「臨床精神医学」12月号「統合失調症・気分障害の認知機能障害」、コロナパンデミック・原爆 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

「臨床精神医学」12月号「統合失調症・気分障害の認知機能障害」、コロナパンデミック・原爆

 

 

 

 

 

 

 

2018年から事実上の「廃刊」(国際医学文献データーベースPubMedから登録解除)5年目に突入

「精神神経学雑誌」(日本精神神経学会の学会誌)と同様に

何も存在価値もない民間精神科医用雑誌

 

「臨床精神薬理」

「精神科治療学」

に続いて「複雑性PTSD(トラウマは解離性健忘でフラッシュバックはないが幻覚妄想だろうが抑うつだろうが他の症状はなんでもありで解離性同一性障害も珍しくない日本人型PTSD)登場」を前に否認する精神科医用雑誌の3誌目。

 

コロナパンデミックによる複雑性PTSDで自殺者も出た認知機能障害「(うつしたかもしれない)罪

悪感」

 

在宅療養の東京の主婦と福岡の女性が「罪悪感」複雑性PTSD自殺

 

 

コロナ感染で高熱と共に「(うつしたかもしれない)罪悪感」に苦しめられた松井玲奈

 

コロナパンデミックの「圧倒的な死の恐怖」のトラウマで歪められた認知機能の障害である。

 

 

 

ユダヤ人精神科医のリフトンが「PTSDの原点」広島原爆被爆者研究で見出した

認知機能障害「生存者罪悪感(サバイバーズ・ギルト)」

 

 

2018年のアメリカ高校乱射事件の生存者の元チアリーダーの女性

「生存者罪悪感」をヨガ(マインドフルネス)でキュア(治療)しようと試みたが

「生存者罪悪感」複雑性PTSD自殺

 

 

コロナ第一波で治療の最前線に立ち「救急搬送されてきたら死亡している」という

状況で奮闘したが自らも感染。回復後に周囲の止めるのも聞かず職場復帰したが

「生存者罪悪感」複雑性PTSD自殺したニューヨークの女医さん。

 

 

コロナパンデミックによる認知機能障害「罪悪感」はリフトンの「生存者罪悪感」の再現

であることを指摘する日本人精神科医18000人で私一人しかいない。

ウィキペディアの「生存者罪悪感」にリフトンの名はない。

 

アメリカの精神科医もそのことは言わない。原爆を落とした加害者だから。

リフトンはアメリカ人だがホロコーストの犠牲者であるユダヤ人だから原爆PTSDに

取り組めた。

 

 

ユダヤ人精神科医ハーマンは児童虐待複雑性PTSDの認知機能障害

「二重自己」→私が悪いから虐待された

「二重思考」→虐待はなかった

を発見。

 

ハーマンの発見した認知機能障害はリフトンの発見した認知機能障害と重なる

 

「二重自己」→「生存者罪悪感」

「二重思考」→「感覚の麻痺」(原爆投下という惨事がなかったかのように現実味がない)

 

 

「児童期虐待の被害経験者が(遅発性)複雑性PTSDを呈した一例」(広島医学2004)

 

 

「東京大空襲被災と広島原子爆弾被爆の両方を経験し(晩発性)複雑性PTSDを呈した一例」

(広島医学2006)

 

 

 

「児童虐待複雑性PTSD」も「広島原爆(放射能恐怖)複雑性PTSD」も

「福島原発事故放射能恐怖複雑性PTSD」もキュア(治療)する

世界最後の「精神障害=複雑性PTSDのみ」の向精神薬キュア(治療)

「中核トラウマ薬物強化受容療法」

 

人間は外傷の痛みと悲しみと共に生きていかねばならない(受容)