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母が呆けた!

2016年4月、前頭側頭型認知症と診断された母との日常を書きます。

入院以来、初めて真っ直ぐ帰宅した日の深夜一時頃、すでに眠っていたけど電話が鳴った。


ついにその時が来たんだと思った。


病院からで、「容態急変につき、すぐに来れるか」とのことであった。

兄に電話して、すぐに病院へ向かった。


こんな時間に出歩くなんてもう、何十年もなかった。町は静かで全てが止まって見えた。

時が、このまま止まればいいのに。

母さんがずっと、どんな姿でもいいから、生きててくれたらいいのに。


そんなことを考えながら車は走った。


病院に着くと、いつも大きなイビキをかいてた母が、静かに眠っていた。


「もう、30分以上前から機械は反応していません」

「心肺停止ということですか?」

「その通りです」


すぐに兄が到着した。

兄の到着を待って医師の死亡確認が行われる。




1時52分(スマホは45分をだったけどw)死亡が確認された。


2年前に最長でも余命1ヶ月と言われ、母は生きた。


私が頑張らせてしまったかな。

ホントは苦しかったかな。ごめんね。

もっと、早く逝きたかったかな。


入院しなければもっと生きられたかな。


でも、ありがとう。



そんなことを考えていた。


母の亡骸は上階の個室に移動された。


帰って少し寝て、取り急ぎ会社に行って仕事の割り振りだけして、葬儀屋さん、区役所、親戚、母の友人、自分の関係者に連絡をした。


なんだか、その日はバタバタだった。