ベンゾ内服による催眠状態で病原性秘密を語った例、「不安症状の背後に心的外傷を認めた2症例」
「不安症状の背後に心的外傷を認めた2症例」
(広島県医師会雑誌、広島医学2006)
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DSM診断では「GAD(全般性不安障害)」と「SAD(社会不安障害) 」であるが、両者共に明確な病因(中核トラウマ)がある。
そして、トラウマを中心とした治療アプローチで回復しているのである。
つまり、「診断」は「複雑性PTSD (超拡大PTSD、何でもかんでも全てがPTSD)」1つで足りるからDSM を「診断」に使ってはいけない。
DSMは「統計」に使うものである。
「GAD の形をした複雑性PTSD 」「SAD の形をした複雑性PTSD 」と。
それができないなら、こんなものはない方がいい。
「アメリカ精神医学の父」
アドルフ・マイヤー
「DSM-Ⅰ、Ⅱ」に関与
「精神科医が診断基準制作に熱中することは精神医学の信頼性を低下させる」
GAD (複雑性PTSD)症例では初診時に少量のベンゾを処方した(20年以上前であるから)。
次に受診した時に、初診時にあいまいだった家族歴(中核トラウマと関係する)をもう一回聞いてみると催眠状態になり、中核トラウマについて語った。
第二次世界大戦で欧米精神医学が「万単位」を戦場で施行した「薬剤性(バルビタール注射)催眠術」をサイレース注射剤で延べ250回実施してみた。
「ラポール(催眠もかけうる治療関係)」について多くを学ぶことができた。
「ラポール(無意識の交流)」が形成できれば、ベンゾは催眠を強化できる。
「ラポール」抜き(発達障害詐欺妄想)ではこの通り
(レイプドラッグのサイレース錠には注意喚起用に青い着色剤が混ぜてある)