保存食を用意し「シェルター」を作るなどの準備を始める
そして突然、ラジオから3分後に核ミサイルが飛来すると告げられる
命からがらシェルターに逃げ込んだ2人はなんとか難を逃れるが、放射能がじわじわと2人を蝕んでいく救援がくると信じて止まない2人は、次第に衰弱し……
(ウィキペディアより)



1986年の作品なので、米ソの冷戦化であった時期ですね


それでも、その時は、原子爆弾より破壊力が大きい水爆つまり今の核兵器のレベルでのお話だと思います


田舎で暮らしている老夫婦の生活に突然、核戦争が起こり、変化が起こります


イギリスの作品なので、この老夫婦が住んでいるのは、ロンドンの郊外なのでしょう


ロンドンには息子達家族が住んでいて、たまに図書館へ本を読みに行く感じなのでしょう


その日も、図書館に行って、借りてきた本は、核シェルターの作り方でした


家の戸を壁に立てかけた程度のものです


核爆弾の閃光や熱線は防げても、爆風やもっと恐ろしい中性子線は防ぐことはできません


これも、核兵器の効果を知らないことからくるものでしょうね


原子力発電所がどのような隔壁になっているかわかりますよね


放射線が貫通しないように、鉛の壁に何重にも覆われているのだから…


一般市民が核シェルターを作るのは並大抵のことではありません


通常爆弾と違って、放射線はなんでも貫通するために、人は逃げる事ができません


そんなことも分からずに、老夫婦は、核爆弾が落ちた後、放射線の影響からの被爆症状が出始めて、だんだん衰えて行きます


発表から20余年、冷戦構造が崩壊し、世界の状況は変わりましたが、核兵器をパワーゲームの切り札とみなして、核兵器を持とうとする国はあります


そんな今でも、この映画は参考になるのではないでしょうか?


ちなみに主題歌を歌っていたのは何と、デビッド・ボーイでした

風が吹くとき デジタルリマスター版 [DVD]/森繁久彌,加藤治子,ジョン・ミルズ
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