1月22は、ある作家の命日
1月22日は、小説家安部公房の命日。69才で人生をまっとうされた方だ
小説家安部公房の小説に出会ったのは、自分が、中学か高校の現代国語の教科書
たしか、「壁」ではなかったか?「壁」は芥川賞を受賞している作品だから、教科書に載ったのだろうか?
最近の現代国語には、どのような作品が載せられているかわからないが、当時としては、異例の作品ではなかったか?
なにやら理解しがたい描写に最初はとまどったが、そのシュールで抽象的な世界にだんだん引き込まれて行った。(実際、調べてみると、安部公房もシュールレアリスム(超現実主義)の影響は受けていたようだ)
安部公房24作品に対して、自分は次の13作品を次から次へのむさぼるように読み尽くしていった。
「他人の顔」
「壁」
「飢餓同盟」
「第四間氷期」
「水中都市デンドロカカリア」
「無関係な死 時の崖」
「R26号の発明・鉛の卵」
「石の眼」
「終りし道の標べに」
「人間そっくり」
「夢の逃亡」
「燃えつきた地図」
「笑う月」
こうやって書くと、自分はいろいろな本を多数読んでいる人間のように見えるが、決してそうではない
好き嫌いが多く、純文学はほとんど読まず、今後語り明かすがシュールな小説やSF小説ばかり読みふけっていた
それでも、本を読まないよりはましと思うが
最近は、新聞も読まず、活字離れしている
これらの本はいまだに書庫に眠っている
久しぶりに、かび臭い本をめくって、読み直してみようか?