コロナ後遺症、記憶障害(解離性健忘)・倦怠感(トラウマ転換性症状)、原爆ブラブラ病 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

コロナ後遺症、記憶障害(解離性健忘)・倦怠感(トラウマ転換性症状)、原爆ブラブラ病

 

子供も感じるコロナによる死の恐怖(トラウマ)による認知機能の歪み「(うつしたかもしれない)罪悪感」

 

 

 

複雑性PTSDの「定義」の「罪悪感」はユダヤ人精神科医の

リフトンの広島原爆被爆者研究から

 

 

 

 

 

国営学術情報システム「リサーチマップ」に公開され

「一万回」以上閲覧され、日本人精神科医19000人が誰も

「PTSDの症例報告」が不可能になった「晩発性複雑性広島原爆遺児PTSDの中核トラウマ薬物強化受容療法」。

 

主症状はトラウマ転換性症状(進行する筋肉の萎縮と関節の拘縮)だった。「第一次大戦PTSD」でよく認められたPTSD症状。

 

「ラポール・セディール・SSRI(パキシル)」で器質性障害の逆転現象を認め「完治」した。

 

ラポール→催眠による意識変容状態を介さず、「あなたは脳病ではありません」という治療暗示を患者の無意識・心に伝達する言語的・非言語的な交流。たまに患者がかけてもいない催眠にかかって、ひっくり返ったり、眠りだしたり、星の砂さんみたいに一時間以上怒鳴り始めたり。

 

 

 

最初の広島原爆PTSDの症例報告も主訴は「原爆ブラブラ病(1日中寝たきり)」のトラウマ転換性症状だった。

 

ラポール・SSRI(パキシル)、ラポール・SDA(リスパダール)

に劇的に反応した(新幹線で吉本新喜劇を観にいったり、バイキング仲間たちと岩国駅から錦帯橋まで8kmくらい歩いたり)。元々が夫婦で山登りしたり、「第九」の合唱に参加したり活発な人だった。女学校の一年生で広島市内の建物疎開に動員され、原爆投下の瞬間に同級生たちのほとんどはなぎ倒された(本人はたまたま遮蔽物の陰にいて助かった)。

 

 

「コロナ後遺症」は「コロナ恐怖トラウマ複雑性PTSD」のキュア(治療)をして改善しないところが残れば、それがウイルス感染による器質的な後遺症である。

現状ではPTSDキュアは不可能だけど。