(映画12)「史上最大の作戦」(1962年)
1944年のこの日(6月6日)、第二次世界大戦時ノルマンディー上陸作戦が始まった
6月6日~26日の間といわれているが…
そして、この日(6月6日)は、「血のオハマ」とも言われているらしい
上陸箇所(オハマビーチ)でおびただしい兵士の血が流され亡くなったからだろう
今年に入って、この上陸作戦を映画にした「史上最大の作戦」(1962年)を久しぶりにテレビで見た
この映画を初めて見たときは、まだ自分は幼く、凄く勇ましい映画と思ったのだと思う
その当時の大物俳優ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャムなどが、かっこよく見えたものだ
でも、実際は非常に悲惨で過酷な戦闘であったということを聞いている
最後は連合軍が勝つ物語であるが、小説を読むと最初の悲惨な戦闘が多くつづられている
1960年とは朝鮮戦争が始まった頃だが、そんな時に、こんな戦争映画が作られたわけだ
このころの戦争映画やドラマは美化されているものが多かったような感じがする
殺し殺される戦闘とは、恐怖である何者でもない
映画のシーンで、ドイツ軍が、戦闘の演習を卓上でやって、「これはゲームだ」と言うが、戦闘はゲームなんかじゃない
映画の最後に、連合軍の負傷兵と迷子になった兵隊、そして、死んだドイツ軍兵が出てくる
その負傷兵が
「俺は負傷して、君は迷子になって、あいつ(ドイツ兵)は死んでいる。そして、どっちが勝ったのか負けたのかわからない。それが戦争だ」
この言葉は非常に重みを持ってくる
最初に見た時は、多分、映像スケールのすごさだけが印象に残って、こんな言葉は印象に残らなかっただろう
でも、年を重ねて、いろいろな映画を見た今は、戦闘よりも、戦闘員が発する、重苦しいこんな言葉が頭に残る
この作品はアカデミー賞を取っているが、何に対しての評価だったのだろう?
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