FACT mix #364 Jon K | 偉大なるエゴイストの戯言

偉大なるエゴイストの戯言

アーティストやアルバムまたは曲の解説をするつもりはない。情報を求めるかたはGoogle使って下さい。
あくまでも、僕自身が日常的に聴く音楽や映画をネタにしつつ、何かしらの思いや考えを書き連ねるための随筆的側面に重きを置いたブログにするつもりです。




'90年代にTripHopなんていうかっこ悪いネーミングのダウンビート系のクラブミュージックが生まれて、一部でそれなりにブームらしきものにもなったことがあった。僕が思うに、それは'80年代のNewWaveやPostPunkと同様、いち音楽のジャンルを指すものではなく、HipHop,Dub,Techno,House,Funk,Anvient...など当時のクラブミュージックシーンの色んなジャンルを飲み込んだかのような雑食性を孕んだスタイルだったように思う。ビートさえしっかりしていれば、後は何でも有りな実験的とも思えるサウンドも聴くことができたし、そんな実験精神と踊れりゃ何だっていいだろ的な、ある種ヒッピー的なげやり感も、NewWave的だったと言えるかも。偶然にもそんなNewWaveとの類似点のせいか否か、当然のように僕はそれらを熱心に聴いたもんだ。

元を辿れば、初期のNightmare On WaxあたりがTripHopのスタイルのベースになっていると思われるが、彼らのビートがHipHopベースだったせいか、メディアが無理矢理TripHopなんて名前を付けたものと思われる。基本的にBPMは抑え目のスロー~ミディアム、ビートはHipHopやFunkが基調のものが多く、全体を包み込むようなダブっぽい深めのエコー感が、トータルの印象を陰鬱にすることも多かった。

なぜ今さらTripHopなんぞについて触れているかというと、英レーベル「ファクトリー」発のFACT MAGAZINEがSoundCloudで配信する「FACT mix」の#364、Jon Kのミックスがなかなかおもしろかったからで、単なるダンスミュージックらしからぬ彼のミックスが気に入ったのと、90年代半ばを思わせるようなTripHop的雰囲気がノスタルジックでもあったから。当時ほど暗くはなかったけどね。それに加えてPussyfootあたりの猥雑感や洒落っ気まで感じられる。最後はクラブでの深い時間帯を思わせるレゲエ&ダブでシメるあたりもよろし。一時間強の長尺にも関わらず、久々に最後まで聴いてしまった。

さあて、久しぶりにSabers of ParadiseかRed Snapperでもいっとく?それともプッシーギャロールか?...┐('~`;)┌

ーーーーーーーーーー
↓CLICK !!!
■ FACT mix #364 Jon K
http://soundcloud.com/factmag/fact-mix-364-jon-k-jan-13





Android携帯からの投稿