「認知症(抗認知症薬無効)」ではなく老人性「うつ病」?で急速進行、和田秀樹 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

「認知症(抗認知症薬無効)」ではなく老人性「うつ病」?で急速進行、和田秀樹

 

 

世界中の「認知症」患者に抗認知症薬が「無効」で製薬会社が泣いています。

 

「うつ病」患者に抗うつ薬が「無効」になったのと同じ。

 

抗認知症薬はよく効いていたが、2007年を最後に効果が無効となった。

 

全部「晩発性」複雑性PTSD 。

 

「内因性」精神病「うつ病」は「中年期」にしか発病しない(遺伝による脳の変質、仮想生物目覚まし時計で発病)。

 

「認知症」は緩やかに進行するが、「老人うつ病(晩発性複雑性PTSD)」は急激な発病という点だけは真実。

 

 

「戦争関連心的外傷により高齢者が複雑性PTSD を呈し、暗示療法(ラポール形成)とパロキセチンにより回復した一例」

(広島県医師会雑誌、広島医学2004)

 

84~88歳まで診て回復

 

100歳過ぎまで生きたことは家族から確認

 

しっかりした女性だった

 

満州からの引き揚げトラウマで発病

 

入院するときには近所の人はボケて精神科病院に入院したら生きて帰ってはこないだろうと思っていたが、元気でしっかりして退院したから騒動になったらしい(笑)

 

私の治療例では他にも似た例は複数ある