(閑話休題)その33 レンコン?
食べるレンコンでは無い(この近辺はレンコンが特産品だが?)
人工知能による演奏の「表現づけ」を研究する国内外の研究者を集め、互いのプログラムを検討し評価するコンテスト
「Performance Rendering Contest」、略して「Rencon」
学者の旦那が「レンコンに行って来る」と言ったら
奥さんが「今日は特売日だからね」なんて会話になるかも(-。-;)
コンピューターが進歩し、プログラムの性能も上がってきている現在、人工知能(機械)が芸術(音楽)の分野に踏み込もうとしている
機械は、与えられた楽譜の通りに曲を演奏する
人間は楽譜に込められた作曲者の意図をくみ、さらに独自のテンポや強弱を加えて、情緒ゆたかにな演奏をする
曲に感情が入るのだ
その感情の部分をコンピュータ(機械、プログラム)で表現しようというのだ
現在、過去の膨大なデータを元に組み合わせて演奏する「学習型」と過去のパターンを演奏曲の類似点を元に演奏する「事例参照型」で対応させようといているようだ
天才と言う人は別としても、人間はその感情・感性を長い年月かけて体で覚えてゆく
膨大なデータを処理するのであれば人工知能の方が早くできるだろう
オルゴールの単純な音に聞き惚れるのはいいとして、人工知能の名演奏に将来聴き惚れることになるのだろうか?
この領域は、あまり侵されたくない領域のような気がするのだけどねえ
このレンコンの第6回大会の結果はインターネットで試聴可能
http://www.renconmusic.org/icmpc2008/vote/videos.html/
へアクセスして再生する
プログラム(1)は上2段が学習型、下2段が事例参照型、上から2段目が最高賞を獲得したということだが
注)内容はすべて英語。使用しているブラウザが古い場合は正しく表示されない場合あり
(科学雑誌ニュートン2008年12月号より)
そして、この日、誕生日のすべての人に「誕生日おめでとう!!」
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