女衒(ぜげん)、いじめでパシり、松本人志、タカラジェンヌ、被害者の罪悪感、複雑性PTSD | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

女衒(ぜげん)、いじめでパシり、松本人志、タカラジェンヌ、被害者の罪悪感、複雑性PTSD

圧倒的(絶望的)な力の差による搾取虐待。

典型的なのは児童虐待である。

 

松本人志がお笑い芸人の上下関係を利用して女性を調達したことは事実として間違いないから、「女衒(ぜげん)」という言葉が出てくる。

かって1992年に「暴対法(暴力団による不当な行為等に対する防止法)」が成立する以前に暴力団が芸能の興業を仕切っていた頃には、それは暴力団の仕事だったという解説がある。

 

 

女衒(ぜげん)→女性を売春

に斡旋する業者

 

それに対して「不倫」なら「自力」で女性を調達することになる。

 

支配下にあるお笑い芸人も自らが「女衒」の役割を喜んでしていたわけではなく(本来は暴力団の仕事)、「内面(無意識=心)の苦痛」を感じていたはずである。

 

松本人志の「事実無根」の主張には、既に「女性を調達させホテルで会った」は含まれておらず、「性行為はあった」のも認めているとしたら、争点は「強要の有無」だけである。

 

文春の記事の「強要」は

「暴力による不同意性交」とは描かれてはいない。「同意せぬ性交への無意識=心の恐怖」とされている。

 

 

 

 

 

タカラジェンヌの「いじめ=パワハラ」でも「暴力による強要」で色々させられるわけではない。

 

しかし、被害者の「心=無意識」の苦痛(トラウマ)は大きく、結果として(複雑性PTSD)自殺に至った。

 

 

 

そして「お礼LINE 」に認められる、被害者とされる側に認められる「罪悪感」。

 

 

これら全てを検討するのは精神科医の役割である。

あのN 国党党首の立花孝志ですら「精神科医を含む第三者委員会で検討すべき」と言った。

 

 

 

災害時にだけ「心のケア、心のケア(PTSDの予防)」とうろうろするのではなく、日常診療で複雑性PTSD の診断とキュア(治療)をしてなければ不可能だけどね。

 

 

 

 

 

発達障害(被害者に非がある)診断の精神科医など出てこない方がいい。

 

 

 

2006年 朝日新聞

 

 

2005年 朝日新聞

 

「PTSD の原点」は広島原爆複雑性PTSD 

 

「精神医学のイロハ」

である。

 

 

 

 

ユダヤ人精神科医リフトンによる広島原爆被爆者研究は生存者(被害者)罪悪感を発見し、「複雑性PTSD (ICD-11)」(2018年)の「定義」に取り入れられた(コロナパンデミックにおける、うつしたかもしれない罪悪感トラウマ複雑性PTSD自殺、東京・福岡)。

 

 

精神科医は言わなくても弁護士も既に知ってて解説する(トラウマ被害者、複雑性PTSD)「罪悪感」

 

最新トラウマ精神医学を知らないで墓穴を掘った松本人志とスピードワゴン(日本人にはないフラッシュバックしか知らなかっただろう)

 

リフトンのPTSD 確立→ユダヤ人精神科医ハーマン(PTSD→超拡大・複雑性PTSD)→日本土着の合理主義者である私の

「遅発性・晩発性・複雑性広島長崎原爆と福島県原発事故の中核トラウマ薬物強化受容療法」研究

 

 

「東京大空襲被災と広島原子爆弾被爆の両方を経験し複雑性PTSD を呈した一例」(広島医学2006)

 

リフトンの研究の世界でただ一人の後継者である私。