(閑話休題)その7 安保先生がやってくる!
安保先生がやってくる!
自分が住んでいる町の近くに安保先生が講演にやってくる
題は「免疫力を高めて健康な体をつくろう」だ
さて、安保先生とは?
世界的な免疫学の第一人者で現在新潟大学大学院医歯学総合研究科の教授である
自分は先生の著書「最強の免疫学」(病気は自分で治せる!)を持っているのだが…
では、何故、この先生を知ったのか?
五年前に、自分がある心療的病気の時、お世話になった先生がM市にいた
その先生は、薬物療法で行う現代医学に疑問を持ち、人間が古来から持っている免疫力を強くするべく栄養医学を推奨されていた
医者なのに、「やたらと薬にたよるな!」と言いたいわけ
この先生、学会で、安保教授の講演を見て共感して、直接、お話もしたという
ここで、また、自分は影響されてしまった(なんと影響されやすい性格だこと)
最近、「免疫力」に対するテレビ番組や本が多いと思う
新型インフルエンザに対すること、ガンに対すること
人の免疫力(つまりは白血球を含む)は、ウイルスやガン細胞に対して常に戦っているのだ
薬はその補助的な役割をしているだけ
(白血球→マクロファージ、顆粒球、リンパ球(B細胞、T細胞、胸腺外分化T細胞、NK細胞))
ガン細胞は健康な人でも一日数千個できているということも最近知った
それを白血球の中のマクロファージや顆粒球等が食べてくれているのだな
食べきれなくなったらやばいということだ
ウィルスに対しても白血球の中のリンパ球が対応してくれる
インフルエンザなどの強力なウィルスに対してリンパ球が劣性になったときにタミフル等でリンパ球を援助する
最初からリンパ球の働きが強力ならウィルスに対抗できる
でも、新型インフルエンザやエボラ出血熱などの強力なウィルスの場合、リンパ球が対応出来なくなるわけだ
さて、この白血球を毎日沢山生産できれば言い訳だが
白血球は、骨髄と胸腺(胸だな)で作られる
ところが、年を取ると胸腺から生産されなくなる
だから、年寄りはウィルスに弱い
であれば、骨髄の生産能力を上げるしかない
基本的には生活習慣だと安保先生もお世話になった先生も言っている
その最たるものが、いつも口から入ってくるもの
「食物」
カロリー(量)を気にするのでは無く、その成分つまり栄養素(ビタミン、ミネラル、タンパク質等々)を気にするべき
そんなこと言っても、成分分析しながら食事はできない
では、どうするか?色とりどりのものを毎日摂取するように心がけるしかないだろう
でも、これでも最近は、食物の栄養素は昔ほど多くない(ほうれん草なども一昔の半分以下になっているそうだ)
だから、そんな時は栄養補助食品やサプリメントを摂取するしかない
でも、サプリメントだけではだめ
栄養素の人体への吸収は、各栄養素の相互関係でなされるためだ
ようは、いろいろな食物もまんべんなく摂取することということだ
以下の本は、鵜呑みにはせず、走り読みするとなかなかおもしろい
「最強の免疫学」(病気は自分で治せる!当たり前の事を書いてあるのだがわかりやすい本)安保徹著
「アメリカはなぜ「ガン」が減少したか?」ゲーリー・F・ゴードン監修、森山晃嗣ぐ著(生活習慣病の原因は栄養代謝の乱れにあった)
「続・アメリカはなぜ「ガン」が減少したか?」ゲーリー・F・ゴードン監修、森山晃嗣著
そして、今日誕生日の全ての人に「誕生日おめでとう」