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広島原爆投下により世界の危機に気づいた精神科医ハリー・スタック・サリヴァン
薬物治療以前に主に男性の統合失調症の精神療法に成果をあげたアメリカの精神科医
中井久夫先生による膨大な翻訳がある
彼の言う「統合失調症」は「アメリカ精神医学の父」アドルフ・マイヤーの「DSM-Ⅰ、Ⅱ」のそれであり、クレペリン・ドイツ精神医学の遺伝病脳病内因性精神病としての「統合失調症」ではなく、「入院するほど重症」という意味でしかなかった。
実態は超拡大・複雑性PTSD のキュア(治療)であった。
そのトラウマはアメリカの男性が同性愛傾向を持つことへの恐怖だった。
「DSM-Ⅲ」(1980年)の成果は「PTSD の登場(ユダヤ人精神科医リフトンの広島原爆被爆者研究を基礎にした功績)」と「同性愛を精神障害から除外した」ことだった。
広島原爆被爆者から生存者(被害者)罪悪感の発見
イギリスの天才数学者チューリングはナチスのエニグマ暗号機を解読する(Uボートの位置を把握する)ために最初のコンピューター開発に功績を示したが、戦後に同性愛が発覚し、「治療」(女性ホルモンの注射)を受けて自殺(他殺?)した。
2016年 フロリダ州の同性愛者ナイトクラブで乱射事件があり、50人死亡53人負傷。
現在でも欧米の同性愛者に対する風当たりはきつい(聖書に同性愛が否定されているから)。
サリヴァンはアメリカの男性の精神障害者(統合失調症→複雑性PTSD)に自身の同性愛傾向が社会に知られることへの恐怖トラウマが存在することを見抜いた。
サリヴァンは第二次大戦のアメリカの徴兵検査で戦争PTSD を発病する潜在因子として同性愛傾向のある若者を排除した。
広島原爆投下は世界のほとんどで長かった戦争の終結を意味すると安堵の気持ちでとらえられた。
ノルマンディー上陸作戦記念式典で大型プロジェクターに映し出された広島原爆投下映像に拍手するオバマ大統領と十字を切るプーチン大統領
サリヴァンはその意味を即座に正しく把握し、
WHO の精神医学バージョンであるWFMH (世界精神保健連盟)設立に奔走した。
精神医学の役割は人類を核による滅亡から救うことであると確信していた。
パリのホテル・リッツで客死。
世界精神保健連盟理事長に就任した秋山剛は眞子さまを「複雑性PTSD 」と診断
2005年 朝日新聞
「東京大空襲被災と広島原子爆弾被爆の両方を経験し(晩発性)複雑性PTSD を呈した一例(中核トラウマ薬物強化受容療法)」(広島県医師会雑誌の広島医学2006)
広島原爆資料館
平和データベース
(広島原爆)複雑性PTSD
薬物キュア(治療)症例報告
論文「群」
「唯一の被爆国」の精神科医2万人の中で「核」について語るのは私1人だけ
核戦争防止国際医師会議
(IPPNW)の日本支部は広島県医師会