1月28日はあるSF小説家の誕生日
1月28日はSF小説で有名な小松左京の誕生日
78才ということですが
小松左京と言えば、私の頭に浮かぶのは、SF小説「日本沈没」
この本で、小説家「小松左京」と言う名前を知った
当時、日本沈没はセンセーショナルな内容の本だったと思う。親が読んだ後にすぐに読ませてもらった記憶がある
そして、その内容のリアルさ故、本当に起こるのではないかとも思った程であった
日本沈没は、「地質」「地震」「気象」のみならず、「政治」「経済」「社会」「学界」「外交」等々にも広く及んで調べ上げ、そして、それらを積み上げて、作り上げているのだろう(ある小説のあとがきで、筒井康隆氏もこう言っている。)
だから、リアル感があるのだろう
映画の出来は別として、1973年に同氏の小説を元にして映画化され、さらに33年後にまたリメイクされてもなお違和感がないのだから。もちろん、両方とも見ている(なお、この映画をパロディった筒井康隆氏の「日本以外全部沈没」も見た)
こんな小松左京氏のSF小説に自分は引き込まれないわけがなかった
また、ショートショート(ショートストーリー)が多いので読みやすいかったかもしれない(日本沈没は別として)
以降、
「さらば幽霊」
「地球になった男」
「鏡の中の世界」
「物体O」
等々のショートショートを、読んだものだ(でも、最近の同氏の作品は読んでいないなあ。活字離れか?)
こんな背景があるから、今は、漫画家のかわぐちかいじ氏や映画監督?の押井守氏の作品に興味を持つのだろうか?
前にも述べたが、安部公房氏のようなシュールな世界を描いた小説とともに、小松左京氏や筒井康隆、星新一、光瀬龍、眉村卓等のSF小説もむさぼり読んだもの(各氏については、追々話すとしよう)
この本への興味は、多分、私の両親の影響もあったかもしれない(両親についても追々話すとしよう)
そして、この日誕生日のすべての人に「誕生日おめでとう!!」