(科学04)蜘蛛の糸は鉄より強し
芥川龍之介の小説の「蜘蛛の糸」では、お釈迦様が極楽にある蓮の池からおろした蜘蛛の糸を、地獄にいる罪人のカンダタがよじ登るという場面があります
でも、実際に細い1本の蜘蛛の糸に人間がぶら下がることはできないでしょう
では、束にするとどうでしょう
1本の蜘蛛の糸の太さは、およそ5マイクロメートル(マイクロは100万分の1の意味で、1マイクロメートルは1000分の1ミリメートル)だそうです
人の髪の毛の太さが約80マイクロメートルなので、蜘蛛の糸はいかに細いかわかります
さて、この細い蜘蛛の糸を、約20万本束ねて、太さが約4ミリメートル、1周の長さが約20センチメートルのひもをつくった人がいるのです
この人は、そのひもにハンモックを利用したブランコをつくって、乗ってしまったというから凄い
蜘蛛の糸は、切れずにその人の体(体重約65kg)を支えたということです
さて、この実験のような束ねた糸ではなく、1本で直径1ミリメートルの太さがある蜘蛛の糸が出来たとすると、理論的には約100kgの重さのものをつり下げることができるのだそうです
そして、同じ太さの鉄では、その半分(50kg)の重さもつり上げられずに切れてしまうそうなのです
蜘蛛の糸は鉄より強しです
「強くて、軽くて、よくのびる」この蜘蛛の糸を人工合成する研究が行われているそうです
こうやって、いろんな素材が開発されているのですねえ
スパイダーマンも現実的になるのでしょうかね?(これは無理か?)
(科学情報誌ニュートン2009年12月号より)
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